気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く37 その12 「コンビニ内のガルパン展示です!! ④」

2022年02月13日 | 大洗巡礼記

 常陸大子の「コンビニ」小西屋の続きです。昼どきになりましたので、大洗ならどこでも見かける、上図のガルパン一番くじ景品フラッグを見ながら店内のラーメン屋「醤屋」に行きました。

 

 「醤家」のメニューです。人気のお店らしく、開店直後からお客さんが入っていて満席でした。その一部が退席して空いたところへ、Hさんと私が入った形でした。昼食はここのラーメンを、と提案したのがHさんですので、おそらくはお気に入りのラーメンなのでしょう。

 

 店内に屋台風の小屋掛けをして、ラーメン屋さんの雰囲気を良く醸し出してあります。上図の赤提灯が良いアクセントになって店内にアピールしていました。

 

 私は初めてでしたからHさんの選択に倣ったところ、コレが出てきました。イチバン人気、とされる「醤家チャーシューメン」950円なり。他のお客さんも同じものを食べている方が数人おられたので、たぶんこのチャーシューがウリで支持されているんだろうな、と思いました。
 味はラーメンというより中華そば、といった感じの風味でスープはアッサリ目、京都でいうと北白川の「ますたに」に近い味わいでした。

 

 再び店内を回り、ゆるキャンのコーナーもあるのに驚きました。ガルパンファンはゆるキャンファンでもある確率が本当に高いですね・・・。私もそうですし、いままでの山梨、静岡でのゆるキャン巡礼で大洗で見かけた人を何人か見かけました。

 

 だから店先に志摩リンビーノが置いてあるわけか、と納得しました。よく見たらアニメ放映開始直前のキービジュアルポスターも貼ってありました。

 

 しかもこれはズバリの旧型ビーノです。間違いなく志摩リンビーノです。私が同型のビーノに今も乗っていますからすぐに分かります。識別ポイントはメーターの形状、左右側面の曲面仕上げ、の二つが分かり易いです。

 山梨や静岡のゆるキャン展示で見かける現行の新型ビーノは、ホンダのジョルノをベースにOEM生産されているタイプなので、よく見るとエンジンにHONDAのロゴが入っていたりします。いまのビーノはそのタイプばかりなので、志摩リンビーノにこだわるならば、千頭のカーケア中原さんのように、旧型タイプを中古市場で探して外観を塗装し直して合わせるしか方法がないわけですね・・・。

 

 よく見ると両側のミラーもブラックの品に交換してあります。なぜかと言うと、ヤマハが生産していた旧型のミラー本体のカラーが2種あって、シルバーが通常装備、ブラックがオプション装備となり、志摩リンビーノの劇中車はオプション装備のほうになっているからです。

 思えば私自身も、ビーノを買う際にミラーの色を選んで下さいと言われ、ブラックは塗膜が剥がれやすいので通常のシルバーを選んだ経緯があります。志摩リンはオプションのブラックのほうを選んで買ったわけですが、既に純正パーツは生産終了しているでしょうから入手困難な筈で、よく似たタイプのミラーを探して上図のように交換してあるのでしょう。純正パーツミラー装備のビーノに乗っている私からすると、このミラーは大きくて分厚いので、容易に見分けがつきます。

 

 で、これは走るのでしょうか・・・。ナンバープレートが付いて無いので、廃車になったものを譲り受けたか、ファンからの寄贈なのか、でしょう。それにしては内側に身延山のゆるキャンステッカーが貼ってあったりするので、最近まで走っていたような感じがします。車体もピカピカで、タイヤもエンジンもそれほどへたっているようには見えませんでした。ここでの展示のためにレストアしたのかもしれませんが、詳細を確認し忘れました。

 

 以上、Hさん絶賛推奨の「大子のコンビニ」でした。今回来るまでこのお店の事はまったく知りませんでしたが、Hさんのようなガチでマニアックなガルパンファンは以前からよく訪れているのだそうです。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く23 その4  畑薙第一ダム

2022年02月12日 | ゆるキャン△

 田代第7トンネルを抜けて4分後の10時40分、上図の「白樺荘」の前を通りました。この「白樺荘」には帰途に立ち寄って温泉入浴の休憩をとる予定でした。とりあえず路側に停車して上図の写真を撮ったのみで、すぐに発進しました。

 

 それから細い道、連続するカーブをひたすら走り続けて12分後、10時52分に上図の地点に達しました。目的地の畑薙第一ダムが林間にようやく見えてきたのでした。原作コミック第11巻39ページ7コマ目とほぼ同じアングルでした。土岐綾乃が「リンちゃん」と言い、志摩リンが「う うむ」と返したあの場面です。

 

 それから2分走って、畑薙第一ダム南脇の観光駐車場に着きました。右に見える半円形の妙なコンクリート製のスロープ通路は、ダムを見物するための展望路なのでしょうか。試しに登ってみましたが、かなり急なスロープでした。階段にすれば良かったのでは、と思いました。

 

