リベルタ・ヴォイスアカデミー

声楽講師:冨岡由理弥(×富岡由里弥)の日々。
対面レッスン(東京・神奈川)&オンラインレッスン(全国・海外も可)

ディクション

2014年06月30日 | Weblog
ディクションのレッスンを受けました。

先生はイタリア語の本を何冊も出版されていて
イタリアオペラも専門なので
どんな質問にも一発で答えて下さいます。

発音がきちんと出来ていても
それが流れるように前にいっていないと
イタリア語としてはおかしいので
どこを強調してどこをどう届けたいのか
どの部分に向かって流していくのか。

それは一生の課題だと思います。

フレージングが大事なんですが
それが思いのほか難しい・・・。
私達は日本語のネイティブなので
考えなくても自然に出来てしまいますが
考えてそれを意識的にやろうとすると
きっと不自然な発音になると思うのです。

楽譜だけではなく
ヴォーカルスコアだけではなく
対訳本だけではなく
最終的にはオペラ台本なるものををきちんと読まないと
答えが無いものもあったり。

なかなか台本までありつくのは
自分の語学力では大変でありますが・・・


もっと慣れないと




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魔笛

2014年06月22日 | Weblog
友人の出演する魔笛を見てきました
@府中の森芸術劇場

キャストは第一線で活躍されている一流の方々が多く
全て日本語上演&地域の合唱団の方々と
バレエの方々も協力のもと
とてもアットホームな公演でした。

普段オペラというものにあまに馴染みのない人でも
子供さんから幅広く楽しめるような演出でした。

日本語の上演だったので当然字幕は無いのですが
会場の音響がクラシックのための残響なので
セリフや歌詞もなかなか聞き取りにくかったかも・・・。
キャストの方はそれぞれ素晴らしい方々ゆえに
声は響いて届いてくるのですが
歌詞とセリフをあの音響の中で理解させるには
初めての方々には若干大変だったかのように思います。

でも演出はオーソドックスでそして個々に笑いを入れていて
合唱の皆様も歌う箇所以外にも沢山登場して
その場の物語を表現してくれていました。

同じ大学のYちゃんにも久しぶりに会って
昔話に華が咲きましたが
時間が足りな過ぎた

みんなそれぞれ頑張ってるんだな~と
嬉しくおもいました





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Nino Rota について

2014年06月18日 | Weblog
今日は小林一男先生によるNino Rota(ニーノ・ロータ)における作品解説でした。

ちょっと難しそうですけでども。
実際確かに難しかったのですが、非常に興味深い作曲者で
ありました。
一般的には知られていませんが
元々はクラシックをきちんと勉強した畑で
一番弟子にあの巨匠ムーティがいまして。

映画音楽も沢山作っており
一番の成功は何と言ってもコッポラ監督の
ゴッドファーザーⅠ・Ⅱが代表作でその「愛のテーマ」なども
言わずと知れた作品となってまして。

アカデミー作曲賞とか
ゴールデン・グローブ作曲賞などを受賞して
作曲家としてこれ以上無い成功を収めたのであります。

けれども、これだけの輝かしい受賞をしながらも
本人はやはりクラシックの畑であることに拘り
あくまでも映画音楽は本業ではない(趣味)とのスタンスを崩しませんでした。
(趣味であんな受賞しちゃうなんでニクイですけどw)

わずか15歳にして最初のオペラを作曲して、
生涯11のオペラを作曲しました。
彼の死後、ようやくそれが徐々に評価されるようになってきまして。
それでもまだ未発表なものがあったり。
多くの芸術家が、評価され始めるのが死後だいぶ
経ってからというのが非常に残念ですが・・・・。

彼の2番目のオペラ作品である「アリオダンテ」
初演が1942年11月22日なのですが。
ここで小林先生が「僕の自慢の一品です」と見せて下さったアリオダンテの台本。


おおおおおーーっ

ロータのサインと同時に
左から、22.ⅩⅠ.42 と書いてあるではないですか。
これはまさしく、アリオダンテがパルマで初演された日時と合致。
(日にちの記載は日本とは逆で日、月、年の順です)

