リベルタ・ヴォイスアカデミー

声楽講師:冨岡由理弥(×富岡由里弥)の日々。
対面レッスン(東京・神奈川)&オンラインレッスン(全国・海外も可)

バイクの危機

2013年09月28日 | Weblog
今日はVivardi「GLORIA」の本番でした。
午前中の最終リハには原チャリで向かいました。
リハが終わって待ち時間が3時間ほどあったので一旦帰宅し、
本番に向けて色々と化粧をしてドレスを持っていざ再び出発。

あれ?エンジンがかからない・・・。

ギュルルルル ギュルルル 

何度回してもかからない。
午前中は何の問題もなかったのにどうして~と焦るばかり。
電車での移動のつもりで時間を計算しておらず
原チャリだったらものの5分で着く場所なので
今から電車に乗ると遅くなってしまうので
急遽タクシーで向かいました

予想外のトラブルに見舞われましたが
本当に壊れているのか、私の操作で何かミスがあってかからないのか
確認をする時間も無いままバタバタでした@@;

素晴らしい合唱団、オーケストラ
そして素敵なソリストの方々と共演して
とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

リハではオケがステージに乗りきらずに
弦の2列が客席で演奏するというオケピっぷりでしたが
本番はスペースが出来て一安心(笑

ダンス教室のお仲間Mさんのご主人が
プロのようなカメラで撮ってくださいました。

なんかテレビ中継っぽいw


断捨離

2013年09月23日 | Weblog
今月末にあるGloria2回目のオケ合わせが終わりました。


国分寺市歌というものを初めて歌ってみましたが
なかなか良い曲でした^^
あとは本番当日だけなので楽しみたいと思います。

今週は色々と心機一転で、大きな断捨離を始めてみました。
(ブームにはだいぶ遅れていますがw)
まずはPC関係。
Windowsのデスクトップは4年ほど経って
重くなってきたし場所も取るので姉にあげることにしました。
その代わりにVaioのノートを買いました

色はピンクでバカっぽくw
イラストレーターを使うことが多いので
画面は大きめのインチ。そしてタッチパネルなので便利です。

Mac Bookは新旧ありますが既に古いほうのMacは限界
iPadもあるので近いうちにモデムのバージョンアップを
しないと速度が追い付かないかも・・・。

そして、従来デスクトップを使用するのに
ビューローを使っていました。
年代もので、父がすご~~く昔に
とあるフランス料理店にオブジェとして置いてあった
ビューローが気にいり、お店に交渉して譲ってもらったもの。
ずっと実家で使っていたのですが
私が使うようになって15年ほど。
お友達が来る度に「これって良いやつだよね」
とみんな見る目があったようです。
私としてはただの場所をとる大きな家具って
ことしか無かったので、一番見る目が無いのは
私なんですけども(笑

そんな家具なので不要になっても粗大ごみに出すのは
なんか抵抗があって・・・
そしたらダンスのナエ先生が
欲しいと言ってくれたので差し上げました!
良いお宅に里子に出せてよかったです

あとは3人がけのソファーベッド等
これらはもうそのまま粗大ごみです。
結構高価なものだったので勿体ないんですけど
レッスン室にあるとどうしても邪魔になっちゃうので・・・。

そんなこんなでこの秋は一新して家が
広くなる予定です。

他にもやらなきゃならないことが重なって
ちょっと余裕が無いですが、
毎日充実しています




体作り

2013年09月15日 | Weblog
10月のTROVATOREの稽古も既に始まっていますが
今日からは今月末のVivardi作曲グローリアの稽古も始まりました。
軽く音合わせをして、その後のオケ合わせまで2時間空きが出来たので
その間に久しぶりにブログ更新などしてみようかと。

イタリアから帰国後は生徒さんのレッスンに
追われていましたが、自分の中で大きな目標も出来ました。
それには考え方や習慣をガラっと替える必要もありますが
生活も変わってくるかも知れません。
自分にとって何が必要で何が必要じゃないかを
どんどんと見極めていかないとならないなあと思っています。
今まで歌というものに真面目に向き合ってきたけれど
更に真剣さが変わったかも。

あとは体重のことも(笑
女としての見た目で考えたら私は決して痩せてはいないけど。
でも、歌い手として考えたらもう少し体重は必要と思うのです。

もちろんただ太れば良い声が出るかっていえば
そんな単純な事ではありません。
でも、オペラを歌うにあたって
最低限の体は必要なんですよね。

特に私のようなリリックの声の場合は尚更。
レッジェーロの方はそこまで体は必要なくとも
求められている声は違うので。
私の場合は年々(というか実際には月ごとに)
どんどん声が充実していってるのもあるし。

幸い、体重を意識的に増やすと
顔や腕など歌に関係ない部分からではなく
お腹周りや足腰など、一番必要な部分についてくれるので
それはありがたいかも

ドレスがまた入らなくなっていくかな^^;