 原作コミック第11巻2ページのカラー図と同じアングルです。左端の丸太標に白い字で「畑薙湖」とあるのも同じです。青空の下に白く輝く赤石山系の山並みも綺麗でした。この位置で、志摩リンと土岐綾乃がダム湖と赤石山系の冠雪の並びを眺めていたのでした。

 

 ダムの上は県道60号線が通って沼平ゲートまで続いています。私もこれから進みます。

 

 ダム湖の畑薙湖も水位が低下していました。先に見てきた井川湖が北側ではほとんど底が見えている状態でしたから、その上流の畑薙湖も水が少ないのだろうと予想はしていましたが、思ったよりも少ないので驚きました。このぶんだと、畑薙湖も北のほうでは水が無くなっているのかもしれないな、と考えました。

 

 なにしろ、こんな状態でした。後で中部電力の情報サイトを見て知ったのですが、このときの畑薙湖の水位が年間最低のレベルにあったということでした。井川湖もそうでしたが、こんな状態の畑薙湖は年に一度見られるかどうか、ということでした。

 

 志摩リンと土岐綾乃が居た位置を見ました。到着後、堤上に「ぐふう」とへたりこんだ、原作コミック第11巻40ページ2コマ目の位置です。

 

 昨日見た井川五郎ダムも立派でしたが、こちらの畑薙第一ダムはもっと立派です。堤頂長275メートル、堤高125メートルの中空重力式コンクリートダムで、この型式単体のダムとしては堤高が世界一であるそうです。こんな大きなダムを太平洋戦争敗戦後17年目にして造ってしまうのですから、復興がいかに速かったかがうかがえます。

 

 ダムを見物するための展望路とみられる半円形の妙なコンクリート製のスロープ通路の上から撮りました。高さが2メートルほど上がったぐらいでは、景色の見え方に大して差はありませんでした。

 

 ダムの管理施設および発電所設備はダムの向こう側、北脇の斜面上に並んでいました。

 

 原作コミック第11巻40ページ4コマ目のアングルです。この位置で志摩リンが「この先に畑薙の吊り橋があるんだっけ・・・」と言い、土岐綾乃が「通行止めゲートがあってバイク入れないけどねぇ・・・」と返しているシーンです。この後でリンが吊り橋まで行こうと言い出し、結局は綾乃も折れて沼平へ向かったわけですが、今日は私も同じように吊り橋へと向かったのでした。  (続く)

 

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(車輌目次表紙)継続高校 BT-5(フェイズエリカ仕様)

2022年02月11日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  ズベズダ (商品コードZV3507

  制作期間   2018年5月10日~5月27日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 完成です!!

  総評・備考
 ガルパンコミック「フェイズエリカ」に登場する継続高校チームは、アニメ本編とは異なって多彩な車輌を展開しており、ほぼ「月刊戦車道」以下の公式設定資料の記述に沿った陣容を呈する。その快速部隊の構成単位となっているBT-5は、1/35スケールキットがイタレリ、ズベズダから発売されているが、イタレリ製品は模型店ではあまり見かけない。ズベズダ製品も、古い時期の製品を改修再販したものが現在は多く出回っているが、かなりの個体差があって、バリやヒケが少なくないケースも散見されるようである。出来れば購入時に中身を確認することをお勧めしたい。
 校章デカールはモデルカステンの「MGデカール ガールズ&パンツァー 」シリーズから調達すれば良いが、既にバックナンバーの販売終了および品切れが出てきているので、継続高校の校章が含まれるVol.4、Vol4.5、Vol.9のうちで2022年2月時点で購入可能なのはVol.9のみとなっている。

  公式および適応キット一覧(2022年2月現在) 黄帯が今回の使用キット  


目次へ

 

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西住家 Ⅱ号戦車F型 作ります!! その16

2022年02月10日 | ガルパン模型制作記

 塗装後のインテリアパーツの組み付けの続きです。ステップ5で組み付けた右壁面の給排気機構を取り付けました。エンジンとトランスミッションを繋ぐシャフトのカバーもピッタリの位置におさまりました。

 

 左壁面の装備ボックス類部分を組み付けました。左側の無線機が通信士席の真横に位置するのが分かります。通信士は装填手も兼ねますので、砲塔の真下に席があります。

 

 これで戦闘室の空間が出来上がりました。こだわるならば、弾薬箱や各種装備品の箱を自作して追加する方法もありますが、今回は西住家の移動用車輌ですから、弾薬箱や各種装備品の箱は不要であろうと判断しました。

 

 Ⅱ号戦車の本来の乗員は三名で、車長兼砲手、装填手(通信士)、操縦手の席があり、上図の空間内には装填手(通信士)と操縦手の席が見えます。車長兼砲手の席は砲塔底部に取り付くので、砲塔空間内に位置します。

 

 続いてエンジンルームの組み立てに取り掛かりました。右壁面の艦底色の塗り残し部分があるので、そこを塗りました。

 

 今回のインテリア追加パーツの主役であるエンジンとその給気管です。まずエンジンを組み付けます。

 

 エンジンがピッタリおさまりました。エンジンルーム内の各パーツとの組み合わせにおいてズレや干渉が無いように調整して組み入れました。

 

