リベルタ・ヴォイスアカデミー

声楽講師:冨岡由理弥(×富岡由里弥)の日々。
対面レッスン(東京・神奈川)&オンラインレッスン(全国・海外も可)

録音

2010年10月05日 | Weblog
今日はお稽古前のレッスンが一通り終わって、
その後生徒さんの歌う重唱パート録音をしました。

一人が伴奏しながら、もう一人がパートを弾きながら歌う。
伴奏の役のほうは、ただ伴奏を弾いてれば良いのではなく
相手のパート部分も弾いてあげる。
でないと、いつ歌いだして良いのか
タイミングがつかめないので。

今回私は歌う側ではなく弾く側(指が痛いのにも
関わらず@@;)。

そして3重唱なので、伴奏を弾きながらも
残りの2パートも弾くという。
勿論、譜めくりもセルフ。
手が3本欲しいです。

でもまだこれは序章に過ぎません。
今はまだパートのレッスンですが、
これがアンサンブル稽古となると
全員の音を聞きながら弾きながらなので
手は3~4本、そして耳は最大で5個必要です。
欲を言えば、各パートの人達にその都度
歌いだしのキュー出しもしないと
ならなくなるので・・・。

そうなると、もはやこれくらいは必要になりますww


そしてうっすらパート入れ替わって歌っちゃってたり
(故意にではなく釣られて)するので
それもすかさず発見して検挙しないとなりませんし・・・


なかなかの試練ですが、お陰で自分の耳は訓練されます。

そして歌いだしの音程が取りにくいような曲の場合
その寸前の伴奏をアレンジして
音の取りやすいコードに変えたりしないとなりません。
そう、それが例えどんな大作曲家の名曲であろうと
お構い無しです


二期会の先生方が聞いたら激怒されそう