なんということでしょう~。

他にも色々と作品について勉強しましたが
あまりにも専門的過ぎてしまうので
ここには書ききれずです^^。

来年春にはロータの作品
「フィレンツェの麦わら帽子」に
参加出来る予定です





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ガラコン

2014年06月15日 | Weblog
今日は、生徒さん達(約10人ほど)で
ガラコンサートに行ってまいりました。

出演は(敬称略)

砂川涼子
村上敏明
樋口達哉
清水華澄
安藤赴美子
牧野正人
青山貴
森口賢二
ピアノ河原忠之

という層々たるメンバーであります。

出演者4人に差し入れをマルイで買ったのですが
包装する店員さんが遅くて、目的の電車に乗れず
立川からタクシーで行きました^^;
チケットは生徒さんにお任せしていたので
S席ならどこでも良いので~と言ったまま
自分の場所を確認していなかったのですが。
着いてびっくり!
まさかの最前列でした(笑


クラシックで前列に座るというのは
よっぽど何か特別な理由が無い限りありえないのですが
なかなか良い経験をさせていただきました
最前列で鑑賞したのって、記憶の中では
数年前のディズニーショー以来かも(笑

夜に樋口さんからのメールで
「何で最前列にいたん?笑ろうたわ~」って
言われてしまいましたw 
やはり見つかってました・・・あはは

とにもかくにも藤原・二期会のトップクラスの歌い手さんが
集まるコンサートだったのもあり
とても素晴らしい方々ばかりで勉強になりました。

会場でお客様にもお声をかけていただき
以前のディナーショーにいらして下さった方でした。
自分の活動が、こうして記憶に残って下さることがとても嬉しく
そして改めて襟を正して頑張らないといけないなと思いました。

最近、お顔を存じ上げないお客様にお声をかけて
いただく事もたまにあるので、
気を抜けないなあと思っています

生徒さん達は皆さんとても満足して下さって
帰りにビール飲んで行こうと盛り上がっていました
私は方角が違ったのでご一緒できませんでしたが
みなさんアフターなさったのかな^^

出演者の皆様に

Bravissimi





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抜歯&公開レッスン

2014年06月13日 | Weblog
今日は先月に引き続き、右上の親不知を抜歯しました。

なかなかの難産で骨の癒着もあり
予後の痛みや出血がなかなか止まらなかったのですが
今日は以前からどうしても行きたかった
嶺貞子先生の公開レッスンに聴講に行きました。


開始5分前に到着したらもう会場はほぼいっぱい。
学生さんだけでなく澤畑先生などのお姿もありました。
やばい座るとこないかも・・・ギリギリでした@@;

嶺先生は杖をお使いになっておられて
足がお悪いようでしたが、しっかりとされていて
とても厳しいレッスンでありました。
学生さんには難しいであろう事も要求されていましたが
私は受講されてる皆さんより倍くらい(笑)生きているので
少しだけわかりましたが
彼女たちには辛かったかも・・と思うシーンも。
胸が痛くなりましたが、そうやって上手くなって行くんだなあと思うと
とても良い機会なんだと思いました。

作詞家の経歴や背景、それぞれの曲の表面的な意味と裏の意味。
レガートはどう作るかという事については
仰る通りだと思いました。
それを二十歳前後であの人数の中で
大御所に叱咤されずにすぐに出来るかと言われたら
それはもう鍛えられるの一言かとw

音が繋がればレガートかといったらそう簡単な事ではないし
やっている事と出来ている事はどんなに遠い事か。

それは私自身も日々痛感している事なので
自分の練習も毎回録音をして聞いています。

嶺先生も、限られた時間の中で決められた人数のレッスンを
しないとならないので、ストライクゾーンを非常に広くしてくださっていると思いますが
仰ってる事はもっともでありました。

時代はどんどん変わっていくので
大先生だから全てが正解という事でもないし
かといって
新鋭マエストロだから全てが正解という事でもないでしょう。

その時その時によって自分にとって
一番ベストなものを選んで吸収していく力も
必要なんだなと思っています。


とにかく歯が(というか顎の骨全体が)痛くて&
血が止まらずに終始ずっと血の味ばかりで不快で
あまり講座に集中できなかったのが残念であります

来週ももう一度開催されるとのことで
行けたらいきたいと思っています。






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コレペティ稽古

2014年06月09日 | Weblog
先週今週と続けてコレペ稽古。

相変わらず声の事をみっちりと

言葉をどう流していくか、
どこをどの向きでどれくらい開けていけば
響きになるのか。
相変わらず1ミリの半分の調整に終始。
針に穴を通すほどの差。
それを許してくれないのがありがたい。