 エンジンの後端に100均のゴムバンドから作ったファンベルトを回してセットし、エンジンの後ろの通気区画板を組み入れてエンジンからの排気管を繋ぎました。この排気管から通気区画を通る管が、外のマフラーに繋がるのがよく分かります。

 

 通気ファンのボックスを組み付けました。コンプレッサーからの通気管を繋いでセットし、エンジンからのファンベルトも回してはめ込みました。

 

 最後にエンジンの吸気ノズルに繋がる給気管をセットして全てのパーツを取り付けました。これで今回のキットで省略されていたエンジンルームの再現工作が完了しました。

 

 かくして、完全なフルインテリアの状態で車内空間が仕上がりました。車体は上部を接着せずに取り外し自在として、この内部状況をいつでも見られるようにしたいと思います。
 この後は車体外面の塗装作業となりますが、このまましばらく保管します。春めいて暖かくなってきた頃に他のキットと一緒にまとめて塗装する予定です。  (続く)

 

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く37 その11 「コンビニ内のガルパン展示です!! ③」

2022年02月09日 | 大洗巡礼記

 常陸大子の「コンビニ」小西屋のガルパン展示の続きです。上図は劇場版のあさがお中隊のサンダース大付属高校トリオの3輌と、「ラビット」ことウサギさんチームのM3中戦車リーです。アメリカ戦車のチームになっているのはファンサービスの一環なのでしょう。

 

 劇場版での、おみやげメモの押さえになっていたクマの彫り物です。家にも同じものがあるのですぐに分かりました。この「友人」がみほであることを、家元は既に察していたようでしたね。

 

 最終章に登場した、無限軌道杯のトロフィーの戦車です。第1次大戦時のフランスのサンシャモン突撃戦車で、1/35スケールのキットはタコムやホビーボスから出ています。

 

 こちらはヨーグルト学園の保有車輌の並びです。アニメ本編では38(t)戦車しか出ていませんから、こちらの作品群は「月刊戦車道」掲載の「ライバルチーム研究」の設定内容に沿って作られたもののようです。

 

 右奥はCV33、その隣の灰色系車体はオチキスH39ですね。オチキスH39のキットはまだ作ったことがなくて興味があるので、いずれ中古ショップでよく見かけるエレールかブロンコモデルかピットロードのキットを買う予定です。アニメ本編には出ていませんが、コミック版のほうでは幾つか出ていますので、そちらの作中車の仕様で作ってみようかと思います。

 

 Ⅳ号戦車だけが灰色系統のカラーなのは、なにかの参考資料にもとづいているのでしょうか・・・。

 

 こちらは最終章のBC自由学園チームの戦車3種です。アニメ本編ではこの3種だけですが、コミック版のBC自由学園チームは色々な車輌を保有して参戦させていますので、模型的にはコミック版の仕様のほうが多彩で面白味もあって魅力的です。隊長も、マリーよりはアスパラガスのほうが楽しそうなんだけど・・・。

 

 こちらはボンプル高校チームの戦車陣です。このチームもアニメ本編よりもコミック版のほうで生き生きと描かれ、活躍シーンも豊富なので、模型的にもコミック版仕様で追及してみたい気がします。現時点では「リボンの武者」の作中車を中心に作っているので、上図手前の自走砲アーチャーも最近に作りました。

 

 こちらはコアラの森学園チームの戦車陣です。このチームの戦車はまだ作っていませんね・・・。きっかけというか、制作の契機になるものに未だに巡り合えていませんので・・・。隊長が本物のコアラだというシュールなギャグ設定へのショックが未だに尾を引いているということもあり、現時点でも作ろうという気がまったく起こりません。

 

 しかし、このセンチネルAC1の再現は凄いですね。1/35スケールのキットはガレージ品しか無く、入手も困難だと聞きましたが・・・。よく入手したなあ、と感服しました。今後もプラモデルの発売は見込まれない車種ですので、私自身がこの戦車を作る機会は無さそうです。

 

 おや、継続高校チームの戦車陣の片端のコムソモーレツに見慣れた帽子が見えますな。T-20コムソモーレツ装甲牽引車の1/35スケールのキットはホビーボス、ミラーモデルズ、イースタンエキスプレスから出ています。昨日の昼に勝田のM.S.Modelsさんでミラーモデルズの作品を見ましたが、上図の作例はどのキットなのか、ちょっと見分けがつきませんでした。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く23 その3  七つのタシロへ

2022年02月08日 | ゆるキャン△

 長島公園から接阻峡温泉までの道は快走路でしたが、そこから井川への山道が細くて曲がりくねった険路でした。車が一台ギリギリ通れる幅の箇所もあって、距離は短いけれど大変なルートでした。原作コミック第11巻29ページ2コマ目で土岐綾乃が「うぇー マジきつかったあー」とぼやいていたのがよく実感出来ました。作中では「落石がコンニチハ」状態でしたが、私が走った日は落石除去メンテナンス後であったのか、小さな落石すら見ませんでした。幸いなことでした。

