リベルタ・ヴォイスアカデミー

声楽講師:冨岡由理弥(×富岡由里弥)の日々。
対面レッスン(東京・神奈川)&オンラインレッスン(全国・海外も可)

要人に用心

2008年07月31日 | Weblog
仕事で某ホテルに行きました。

すると、とある個室から
5~6人のお付きを従えて
体格の良い男性が出てきました。
見たことあるな・・・と思うと

森喜朗元首相でした。

このホテルは永田町なので
行く度に要人に会うと言っても過言ではありません。
なのでいつもの事だと驚かなかったのですが。

その団体(?)が向かったのは
出てきた個室からわずか10メートル程の
化粧室。
森氏が出てくるのを待ち、
そしてまたゾロゾロと行列を作って個室へ。

たかだかお手洗いに向かうだけなのに
それもこんなに近い距離で
尚且つこのホテル内で最も
人通りの少ないであろう場所なのに
その都度お付きの人がゾロゾロと付いて行く。

総理を退任してから大分経つというのに
それでも要人のガードは
こんなにも気を遣わないとならないのですね。

お手洗いにまで団体で付いてこられたら
落ち着かないだろうなあと・・・。

余計なお世話ですが。



ジークフリート

2008年07月27日 | Weblog
新国立劇場にて
ジークフリートを観てきました。

ジークフリートとは言っても
子供向けの演出です。
なのでワーグナーが苦手な私
(ワグネリアンの方々すみません)でも
楽しめる内容でした。

姪を連れて行ったのですが
ストーリーのパンフも子供向きで
まるでドラクエのキャラのような絵で
解りやすく説明してありました。

会場に入るといきなり
↓こんなセットが。

魔法の剣に大きな字で「さわるな」と
書いてあって笑えました。
それもストーリーの中で重要な役割をする垂れ幕です。
出演者の方々も劇団の方かと思えるほど
演技が上手で、衣装もとってもユニークで
演出が本当に素晴らしく、笑いも沢山あり
大人でも充分に楽しめる内容でした。
子供が対象だけあって
公演は1時間ちょいで終わりましたが
会場の殆どを埋め尽くすチビッコ達も
最後までお行儀良く観ていました。

このシリーズ本当に面白い。

また次回も足を運びたいなと思いました。
そして
「誰にでも解りやすい舞台」というものを
勉強させて貰った気がします。

姪も大喜び。
今度は甥っ子も連れてこよう。

上野でライブ

2008年07月25日 | Weblog
ありえない程の暑さ。
会場に着いた段階でもう
熱射病で死にそうでした。

今日は野外ステージなので
当然クーラーもありません(;;)
↓リハ中にステージ上からみた会場。
オケピみたいに見える場所は
小さな池になっています。


今日はシャンソンの日。
クラシックを勉強してる身としては
シャンソンの発声は全く正反対なので
それはちゃんと切り替えます。
でないと
マイクを使ったポピュラーにはならないので。
しかし今日はお昼にクラシックを歌っていたので
なかなか喉がリセットせずに
苦戦しました^^;

本日の共演者は
マリンバのデュオ
のナツさんとカヨさん。
お二人ともテンション高いですよ~~♪
そして当日の要望にも
コード進行を変更してくれたりして
融通を利かせてくれました。
感謝感謝

そしてパーカッションの田中さんも参加してくれました。
パーカスが入るとビートも変わるし
テンポ感も出やすいので歌っていて気持ちが良かった。

お客様も喜んで下さったようで

PAさん、スタッフさん
ダンサーの方々
本当にありがとうございました

国立音大

2008年07月24日 | Weblog
私の家から一番近い音大。

楽譜のコピーをしたいなら
下手に遠い母校に行くよりも
利用料を払ってでも国音に行ったほうが
ずっと便利だ。
それに国音の楽譜の品揃えは
「東洋一」なのだそう。

とは言っても行くのは初めてで
尚且つ一人では不安だ。

国音出身の子につきあってもらい
図書館へ。

今は何でもPC検索の時代。
便利になったものだ。

欲しい曲目や作曲者を入力すると
在庫の一覧が出て
それを画面上でポチっと申し込むと
数分後には名前を呼ばれて楽譜が手元に入る。

なんだこれ~
全くのお姫様扱いではないですか。

今はどの音大もこの方式のようです。

私が学生時代は
星の数ほどのカード(楽譜の詳細が書いてある)
の中から借りたい楽譜を見つけ出すのだけで
膨大な時間がかかったものだ。

例えて言うならば
大量に重なった名刺の山から
目的の人の名刺を探し出す作業に似ている。

なので図書館に入ると
みんなカードを探す棚の前で
足を棒にさせながら
必死の形相でパタパタと一枚ずつ
しらみ潰しで探してる人ばかりだった。

それから時代は変わり
図書館に入ると
みんなゆったりと椅子に座り
PC画面に向かって
ポチポチと検索している。

そして一瞬で楽譜を手に入れ
涼しい顔で退館していく。


今はそんな時代のようです。


またお世話になります。


芝居

2008年07月21日 | Weblog
「あなたが悲しんで、あなたが驚いちゃ
 ダメなんだよ。
 コンテッサが悲しんで、コンテッサが
 驚かないとならないんだよ」