Teatro Sociale

2013年09月04日 | Weblog
毎日通っている学校と劇場は滞在のアパートから歩いて行ける距離です。

とにかく往復が多かったので
近い事は何よりも助かりました

本番2回はこの劇場で行われました。
馬蹄形の可愛い劇場で素敵です。

リハ中。

ステージから客席を見た角度

3階席から

どちらもネットから拾った画像なので大きくならずに残念

プッチーニ作曲のオペラ。
ロドルフォ役のLucaと。
みんなからルカちゃんルカちゃんと可愛いがられて人気者


モーツァルトのオペラはドタバタ喜劇で
とにかく忙しかった
舞台をダッシュで走らなければならないシーンがあり
なんとスカートを踏んで転倒

その時すでに本番1時間前。。。。
急いでスカートを短く縫わないとならず
ソーイングセットを2セット使って
3人がかりで急いで縫いました。
刻々と本番が近付いていて時間との戦いでしたが
みんなが手伝ってくれて本当に有り難く助かりました!
他の歌い手さん達もそれぞれ自分も出番があって落ち着かないというのに
私の為に汗かいて助けてくれて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
みんながいなかったら本番でもコケてたはず

お陰で転ばずにダッシュ出来た!!



本番当日でも平気で朝からレッスンや別の本番の為の稽古がガンガン入り
夜の本番のGPは開場の1時間前に終わるという弾丸スケジュールで
ゆっくり化粧をする時間も、習った事を復習する時間も無いほどの
超絶な内容でありましたが、身になる事は多かったです。

毎日遅いと10時頃まで稽古があり、その後帰って自炊という生活だったので
朝は当然みんな眠い。。。。
毎朝イタリア語の授業があるのですが
ほとんどまぶたがくっついて頭が回ってない状態で授業を受けていて
本当に申し訳ない。。。
それでも根気よく指導して下さったイラリア先生と。


フランス語のディクションを解りやすく
教えてくれたマスタークラスのマエストロ Glen Morton
イタリア語の言葉の運び方や流れを常に意識する事を教えてくれたマエストロ Ubaldo Fabbri 
お2方の先生とも写真を撮る余裕すら無かったです。。。


私の声をどんどんと良い方向に導いてくれている美穂子先生(青ドレス)
頭に乗っているのは私のズラですw 
とにかく全てのディレクターと稽古をとりまとめてお世話になったみか先生(ピンクドレス)

本当にお世話になりました



Teatro Vittoria & Chiesa

2013年09月04日 | Weblog
まず最初の本番は、サンマリノという小さな国。
イタリアの中にあってイタリアではないミニ国家であります。

私はイタリア専用のWi-Fiを持っていったのですが
サンマリノの国境を超えると見事に繋がらなくなる。
ごまかせなかったか^^;

会場はTeatro Vittoria という劇場。
イタリアの方々は本当に音楽が好きでいてくれて
3階席のボックスまでいっぱいでした!

写真が大きくならないのが残念。。。^^;


帰るときに出演者全員でお見送り。
お客様はみんな温かくて、この国の音楽へ対する情熱や
そして尊敬が伝わってきました。
ジーパンなんて誰一人とおらず、女性は車いすの高齢の方々まで
揃いも揃ってみなお洒落をして下さって、
男性はタキシードの方もいらっしゃいました。
本当に有り難かったです。

数日後には今度は教会での宗教曲。
選曲も数日前に決まったという人もいるので
なかなかハードではありましたが
とても気持ちよく歌えました。
リハが開演時間ギリギリにまでかかってしまったので
駆け足であれよあれよという間に終わった感じ。

控え室でみんなと。

イギリス人のFelicityちゃんに英語の発音を教わって
代わりに下らない日本語を教えて、打ち上げ後の上機嫌な2人。


この日は美穂子先生のお誕生日だったので
サプライズでハッピーバースデイを歌い、
お店から小さいケーキのプレゼント

生徒一同からのプレゼントは
先生がほしがっていて、でも買おうかどうしようか
何日も迷っていた洋服をナイショでゲット!
とても喜んでくれて大成功です



怒濤の日々がスタート

2013年09月04日 | Weblog
観光は一日で終わり、早速次の日からNovafeltriaへ移動です。

滞在はアパートで毎日が自炊です。
本番は3回のつもりでしたが蓋を開けてみたら4回でした
この短期間で4回なので、2日連続とかがあります。
日々、一日中マスタークラスやレッスン、オペラ稽古に追われます。

毎日の時間割が出てるんですが、どのタイミングでご飯作るのか?
を常に考えないと食べ損ねてしまいますw
日本のようにコンビニがあるわけでも無いので
ぱっとすぐに食べれるものも無いですし
バールには食べるものはほぼ売り切れですし。。。
田舎なのでスーパーは12時から4時までながーーい昼休憩でお休みだし。
唯一オフの日も日曜日なのでどこも店が空いてないという状況