 上図の井川ダムへの分岐路で車幅が広くなっていたので、路側に寄せていったん停まりました。上図の分岐路を右に曲がれば、昨日アプト式列車で行った井川駅の横を通って井川ダムに行けます。今日は畑薙ダムを目指しますので、県道60号線へ左折しました。近くに林道保全用とみられる黄色の作業用トラックが停まっていましたので、あのトラックが落石とかも除去しているのかな、と思いつつ横を通り過ぎました。

 

 昨日渡った井川大橋の横を走りました。昨日も今日も快晴なので景色が綺麗でした。

 

 井川大橋は、県道60号線から見るとこんな感じでした。昨日は風が強かった上に時間が限られていたので、吊橋の真ん中まで行って引き返しましたが、それでもけっこう距離がありました。改めて外から見ても、長い吊橋だな、と思いました。

 

 10時13分、次の聖地スポットである上図の「滝浪商店」さんの店舗に着きました。9時38分に長島公園を出ましたから、35分かかったわけです。原付バイクだと一時間以上はかかっただろうと思います。
 このお店が、原作コミック第11巻36ページ5コマ目に登場するおでん屋さんです。同じアングルで撮りました。

 

 外観です。店舗はしばらくの間休業ということで閉まっていました。原作コミック第11巻33ページ5コマ目から出てくるおでんがこのお店のメニューで、34ページ4コマ目には店舗の内観が描かれています。

 

 原作コミック第11巻37ページ1コマ目のアングルです。志摩リンと土岐綾乃がおでんをいただいた後に外へ出て眺めた景色です。

 

 そして二人がバイクで走りだした、原作コミック第11巻38ページ2コマ目のアングルです。正面に大きく聳える山は一色山(標高1410メートル)です。昨日井川から同道した藤枝の登山客が「井川オートキャンプ場の前の道からよく見えたので、キャンプ泊で一度登ったんだ」と話していた山です。上図の右端が井川オートキャンプ場の駐車場なので、キャンプ場から行ける山であることがよく分かります。

 

 「滝浪商店」のおでん屋さんは、井川オートキャンプ場と県道60号線をはさんで向かい合っています。聖地巡礼の際には井川オートキャンプ場を目印にすれば分かり易いです。コロナ禍によって休業が続いており、営業再開については未定であるようです。

 

 上図のように、お店の横に広い駐車場があります。観光シーズンの営業時には満車になる事もあるよ、と藤枝の登山客が話していました。路側に広いスペースもありますので、レンタカーのアルトをそこに停めて撮影に回っていました。ここには3分ほど居て、10時16分に出発しました。

 

 3分後の10時19分、土岐綾乃がRPG風に唱えた「七つの「タシロ」」の最初のタシロこと田代第一トンネルに着きました。

 

 その17分後の10時36分、最後のタシロこと田代第7トンネルの前に着きました。

 

 この第7トンネルの手前の路側にスペースがあったので車を停めて降り、上図の標識を撮りました。それまでの7つのトンネルは、道が狭いうえに後続車が居たため、撮影は諦めて番号を数えつつくぐりました。
 第1と第2は連続して続くので、あっと言う間に抜けました。第3はトンネルと言うより巨大な送水管の下の穴という感じでした。第4、第5、第6は道が細く、その次に大網トンネルという真新しいトンネルがあり、そこからしばらく走って畑薙第二ダムに近づいたところで上図の第7トンネルをくぐりました。

 つまり、「七つのタシロ」に大網を加えた8つのトンネルをくぐったわけです。原作コミック第11巻38ページ6コマ目に描写されるトンネルは7つなので、作者のあfろ氏が走った頃はまだ大網トンネルは無かったのかもしれません。  (続く)

 

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(車輌目次表紙)継続高校 BA-10装甲車

2022年02月07日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  ズベズダ (商品コードZV3617

  制作期間   2018年1月4日~1月7日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 完成です!!

  総評・備考
 アニメに登場する継続高校の保有車輌のひとつBA-10装甲車は、2022年2月現在において公式キットは出ておらず、適応キットもズベズタとホビーボスの2製品のみである。劇中車は改良型のBA-10Mに相当し、後部フェンダー上にボックスが追加されているのが外見上の識別点である。製作記事の作例はズベズダ製品を利用したがその理由は価格の安さであり、キットとしての出来はホビーボス製品のほうが良い。
 校章デカールはモデルカステンの「MGデカール ガールズ&パンツァー 」シリーズから調達すれば良いが、既にバックナンバーの販売終了および品切れが出てきているので、継続高校の校章が含まれるVol.4、Vol4.5、Vol.9のうちで2022年2月時点で購入可能なのはVol.9のみとなっている。

  公式および適応キット一覧(2022年2月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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西住家 Ⅱ号戦車F型 作ります!! その15

2022年02月06日 | ガルパン模型制作記

 インテリア塗装作業の続きです。砲塔内部を塗りました。視察窓およびペリスコープ部分は、現存実車では車内カラーの薄灰色に統一されていますが、私の製作キットではメリハリをつけるために608番のつや消し暗灰色2705(N4)で塗りました。

 