レッスンは終始大爆笑ばかりで
録音聞いてても可笑しくて笑ってしまうけど
やってる事はすごく細かくて大事な事なんです。

全ての音において全ての母音が同じポジションに
居ないとならない。
勿論そのポジションの位置は完璧ピシっとしたところに
入っていないとならない。
言うのは簡単でありますが
それをするのがどれだけ難しい事か。

音によってその調整する角度や広さが全部異なり、
母音によってもバラバラになってしまう。

そして声のことばかりに集中していると音楽が疎かになってしまう。
流れが止まってしまったり、表現が甘くなってしまったり。
やる事が多すぎますw

でも上達したい欲がある限りはずっと戦いだと思っています。

大変です~~~~~


でもすっごく楽しいのです。

だからやめられない






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台本研究

2014年06月04日 | Weblog
今日は森田先生の台本研究Ⅱの講座でした。
前回の台本研究Ⅰに続いて、とても興味深い内容です。

歌って下さった受講生の方々は本当に素晴らしく
とても勉強になりました。

イタリア語というのは一見発音がカタカナに似ているので
(あくまでも他の言語の曲に比べたらという意味ですが)
音節や流れや深い意味を掘り下げていくと
どこまでも奥が深いものであります。

同じ単語でも、ここの場合は八分音符で書かれているのに
こちらはなぜか16分音符のタイで表されている。
それには意味があったり。
オペラは楽譜だけではなくリブレット(台本)を良く読むと
色々なヒントが沢山記されている。
リブレットといっても、対訳ではなく本当の台本のほうです。
なので全てイタリア語ですので解読は決して容易ではありませんが・・・。

ですが、それをよく見ていくと
作曲者が、台本作家が、原作者が
何をどう表現したくてここを書いたのかが良く見えてきます。

今日題材になった3曲は

アドリアーナ
ヴィオレッタ
バタフライ

どれも私の声種範囲内(自分の声に対して
レパートリーとしてありうるという意)なので
すごく得をした気持ちになりました






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グルメいろいろ

2014年06月03日 | Weblog
先月は大学の先輩である京子先輩が出演している
東京ディズニーリゾートポリネシアン・パラダイスを見てきました
先輩は本当に綺麗でそして済んだ声でとっても素敵でした!

一番右の緑の衣装が先輩。
お料理はどれも美味しくて、デザートも十分な量!

最後はみんなで踊りましょうのコーナーだったんだけど
私も一緒に行った友達も踊りが下手過ぎて笑えました(笑


昨日はメゾのユカちゃんと一緒に
丸ビルのマンゴーツリー東京へ行ってきました。
ビュッフェなんだけども、全体的にピリ辛ですが
私でも食べれるくらいでどれも美味しかった!

平日なのに結構待たされたのでやはり人気店なんです
スイカのジュースはお気に入り!


そして今日は合唱のレッスンの合間のおやつとして
博多の明太子かりんとう。
華丸・大吉とのコラボとのことで、びっしりと似顔絵がw

ちょっとクセになる味でした!




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お弁当

2014年06月01日 | Weblog
生徒さんのHさんはいつも餌付けをして下さいます(笑

今日は松花堂弁当


本当にありがたいw

声もだんだんと良くなっていっています。
昔はどうしても自己流で喉でキーって
声が出てしまっていたのですが
癖をなくして楽に本来の方向に声が行くように
毎回アドバイスさせていただいていますが
だいぶ掴めてきたみたいです!

癖は十人十色。

生徒さんそれぞれ別の癖を持っていますが
それを無くして少しでも楽に声が出せるように
そして歌いたい歌が歌えるように
お手伝いをさせていただけるのは本当に楽しいです。

そして生徒さんから
声が出るようになったとか
解ってきた!と報告を受けると
とっても嬉しいし、この仕事をしてきて良かったと
心から思います

私自身、現在も現役プレイヤーでもあり
日々練習をしながらも
定期的に習ってもいるので、
常にフレッシュなものがアドバイスできるのもあります。
インプットが常にあるので
引き出しも多く持てるというのがあるのかも。

生徒さんから得るものも沢山あるので
お互いが勉強になっているんですね




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