リベルタ・ヴォイスアカデミー

声楽講師:冨岡由理弥(×富岡由里弥)の日々。
対面レッスン(東京・神奈川)&オンラインレッスン(全国・海外も可)

最後の練習

2018年11月30日 | Weblog
今日は火曜日ではありませんが
臨時で合唱稽古の日でありました。

前後にレッスンもびっちり。

本番までにあと火曜日は二回ありますが、
その2回ともが
荒通しと通しになります。

通しは、どんなに間違えようと失敗しようと
止めたり戻ったりはしません

ですので、実質
稽古が出来るのは今日までという事になります。

限られたスペースでどう動くか
どうやって導線を取るか
これだけ人数が多いと
決して簡単な事ではありません。

特に
エヴァーグリーンにとっては
初めての会場ですので
今までと勝手も違い
色々と大変かと思います。

でも皆様、一生懸命頑張ってくれてるし
それぞれの役割を受け持って下さったり
本当に協力的で有難いです

今日のお菓子はこれ


いつもあまりに忙しさに
休憩中にお菓子を口に入れる余裕すらないのですが
それでも糖分を摂取するひと時は
大事かなあと・・・。

でもちょっと炭水化物を摂り過ぎたので
帰りはレストランで
この巨大サラダを。


写真だと巨大感が出ませんが
3~4人前と書いてあります。
私には4人前のサラダも
普通にペロっと食べちゃうんですけれど^^;




自分のレッスン

2018年11月28日 | Weblog
今日は自分が習うほうのレッスンで
ちょっとだけ遠出(?)をしてきました。

いつに無く褒めていただけた所もあり
嬉しくもあったのですが
やはりまだまだ課題は多く・・・。

自分にとって
「こんな程度で良いだろう」とは決して思っていないのですが
なかなかラテン語の壁が厚く
難しいです。

辞書はあるものの
文法や変化がわからないので
辞書にそのまま載っていない言葉が多く
それをどう解釈し
どう表現していくのかというのが
容易では決して無いですね。

そして、「表現しているつもり」でも
伝わらなければそれはやっている事にはならないし
まだまだ修行を重ねていかなければ
いけないなと思うばかりであります。

帰り道の電車は
ボックスシートでした。


なんか小旅行っぽい





手作り

2018年11月27日 | Weblog
今日は

ボイトレ

個人レッスン

合唱

重唱レッスン

重唱レッスン

というメニュー。

久しぶりの用賀の稽古場です。

桜新町での広い場所では
なかなかきちんと音楽的な事が出来ずに
ちょっと荒くなってしまいますので
今回は音楽的な事と
大事なアナウンスを沢山お伝えしました

今回はホールですし、
皆さまにとって初めての会場ですので
色々と勝手も違いますので
予めお伝えしておかなければいけない事が
山ほどあります。

そして今日は!

団員のYさんが
クリスマスの飾りを沢山作ってきてくださいましたよ~~~


こんなに沢山

早いもの勝ちだという事で、
早速ピンクをゲット


可愛い

合唱用のバインダーにつけました!





バイエルン

2018年11月26日 | Weblog

今日はサントリーホールにてバイエルン放送交響楽団でありました。

指揮はヤンソンスが降りたのでズービン・メータ。
ピアノはキーシン。

ヤンソンスが病気で降りとはいえ、
代役のメータがもう歩けないほどで
杖をついて支えられながら指揮台へ登場しました。

よく引き受けてくれたと感動しかありません

キーシンは力強いタッチと
男性的な音で聴かせてくれました。
席がカミテ寄りだったので
重心のかけかたや指さばきが見えませんが
その代わりに指揮やオケの動きがしっかり見えるので
サントリーのP席はお気に入りです