 砲塔内の銃火器類は主砲、同軸機銃とも28番の黒鉄色で塗りました。同軸機銃の支持アーム部および砲塔旋回把は608番のつや消し暗灰色2705(N4)で塗り、照準器は嫁さんの提案で605番の外舷22号色で塗りました。照準器の頭当て、機銃のバックストックは43番のウッドブラウンで塗りました。

 

 今回の製作にて他キットより移植して改造した、マイバッハHL62TR直列6気筒液冷エンジンも御覧のように塗りました。一番下の部品を青く塗ったのは嫁さんの提案によってでした。

 

 塗装にあたってはレストアされたマイバッハHL62エンジンの実物写真を参考にしました。御覧のように本体はブラック系のカラーに包まれており、各所にシルバーの部分がみられます。Ⅱ号戦車用のHL62TRエンジンと違ってファンが直接付いているほか、一部の機器の取り付け位置が異なりますが、全体的にはほぼ似た外観です。

 

 エンジン本体は78番のメタルブラック、排気管やベルトコンベアや一部の機器は104番のガンクロームで塗りました。頂上のキャップの一つは実物にならって赤とし、ガンダムマーカーのガンダムレッドで塗りました。

 

 エンジンと別になっている通気ファン部分です。本体は78番のメタルブラック、プロペラは104番のガンクロームで塗りました。

 

 塗装したインテリアパーツを車体に組み付けるため、車内のカラーを再度塗り重ねて筆ムラを出来るだけ埋めました。

 

 操縦席からの床板部分を組み入れました。つや消しホワイトを塗った上段床面が輝いて見えました。

 

 操縦席前面のフットペダル類のパーツを組み付けました。

 

 トランスミッションを取り付けました。塗膜によってキツキツになっていたため、取り付け後に見えなくなる範囲を削って調整し、なんとかはめ込むことが出来ました。操縦席まわりが一気に狭くなりました。

 

 戦闘室の床面後端から通気ファンに繋がる2本の送気パイプを取り付けました。今回のキットにはパーツが無いので、エンジン転用改造の際に通気ファンと合わせて自作しておいたものです。この2本のパイプの後端に通気ファンの基台部分が繋がる予定です。  (続く)

 

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く37 その10 「コンビニ内のガルパン展示です!! ②」

2022年02月05日 | 大洗巡礼記

 常陸大子の「コンビニ」小西屋のガルパン展示の続きです。上図は劇場版に出ていたレオポンさんチーム、自動車部の愛車ソアラ・リミテッドです。私自身、名探偵浅見光彦シリーズのファンとして一時期これに乗っていたので、懐かしかったです。

 

 これも劇場版に登場した脇役たちですね。黒森峰女学園の飛行船ツエッペリン号、主決戦場となった廃遊園地にて島田愛里寿が発射せしめたV2ロケット。

 

 これは大学選抜チームの練習場での場面でしたかね・・・。ダッジWCシリーズのWC-57でしたかね。1/35スケールのキットがイタレリやAFVクラブから出ているそうですが、当方は全然タッチしていません。キットが全く手に入らないままであるからです。

 

 御存知、カール臼砲。ドラゴンなのかトランぺッターなのかは分かりませんがストレート組みで作ってあります。劇場版劇中車の独自仕様は一切再現されていません。Hさんによれば、ここの展示作品は全部ストレート組みで、劇中車に合わせての改造とかは殆どナシ、であるそうです。
 確かにいちいち劇中車仕様に改造していたら、500点余りあるというここの展示品キットを数年ではこなせないと思います。私などは2013年から9年間にわたってガルパン模型を作り続けていますが、まだ100点余に過ぎません。

 

 センチュリオンも私はまだ作っていませんね・・・。公式キットを買ったものの、積んだまま数年が経過しています。いつになったら作れるのかな・・・。

 

 このショーケースには主に大学選抜チームの戦車が陳列してありました。練習試合での白いシャーマン、赤いパンターもありました。展示品のほぼ全てが同一人物の作であると聞きましたが、毎日暇さえあればとにかく作る、というようなペースでドンドン作っていないと、これだけの数にはならないのではないかと思います。

 

 劇場版エンディングのアンツィオ高校チームの帰路での合唱シーンですね。トラックは劇中車のフィアットSPA-38Rのレジンキットが入手出来なかったためか、似たような感じのトラックのキットを使ってありました。何のトラックのキットなのかは不勉強にしてよく分かりませんでした。

 

 これは劇場版の試合時に大口径砲の存在が知られた際、秋山優花里が挙げた推定候補のシュトゥルムティーガーです。子供の頃に母と見学に行って砲弾に抱きついている写真がありましたね。

 

 これは大学選抜チームの超重戦車T-28に関して、武部沙織が自身のノートに描いていた最初の候補でした。T-28の名前が同じですが、これはソ連の多砲塔タイプの中戦車です。コミック版「フェイズエリカ」で継続高校チームの副隊長リリが搭乗しているので、一時期はこれを再現しようかと思案していた事がありました。でもキットが入手出来なかったので諦めた記憶があります。

 