なのでスーパーに行ったらあれもこれも買い込み
食事も手分けして作ります。
仲間が一緒に作るのでなにげに豪華w


この写真は美穂子先生の部屋でみんなで持ち寄りパーティの日。
まな板やきちんとした包丁も無い限られた台所用品の中で
それぞれが腕をふるって作ってくれました。
私はスペインオムレツを作りました(写真中央)

そして8人分のコーヒーを入れるのに
3台のmacchinettaとお鍋でコンロががフル稼働w


シャワーのお湯が出ずに、初日は水風呂を浴びる羽目になり。
夜中だったので宿のおじさん兄弟が不在で連絡取れず。
次の日に言ったらすぐに直してくれました。
2日目は無事お湯でシャワーを浴びたのに手が滑って落とし、
シャワーヘッドを私がボッキリと折ってしまい
再び宿のおっちゃん(兄)にお世話になる図w

折れたヘッド返すと言ったら「僕からの土産だ」とイタリアンジョーク。
以後、このブラザーズに何度出動してもらった事か。。。笑

枕の柔らかいのが欲しいと言いにいったら
「2分で持ってくよ」とブラザーズ(弟)
約束より38分遅れてようやく現れたのは上半身裸で枕を二個持つ弟。
いちいちワイルドで笑わせてくれまして。

ある時は部屋に大きな蜂が出てまたSOS。大騒ぎで退治した蜂をまた土産にくれそうになったり
とにかく終始、みんなに愛される宿のおじさん兄弟でありました。

とにかく色んなものが不便な中での生活なので自分たちも色々と知恵がついてきます。
強力マスカラ用のメイク落としを忘れ
朝市や色んな店で捜すも、オイルのメイク落としはどこにも売っておらず。。。
困ったな~と思いきや、ルームメイトの美和子さんが
「オリーブオイルで落ちるんじゃない?」と提案。
確かに落ちるかも。とやってみたら見事に落ちまして
それ以降最後までずっとオリーブオイルで化粧を落としてましたw
ある日突然玄関ドアがギーギーと開閉の度にきしむようになり
スプレーをまたブラザーズに借りに行こうかと思ったのですが
これまた万能オリーブオイルをたらしたら一気に滑らかになり即解決

オリーブオイルで天ぷらも作ったし、何でもこれ1本で過ごしてたかもw

そんな生活の中、本番はどんどん行われています。

以降の記事で本番の様子などもアップしていきます。




帰国しました&ちょこっと観光記

2013年09月04日 | Weblog
帰国の日付けを一日間違えておりました^^;

東周りの場合は私は時差ボケがかなりきつく出るので
一日休んでからレッスン再開するつもりが、
帰国した次の日の午前中からレッスンでしたw

今回は滞在が比較的長かったのと内容が濃かったので
滞在記は徐々に分けながら投稿していこうと思います。

今回はNovafeltriaという町で勉強してきました。
数日前にボローニャ入りをし、少しだけ観光しました。
ボローニャの駅からヴェネツィアまでItaloという鉄道会社でチケットを取り
新しい車両にて約1時間ほど。

チケットは3000円ほどですが、日本のように改札はありません。

田舎町の風景を眺めながら初のヴェネツィアに到着!
地元の友人が全て案内してくれたので
迷う事もなく見たい個所に連れていってくれました。
イタリア人らしからぬ(?)大人しくて真面目なので
一日一緒にいても疲れなかった^^;

塔の上に上って街を一望。ため息が出るほど綺麗でした。

お目当てのフェニーチェ歌劇場


正面2階のセレブなVIP用ボックス席。
お城かってくらいに贅沢な装飾で、眩しかった。


演目は鑑賞する事が出来なかったのですが
友人は別日にアイーダを見たらしい。羨ましい

沢山のヴェネツィアングラスがあり、友人のお土産を買ったり
名所を巡ったり、思いっきり観光をしました。
本当はブラーノという街にも行きたかったんだけども
一日しか時間が無く、日帰りしなければならなかったので
泣く泣く諦めました。
どうせイタリアは毎年行くので、チャンスはいくらでもある!
と言い聞かせ、後ろ髪を引かれる思いでヴェネツィアを後にしました。

ガイドしてくれたGianfranco ありがとう


一気に日程は飛びますが、帰国の前日にボローニャの街を
案内してくれたのはValentinaちゃん。

建物の説明や、石畳の由来など
ガイドブックには載っていない事を教えてくれて
すごく勉強になりました。

立派な図書館や解剖学の為のテアトロや
地元で有名な美味しいジェラート屋さんなども。
ここで座って色んな事を話しているうちに
目の前でマリファナ吸い始めた家族がいたので
すぐに退散(笑

Valeちゃんありがとう!
今度は日本にも遊びにきてね
その時は私が案内します。

夜は、歌い手のみんなでこれまた美味しいと有名な
レストランへ。
注文と違うものが出てきたりしたけど
どれも美味しかったのでそのまま食べましたw