マエストロはカーテンコールでは
車椅子で登場し、会場から割れんばかりの拍手。

生で聴けるのは今回が最後だろうなと感じましたが
あんな体調なのに代役をお引き受けいただき、
来日して下さった事に心から感謝の気持ちで
いっぱいです。


終わってから、
バイエルンの首席パーカッショニストのRaymond さんと
Markさんをを囲んで
みんなで宴を



私以外は全員、英語が話せるので
皆さま英語でペラペラとお話をなさっていますが
私はもうほぼ英語は皆無なので
大人しくしていようかなあと思ったところ・・・。

まさかのRaymond さんがイタリア語を話せるという事が発覚し
これは有難い

周りが全員英語で会話している中で、
私達だけイタリア語で話すというカオスな状態に(笑


また来年もお待ちしております

Presepio

2018年11月25日 | Weblog
今日はホームレッスン三昧の日。

クリスマスの飾りつけも
12月になったら出そうかなと思っていたのですが
今年は一足早く(といってもかなり早く?)
クリスマス気分を

イタリアではクリスマスツリーを飾るよりも
Presepio(プレゼーピオ)
または
Presepe(プレゼーペ)
という、こういったミニチュアが飾られます。



これは、馬小屋でイエスが生まれた瞬間の
ミニチュアを飾るのが伝統です。

本当は12月25日になるまで
イエスは置かないのですが、
写真を撮るのに
先に置いてしまいました(笑

12月になったら
町中ももっとクリスマス感が出てきて
ウキウキしてきますよね



クリスマス・オラトリオ

2018年11月24日 | Weblog
今日はBCJことバッハ・コレギウム・ジャパン
のクリスマス・オラトリオを聴いて参りました


そもそもオラトリオってなんぞやという事でありますが
ローマ・カトリック教会の、主に聖書の言葉を扱った宗教曲です。
ヘンデル作曲の有名な「メサイア」もオラトリオの代表曲であります。

今回は「クリオラ」と略される
バッハのクリスマス・オラトリオですが
クリスマス期間である
1734年の12月25日から
1735年の1月6日
までに、6回に分けてバッハが作った
カンタータの事です。
(そもそものクリスマスの期間の概念が
現在の日本の感覚とは違います)

今ではこの6回分(全64曲)を
休憩を挟みながら1日で演奏するのが通例となっています。

ですのでマタイやヨハネと並ぶ
全てで2時間半ほどの大曲であります。

最初のコラールで、
もう心臓がドキドキしてしまって興奮しました
前から2列目だったので
指揮の雅明先生の息使いや
どう音楽を進めていきたいかが手に取るようにわかりました。


ソプラノのソリストはハナ・ブラシコヴァ。
今までは録音や動画でしか聞いた事が無かったのですが
実際に生で聴くとなんて音楽的で素晴らしい歌唱なんだろうと
溜息しか出ません。

心が洗われる演奏で
来月のメサイアも益々楽しみです。




最強オケ

2018年11月23日 | Weblog
いよいよ今日は
ウィーンフィルのオケです

先日の室内楽でも相当感動しましたが
今日はとうとうオケですので
楽しみでした

早めについて、
サントリー向いの中華で
ちょっと遅めのランチをいただきました。

チャンジャオロースの向こう側に見えるのが
サントリーの正面入り口です。
見えないですね(笑

今日はブルックナーの5番。
個人的にはブルックナーは
一度聞いて瞬時に好きになる感じではなく
聴いているうちに味が出るもののようですが・・・。
5番は全部で80分あり
なかなかの覚悟で聴かないとならないなと。

そんな心配も何のその。

全くもってあっという間に終わってしまうほどに
惹きこまれた80分でした。
正直、力が入りすぎて
肩が凝ってパンパンです(笑

P席でしたので、
金管10本以上が目の前でガンガンに鳴っているのに
1つも煩く無い。
大きいと感じないんです。
全く!
ウィンナホルンも素晴らしく
Bravissimi

目を閉じて聴いていると
音楽というものの力の強さを感じます。
逆を言えば
自分って何て小さいんだろうとも。

一流のオケは目で楽しませてくれる事は多いですが
目を閉じると、徹底的に聴覚のみに集中します。

すると、ホール全体が鳴ってる感覚や
弦の1本1本の繊細な音を拾える感じが
たまらないのです。

メストの指揮も釘付けで
え?もう4楽章?
というほどに短かった。

素晴らしかった


この素敵な余韻に浸りながら
明日はバッハ・コレギウム・ジャパンの
クリスマスオラトリオです!