 これは劇場版の廃遊園地のセットのひとつになっていた、ドイツの超巨大戦車ラーテです。設計および計画のみで中止とされ、構想のみに終わったためか、ガルパンでもセットの建物の外観に擬してあるのみでした。内部はゲームセンターというか色々な遊戯施設のスペースか何かで、螺旋階段で下の階から上へ登るようになっていましたね・・・。  (続く)

 

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ゆるキャン△の聖地を行く23 その2  千頭からはレンタカー

2022年02月04日 | ゆるキャン△

 大井川鉄道本線を金谷から千頭へと乗りました。今回で4度目の乗車なので、窓からの景色も見慣れてくるかなと思いきや、それ以上に変化や奥行きが大きくてなかなか見飽きないのでした。この日も快晴でしたので、空気も透き通っているかのような綺麗さが感じられました。

 

 お馴染みの塩郷の吊橋の下をくぐりました。この後は再びウトウトしていて、いつしか窓枠に首を預けて眠り込んでいました。再び目が覚めて時計を見ると、8時57分でした。

 

 その4分後の9時1分に終点の千頭駅に着きました。

 

 この日も1番ホームに入りました。ゆるキャン△作中では3番ホームに入っていますが、実際にはなかなか入らないもののようです。すぐに折り返して金谷へ向かう列車ならば、3番ホームに入るのだ、と聞いたことがあります。

 

 この日もともに下車した乗客の大部分が井川線の改札口を通ってゆきました。

 

 そして私だけが千頭駅の総合改札口を出て、駅舎の外に出ました。各務原なでしこも見たであろう駅前の時計は、9時5分になろうとしていました。

 

 日曜日なので、利用客はだいたい井川線に乗り継いでアプト式列車の遊覧を楽しむもののようです。寸又峡方面にはマイカーで行く観光客が大多数であるそうなので、千頭駅からの連絡バスを利用する人は、この時はまったく見当たりませんでした。

 

 駅前からまっすぐ北へ歩いて上図のカーケア中原さんに行きました。前回の7月の訪問時に志摩リンビーノをレンタル利用したお店です。今回はゆるキャン聖地の最奥地である畑薙まで行くので、原付バイクでの移動はどう考えてもキツそうで体力的に自信が無かったため、普通にレンタカーを利用することに決めていました。

 お店そのものは日曜日は定休日でしたが、前もって予約してあったので、店主の奥さんが待機して対応して下さいました。手続きをしながら、畑薙までの所要時間を訊ねると、「そうですねえ、第一ダムまでは何度か行きましたけどね、一時間半ぐらいでしたかねえ」と答えてきました。千頭から畑薙までの距離が約45キロですので、一時間半というのは妥当だな、と理解しました。
 ですが、「道がねえ、接阻峡温泉まではいいんですけどね、井川まで抜けるところとか、田代からトンネル幾つも通ってずーっと狭い道が続きますんで、気を付けて下さい」と言われました。そのルートを原付バイクで行ったら志摩リン&土岐綾乃の如く「地獄のデスロード」状態で「軽い気持ちで来ていい所じゃない・・・」とへたり込む程の難行軍になるわけだな、と察しました。

 

 今回利用したレンタカーです。運転しやすく、乗り心地もなかなかのスズキのアルトでした。これをとりあえず16時までの7時間で利用することにして、保険料2100円込みで7350円を支払いました。つまりレンタル料金は5250円であったわけですが、これで約45キロ先の畑薙第一ダム、沼平ゲートまで往復出来るのであれば、なかなかリーズナブルです。
 利用後に千頭駅周辺のガソリンスタンドでガソリンを補給しておくのがルールですが、この日は日曜日で千頭および井川の全てのガソリンスタンドが定休日であるため、返却時に走行距離で概算してガソリン代を支払うことになりました。

 

 カーケア中原さんを9時17分に出発、まずは前回7月の巡礼で志摩リンビーノで走った長島公園までを走りました。上図の長島公園の大駐車場に着いたのは9時38分でしたから、ビーノで一時間ぐらいかかったのをアルトでは21分で行けたことが分かりました。やっぱり車は速くて快適です。

 

 前回はここにビーノを停めて右奥に見える接阻峡大吊橋からの八橋小道を歩きました。その時は7月の夏景色でしたから、今回の秋景色は風情が異なって見えましたが、ゆったりと眺めている暇はありませんでした。畑薙までの移動中に何が有るか分からない状態においては、とにかく時間が貴重でしたから、上図のトイレを利用してすぐに出発しました。  (続く)

 

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(車輌目次表紙)継続高校 BT-42

2022年02月03日 | ガールズ&パンツァー

  使用キット  タミヤ ミリタリーミニチュアNo.318 (商品コード35318)

  制作期間   2016年6月15日~7月8日 ~約二年の作業中断~ 2018年7月10日~10月2日

  製作記事   その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9 その10 その11 その12 その13 その14 完成です!!

