東海環状道・西回りルート予定地付近の池に生息する絶滅危惧種「オグラコウホネ」について学ぶ学習会が15日、岐阜大学で開かれ、住民の皆様といっしょに参加しました。
オグラコウホネはスイレン科の、7000万年前に出現した非常に古い型の水生植物で、全国でも希少なものということです。このオグラコウホネが生息する池の周辺には東海環状道・西回りルートの御望山トンネルが予定されていて、トンネルを設けた場合の池の湧水の変化などで影響が心配されています。
学習会では神戸大学の角野康郎教授が講演。「池のオグラコウホネは冷たい湧水に頼って生きている。トンネルの工事で地下水の流れが変わると湧水も影響を受け、生息があやぶまれるかも知れない」と御望山トンネルの自然環境に及ぼす懸念を述べました。
こうした環境の保護と住民の防災上の観点から、東海環状道の御望山トンネルルートは避けるべきと考えます。
学習会では、今月制定された生物多様性基本法(民主党の村井宗明衆議院議員と田島一成衆議院議員が法案を作成)にも触れていました。オグラコウホネなどの希少生物を開発などから守るために、地方でもこの法律の趣旨を踏まえた制度(千葉県の生物多様性戦略がその例)をつくるべきと主張しました。岐阜県でも考えるべきでしょう。
オグラコウホネはスイレン科の、7000万年前に出現した非常に古い型の水生植物で、全国でも希少なものということです。このオグラコウホネが生息する池の周辺には東海環状道・西回りルートの御望山トンネルが予定されていて、トンネルを設けた場合の池の湧水の変化などで影響が心配されています。
学習会では神戸大学の角野康郎教授が講演。「池のオグラコウホネは冷たい湧水に頼って生きている。トンネルの工事で地下水の流れが変わると湧水も影響を受け、生息があやぶまれるかも知れない」と御望山トンネルの自然環境に及ぼす懸念を述べました。
こうした環境の保護と住民の防災上の観点から、東海環状道の御望山トンネルルートは避けるべきと考えます。
学習会では、今月制定された生物多様性基本法(民主党の村井宗明衆議院議員と田島一成衆議院議員が法案を作成)にも触れていました。オグラコウホネなどの希少生物を開発などから守るために、地方でもこの法律の趣旨を踏まえた制度(千葉県の生物多様性戦略がその例)をつくるべきと主張しました。岐阜県でも考えるべきでしょう。