うーんなんて贅沢な週末なんでしょう

サムソンとデリラ

2018年11月22日 | Weblog
先々週に引き続き
今日もMetライブビューイングへ。

前回は東劇へ行ったのですが
今日は昭島へ。

やはり都心と離れているだけあって
空いています


売店もこの通り。

サムソンはアラーニャ
デリラはガランチャ

このゴールデンコンビなので
かなり期待をして行きましたが
その期待を全く裏切らない素晴らしさ

衣装も豪華ですし、
演出も納得の行くもの。
時代的になかなか衣装も難しいですが
コスチュームスタッフのお話を聞くに
時代背景を超えて思い切ったデザインにしたとのこと。

でも、あの時代にこうであっても良いのでは?

と納得しちゃう感じもあり。

2幕アリアは涙が出そうでした。

舞台も立派で
よくありがちな、意味のわからないものは一切無く
むしろどれも腑に落ちるものばかり。


サムソンは来れないかなと諦めていましたが
来て本当に良かった

帰りに途中下車をして
イタリア・フェアへ寄りました。
そこでイタリア人女性が店員さんで居たので
久しぶりにイタリア語で話してみましたが
いや~忘れてるのでなかなか出てこないです(笑

砂糖不使用なのにすっごく美味しいチョコをゲット。


もっと買えば良かった・・・

ブラッシュアップ

2018年11月20日 | Weblog
今日はオペラクラスからの
夜は合唱。

いつものコースですが
毎週火曜日は、1分たりとも時間が無いので
写真を撮る隙も無いのですが・・・

今日は奇跡的に写真が撮れました

広い稽古場に一番乗りです。

ここで稽古をしています。

正面には鏡もあり
自分達の動きも客観的に見る事が出来る。

舞台も実寸が取れるし
ここでの稽古は非常に有意義なもの。

使用料は決して安く無いですが
有意義な練習をするのに必須です。

今日は何故かお休みが何人か居たので
場所の確認などがあまり出来なかったのですが・・・

ダンスの部分など
綺麗に見える動きを研究したり
苦手なフォーメーションを
パッと出来るように
何度も訓練を。

でもお菓子の時間は大事(笑



あと一か月もあると思うとサボってしまいがちですが、
通し稽古まであと1回しかありませんので
全く日数は足りていません

頑張りましょうーー

芸術の秋

2018年11月19日 | Weblog
その名の通り「芸術の秋」を堪能しています。

今週からはその最たるもの。
ウィーン・フィルが来日して
本日からスタート

サントリー・ホールの前は
もうすっかりクリスマス



今日は室内楽でしたが
全ての曲を日本語で紹介して下さったのは
コントラバスのMichael Bladerer氏。
終始カンペを見ながらですが
カタコトで一生懸命に話してくれて
とっても可愛かったし
会場も盛り上がって評判良かったです

本日の編成は

1)弦楽6重奏
2)チェロ四重奏
3)チェロ四重奏&ハープ
4)ヴァイオリンアンサンブル
5)木管アンサンブル
6)室内アンサンブル
7)コントラバス四重奏
8)ホルン四重奏
9)打楽器アンサンブル
10)金管アンサンブル

というラインナップ。

これでもかというくらいです

弦が本当に綺麗で、別の楽器を弾いているようです。
なぜかホールの奥の遠くから聞こえてくるような
そんな音色が時折するのです。
これぞマジックだなと。

個人的に一番しびれたのは
打楽器アンサンブル。

曲はベタな「ウエストサイドストーリー」の
“シンフォニック・ダンス”なので
途中の「マンボー!」も当然のごとく想定内。

そんな事ではなく、そもそも
これだけのレベルの打楽器を
こんな真近で感じられて大迫力そのもの

「聴ける」という表現よりも
「体感」というほうがしっくりくるかも。

聴いたのではなくて、
身体で感じてきました。

本当に良かった。

終演後、打楽器のみが残る舞台上。


金曜日のオケが楽しみ過ぎます