  総評・備考
 継続高校チームの隊長ミカの搭乗車BT-42は、その絶大なる人気ぶりにもかかわらず、2022年2月時点で未だに1/35スケールの公式キットが存在しない。適応キットもタミヤとイースタンエキスプレスの2メーカーの製品のみであり、後者が殆ど入手困難であるため、模型店でも通販でもほぼタミヤの製品一択という状況になっている。取扱い易さでもタミヤ製品のほうが良いとされるため、それを買って楽しむのが妥当であろう。
 校章デカールはモデルカステンの「MGデカール ガールズ&パンツァー 」シリーズから調達すれば良いが、既にバックナンバーの販売終了および品切れが出てきているので、継続高校の校章が含まれるVol.4、Vol4.5、Vol.9のうちで2022年2月時点で購入可能なのはVol.9のみとなっている。

  公式および適応キット一覧(2022年2月現在) 黄帯が今回の使用キット  


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西住家 Ⅱ号戦車F型 作ります!! その14

2022年02月02日 | ガルパン模型制作記

 塗装に進み、インテリアから取り掛かりました。各パーツの内部空間を筆塗りで塗装しました。車内の配色は基本的にはカナダ戦争博物館に収蔵展示されている現存実車の内部のそれに合わせましたが、細部や装備品類などについては、モケジョの嫁さんが「この色はどう?」などと提案してきた色をそのまま採りました。

 

 カナダ戦争博物館に収蔵展示されている現存実車の内部写真です。先方に英文メールで問い合わせまして、車内の色に関する返答教示をいただきましたが、その際に2枚の画像も付けて送っていただきました。そのうちの1枚です。

 これで見ると車内は戦闘室、砲塔内とも白に近い薄い灰色で、ターレット部分も同様です。視察窓の内側の機構も同じ色に塗られており、戦車の内部のカラーとしては一般的なものであったことが分かります。右奥の遮風板が外されて斜めに立てかけてあるほか、無線機類が撤去されていますが、それ以外はほぼ第二次大戦当時のままの状態であるそうです。奥のエンジンルームは赤褐色のようなカラーだそうですが、これは船舶の船底色のような錆止め塗装であるようです。

 これらを参考にしつつ、ガルパン劇中車独特のカラーも織り交ぜてあったという設定で、今回のキットのインテリアの配色を考え、いろいろなカラーを塗ってゆきました。まず車体内部の基本カラーとして、戦闘室壁面および砲塔内はミスターカラー11番のガルグレー、戦闘室下段床面およびエンジンルームは29番の艦底色としました。

 ステップ2で組み立てた戦闘室の床板パーツです。操縦席まわりの床面はミスターカラー29番の艦底色、一段高い床面は62番のつや消しホワイトで塗りました。奥のパーツはステップ5で組み立てた部品のエンジンルーム側の改造範囲で、これも29番の艦底色で塗りました。

 

 ステップ4で組み立てたトランスミッションです。本体は78番のメタルブラック、2ヶ所の操作レバーは104番のガンクローム、シャフトカバーは608番のつや消し暗灰色2705(N4)で塗りました。その後、嫁さんが駆動軸をガンダムマーカーのクロームシルバーでピカピカに塗りましたが、おかげでメカ感が増した気がします。戦車というより自動車のトランスミッションみたいに見えて面白いです。

 

 ステップ2の保留にしていたパーツを塗って組み付けました。左右のシフトレバーは104番のガンクローム、レバーのグリップはガンダムマーカーのブラック、操縦席および通信席のシートはガンダムマーカーのリアルタッチブラウン1、床面の支持枠および軸棒は608番のつや消し暗灰色2705(N4)で塗りました。

 

 ステップ2で組み立てたフットペダル類、ステップ7で改造した左壁面部です。ペダル類は608番のつや消し暗灰色2705(N4)とガンダムマーカーのブラック、左壁面は11番のガルグレー、無線機と左のボックスは608番で塗りました。右のボックスは嫁さんの提案で605番の外舷22号色で塗りました。

 

 ステップ5で組み立てた部品の室内側です。全体を11番のガルグレーで塗っておき、細部の2ヶ所を608番のつや消し暗灰色2705(N4)で塗りました。パーツJ37とJ38は嫁さんが塗りたいというので任せたところ、ガンダムマーカーで前者を茶色鞄っぽく、後者を真っ赤な消火器ボックスっぽく塗ってくれました。違和感もなく、なかなかのアクセントカラーとして活きています。

 

 ステップ5で組み立てた部品のエンジンルーム側です。全体を29番の艦底色で塗り、吸気フィルターボックスおよび通気ファンへ繋がる通気管は608番のつや消し暗灰色2705(N4)で塗りました。
 通気管はもうひとつが吸気フィルターボックスの右のノズルに付きますが、塗装に際していったん取り外しました。そのもうひとつの通気管が、マイバッハHL62TR直列6気筒液冷ガソリンエンジンの吸気ノズルに繋がるわけです。

 

 上部車体パーツの内面です。戦闘室空間の範囲を11番のガルグレー、エンジンルームの範囲を337番のグレイッシュブルーFS35237で塗りました。後者は最初は29番の艦底色で塗ろうとしたのですが、嫁さんが「上下で別々の色にしようよ」と言うので任せたら、337番をチョイスしてきた次第です。普段からガンプラをカラフルに塗って楽しんでいるため、今回のⅡ号戦車のインテリアカラーもカラフルにして楽しんでいたようです。