なかなか難しい事をおっしゃる。

でもこの指摘をされている人は多い。
あくまでも自分自身が演じてるのではなく
その役が演じてるのだということ。

小間使いの立ち振る舞い。
高貴な人間の立ち振る舞い。



そして今回のお叱りは

「冨岡さんは暗譜してても、
 コンテッサは暗譜してるわけないんだよ」

確かにその通り。


なかなか厳しい課題です。

暗譜

2008年07月19日 | Weblog
今日は演出の先生の指導のもと
カヴァレリアのお稽古へ。

そろそろ暗譜に取り掛かってくださいと
メールが回ってきたのは昨日なのに
みんなもう既に暗譜してきている。

暗譜しなきゃと思いつつも
まだ出来ていない自分がいる。

今やらなきゃいけない事に追われていて
なかなか落ち着かないからだ。

そんなの言い訳にはならないけれど。


来週までには暗譜しよう。


レジャー?

2008年07月18日 | Weblog
E・アリエンティ先生がいらっしゃる日。

まだお会いした事が無いので
どんな先生なのかいささか緊張です。
とても厳しい先生なのだろう。

スタジオで待機していると
入り口から入ってきたのは
ゆったりTシャツをラフに着て
首からタオルをかけているイタリア人。

休日のお父さんのような姿。
いや、確かに今日は猛暑ですけれど・・・
それもアリエンティ流なのです(笑

当然日本語はペラペラで
歌ってる間に止める時にも
「ア~チョットゴメンナサイネ」と
丁寧におっしゃってくださる。
そしてもっかい歌い直すように言われ
再び歌うと
「OKアリガト~」と言ってくれます。

とってもジェントルマンなのですが
でも格好は今にもレジャーに出かけてしまいそうです。


そして

試験の結果が出ました。


ふう・・・。

振り返っても仕方が無い。

前に進んでいかなければ。

段取り

2008年07月15日 | Weblog
演出家の先生がヒートアップ。

それぞれの場面を
事細かく指示。
細かいなんてもんじゃない。
特に7番は凄い事になってる。

Basilioは振り回されるわ
倒れてる所にキックくらわせられるわ
やられっぱなし。
SusannaはConteにあちこち触られるわ
抱きつくわで大変。
まさにハチャメチャな場面。
一番作りやすいシーンなので
見てるほうは面白いけれど
やってる本人は覚えるのが大変だと思う。

なるべく録画して
先生の言ってる事を理解しようと思う。
でも先生は早口なのと
限られた時間内で沢山の情報を与えなければならないので
進行もかなり早い。

ついていくのが

大変です。

マエストロ稽古

2008年07月11日 | Weblog
来月の公演のお稽古日。

今まではなかなか息が合わず
バラバラになってた所も
マエストロがいるだけで
一回でピッタリと合います。
人数も集まっていたので
迫力も出たのではないでしょうか。

どの場面が下手(しもて)から入り
どの場面が上手(かみて)から入るのか。

そしてどっちにハケるのか

頭の中に入るのかが不安です。

ま、でもそこは大勢の中の一人。
人に依存してついていけば
何とかなるでしょうか(笑

カヴァレリアでは
お酒を飲むシーンに夢中になりすぎて
ローラを連れて行くのを
忘れてしまいました・・・。
ローラ役の方はとっても綺麗なので
乞うご期待。

満員御礼

2008年07月06日 | Weblog
8ヶ月間練習を重ねてきた
エヴァーグリーンコンサートが
無事終了しました。

お陰さまで今回も
かなり早い段階で
チケットが完売となりました。
↓開演前のお席の様子


今回私が歌ったのは
La BohemeからO soave fanciulla。
イタリア歌曲の四重唱。
Die FledermausからはMeinHerrMarquisと
Bruderlein und Schwesterlein。
杯をあげよ(独語の独特のスペルが入力できない泣)。
チャルダーシュの女王からヤイ・ママン。
美しき青きドナウでは合唱に参加しました。

↓4重唱はピンチヒッターとして
急遽参加しました。


お客様は皆とても喜んで下さって、
合唱団の皆様も練習通りに出来た(?)と
思います。
・・・というより思いたい(笑

本番で失敗したり、笑いをとったりするのも
この会の売りなのでそれもご愛嬌

↓最後は出演者全員と
会場のお客様と一緒に大合唱。


次回は春の予定


ご来場頂きました方々
どうもありがとうございました。