リベルタ・ヴォイスアカデミー

声楽講師:冨岡由理弥(×富岡由里弥)の日々。
対面レッスン(東京・神奈川)&オンラインレッスン(全国・海外も可)

筆談生活

2009年06月12日 | Weblog
先月に声が出なくなってしばらく
歌うのを休んでおりました。

それで2週間くらいで声が段々出るようになったので
またいつものペースで歌い始めました。
そしたらここ数日でまた声が枯れて
ハスキーになってきてしまいました。

例の先生の所はドロップアウトさせて頂き
今回は、最初から鼻から診察してくれる病院を見つけ
そこに行きました。

案の定
「一般の人ならともかく、声楽なのに
 口から見れないなんて本末転倒だよ。
 鼻からだと画像も悪いし、見え方もちゃんと
 見れないからね。
 まあイヤな事は無理にはしないけど」
と軽く叱られ(げんなり

診察の結果、結節が出来てる事が判明してしまいました。
薬で散らせるものだけれど、
治らなかったら手術になりますと言われました。
泣きそうになっていたら看護婦さんが
「大丈夫ですよ治りますから」と
膝をさすってくれて
余計に泣きそうになりました。

そして何気にお説教もされてしまって・・・。
「八百屋のオヤッサンだったらいいんだよ。
 どんなに声が枯れてようが、彼らが
 手術をする必要性なんて無いんだから。
 でも声楽家が結節が出来ることの重大さを
 もっとわかりなさい」
的なことを言われたけれど
ショックであまり覚えてません。

私の結節の写真
↑声帯の画像です。
こーゆー写真が苦手って方はクリックしないように。

右側(私にとっては左側)のヒダの下が太く腫れています。
まさかのステロイド処方されてしましましたが
それに関しては・・・モゴモゴ。
飲まないほうが良いという意見が圧倒的だし
私も過去に飲んだことが無く
恐いので、それだけは飲むのをやめ・・・(以下略
その他、消炎剤を沢山戴いたので
それで勝負することに。

あまりにショックで声帯結節経験者の諸先輩方に
あれこれ経験談を聞いた。
ステロイド飲んだデメリットや
治るまでの期間だとか
治るまでの過ごし方とか・・・。

でもどっちにしても
先生の許可が得られるまで歌うなんてもっての他だし
会話の中心は筆談になります。
ヒソヒソ声で話すことも出来ますが
これもちょっと声帯に付加を感じます。

2週間後にアリア試験だってのに
これは相当なショック。
試験の当日だけは
お医者さんに内緒で無理して歌っちゃいます。

その後はまた極力静かに過ごします。

栄養沢山取らなくちゃ。

長い戦いになりそうです・・・・。