 

 車体内部の基本カラーです。前述したように、戦闘室壁面および砲塔内はミスターカラー11番のガルグレー、戦闘室下段床面およびエンジンルームは29番の艦底色で塗りました。塗装後の組み立てによって見えなくなる範囲は未塗装のままにしました。
 上図は筆塗り1回目の状態です。筆特有の塗りムラが出ています。2回目は、嫁さんが「私も塗りたい、塗らせて」と言うのでお任せとしておきました。  (続く) 

 

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く37 その9 「コンビニ内のガルパン展示です!! ①」

2022年02月01日 | 大洗巡礼記

 常陸大子の「コンビニ」小西屋の店内に入りました。入った瞬間に、コンビニなら普通にあるはずの商品陳列棚がパッと見当たらない代わりに上図のような模型ジオラマのショーケースばかりが並ぶのに驚かされました。なんだこれは、と状況を理解するのに数秒かかってしまいました。
 改めてショーケースの中身を見ると、多くはガルパンの劇中シーンの再現であるようでした。こういったジオラマ作品が多数展示されているということは、Hさんに教えてもらったお店の紹介サイトでは触れられていなかったので、事前情報が少なすぎたな、と思いました。

 

 出入り口に近い所ほど、ショーケースが大型でした。つまり中のジオラマ作品の規模が大きいのでした。上図のテレビシリーズラストの大洗凱旋行進前の大洗駅シーンの再現作品などは、一人では持ち運べない大きさでした。こんなサイズで作るほうもどうかしているな、と思いましたが、それを店内に置くほうもどうかしているな、ノリが良すぎるんじゃないかな、と思いました。

 

 その上の壁面の棚には飛行機の模型がずらりと並び、天井にはガルパンの戦車道連盟の試合状況確認機がスケール違いでセットされて遠近感をも表現してありました。確か旧海軍の爆撃機「銀河」だったかな・・・。

 

 入って突き当りの長いショーケースには、劇場版の名シーンのひとつ、大洗義勇連合チーム30輌の進撃場面が縦幅を詰めた形で再現してありました。このショーケースも大きくて目立つので、手前で販売されているミカンやリンゴがなにか違和感を感じさせました。ショールームやギャラリーで副業として農産物を売っている、といった訳の分からない雰囲気が妙に笑えてくるのでした。

 

 この戦車群のスケールサイズは合っているんだろうか、と思う程に黒森峰女学園の4輌だけが異様に大きく見えてしまいました。右に行けば行くほど、戦車のサイズがドンドン小さくなっている感が強かったのでした。いつも見慣れている1/35のサイズ感ではなかったので、1/48かな、1/72は小さすぎるかな、と考えたりしました。

 

 ショーケース群に挟まれた店内通路は、右に折れてレジ前の広い中央スペースに導かれますが、その左手に壁面のように並ぶ上図のショーケース列がありました。そのケース列の内外が全てガルパン関連の模型作品やグッズ類で占められているようでした。

 

 ショーケースの上にも円筒形ケースが並び、それぞれにガルパンの何らかの模型作品がおさめられていました。それらも含めての、ショーケース全体の陳列量が、これまで見た事もない数量と密度にて左右のみならず奥にも連なって見る側に迫ってくるのでした。こんな凄いガルパン模型関連の陳列展示は初めて見ました。大洗の「SHOWACASE OARAI」で、こういうふうなガルパン展示を見たかったんだろうな、と思いました。

 

 どのケースも上から下まで、前から奥まで、とにかくギッシリと作品やグッズ類が並んでいました。密集感も半端ないもので、出来る限り詰め込まれた、という感じでした。なので、全体的に見ると作品ひとつひとつの存在感よりも「大勢多数」の一体感のほうが強烈に迫ってくるのでした。

 

 なので、例えば上図のケースには、サンダース大付属高校チーム、プラウダ高校チーム、黒森峰女学園チームの各種戦車が並んでいるのですが、見た目には戦車それぞれよりもチームごとのグループが三つ、というようなイメージのほうが、カラー別になってパッと目に入ってきました。そのため、初見での最初の感想は、ああサンダースとプラウダと黒森峰だな、というふうにコンパクトにまとまるのでした。

 

 こちらのショーケースの場合は全体的にカラー別に見分けがつくものではなく、雑多な戦車が色々入っている、という点だけがまず印象として入ってくるので、どういう作品が並んでいるのかは、一つ一つに目を近づけていって初めて分かりました。多くの作品に何らかのメモや、再現の元になる劇中シーンなどが添えられているので、割と作品テーマが分かるようになっていたのはポイント高いです。

 

 このショーケースは、全体的に戦車以外の登場メカのシーンの再現作品が多くを占めているようでした。展示作品の全てに、再現の元になる劇中シーンが添えてありましたので、最近は年のせいか忘れっぽくなっている私でも、ああこのシーンか、このメカあったなあ、この場面もよく再現したなあ、とそれぞれに感動しつつ見入る事が出来ました。  (続く)

 

コメント (4)
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