リベルタ・ヴォイスアカデミー

声楽講師:冨岡由理弥(×富岡由里弥)の日々。
対面レッスン(東京・神奈川)&オンラインレッスン(全国・海外も可)

西洋音楽史

2019年01月07日 | Weblog
今日は西洋音楽史の講座でした。


本日のテーマは

「古代・中世・ルネサンス期」です。

西洋音楽というものが出来上がったのが
ヨーロッパ中世頃からだんだん・・・
という感じです。


資料はネウマ譜と呼ばれる
ものすごい古い楽譜の書き方です。
これは今の私達が普段目にしている
楽譜とは全く別の読み方をします。


まずはグレゴリオ聖歌を聴きながら
その特徴や、音域の使い方や節回しなどの特徴。
典型的なモノフォニーであり
どこまでも神々しい響き。


そしてジョスカン・デプレ(ca1450-1521)のモテット。
ルネサンス中期の音楽で
ア・カペラではあるもののポリフォニーと呼ばれる多声音楽。
フーガのような通模倣の形式をとっている。

この時代のものはあまり普段、耳にする機会は
やたらと多い訳では無いですけれど
テレビなどで宗教画などが映し出された時に
よくバックで流れていたりする事もあります。

グレゴリオ聖歌



Josquin Desprez で

でYoutube検索などしていただくと、

「あ~!こーゆー感じの歌ね」

と、聴いた事があると思います。


是非、聴いてみて下さいね



※グレゴリオ聖歌は和音が一切ありません。
ただひたすら、メロディーだけですので
もしかしたらちょっと退屈かも知れません。

ジョスカン・デプレのほうが
それに比べて和音があり
メロディも少し動きがありますので
比較的に馴染みやすいかも。


レッスン

2019年01月06日 | Weblog
今日は、初レッスン(習うほう)でした

改めて、自分の癖を知るきっかけにもなったし
どのように歌ったら良いのか
自分の身体はどうなっているのか
見つめなおすきっかけになりました

ロマン派のオペラのように
自分の感情を爆発させて良いものではなく
決められた様式を守りつつ
そこから湧き出るものを表現しないとならない。

決して簡単な事では無いのですが
それが出来ないといけませんので。


改めてとても勉強になりました。


自分の録音を聴くと
確かにそうだなと発見できるとろもあり
反面教師でもあり
大事な勉強方法だと思います。


4月のヘンデル協会でのメサイヤに
去年と引き続き出演させていただけることになりました。

楽しみです


仕事始め

2019年01月05日 | Weblog
本日からホームレッスンスタートです。

お正月期間はレッスンに来れない方
ばかりではなく
むしろ、連休中のほうが
お仕事が休みでレッスンに来やすい

という方もいらっしゃるので
基本的には私は年中無休なのですが(笑


今年の仕事始めは本日5日となりました。


今年は仕事での目標が色々とあります

まだ具体化しておらず
構想段階ではあるのですが
でも絶対実現したいと思っています。

それにあたって忙しくなるかも知れませんが
私の夢ですので
実現に向けて頑張りたい。


まずは

もっともっと筋力をつけて
体力増進を心がけたいです


今年もよろしくお願いします







対訳

2019年01月04日 | Weblog
年末年始はにあまり休んでばかりもいられず
その中でも、コンサートの対訳を作っていかなければ
いけません。

18日に開催されるスターバト・マーテル。
その対訳ですけれども
どの本に載っている対訳も全て版権がありますので
自分の言葉で訳していかなければいけません。

といっても、ラテン語ですので
なかなか訳すのは容易ではありません

イタリア語に似てるのかと思いきや
共通しているなあという言葉はごく一部で
殆どが全く別物のように感じます。

更に、言葉そのものが古く
そして語っている内容も内容ですので。

かといって、
読んでる方に伝わらなければいけないので
あまり難しい言葉でもいけないし
頭を使いますね・・・



どうしても自分の言葉で訳せない時には
やはり大先生方のご著書に頼るしかありません・・・

でもなるべく自分の言葉で訳したいので
文献は参考程度にとどめました。


時間も労力も使いますが
好きな作業でもあります


頑張ります