常陸大子の「コンビニ」小西屋の続きです。昼どきになりましたので、大洗ならどこでも見かける、上図のガルパン一番くじ景品フラッグを見ながら店内のラーメン屋「醤屋」に行きました。
「醤家」のメニューです。人気のお店らしく、開店直後からお客さんが入っていて満席でした。その一部が退席して空いたところへ、Hさんと私が入った形でした。昼食はここのラーメンを、と提案したのがHさんですので、おそらくはお気に入りのラーメンなのでしょう。
店内に屋台風の小屋掛けをして、ラーメン屋さんの雰囲気を良く醸し出してあります。上図の赤提灯が良いアクセントになって店内にアピールしていました。
私は初めてでしたからHさんの選択に倣ったところ、コレが出てきました。イチバン人気、とされる「醤家チャーシューメン」950円なり。他のお客さんも同じものを食べている方が数人おられたので、たぶんこのチャーシューがウリで支持されているんだろうな、と思いました。
味はラーメンというより中華そば、といった感じの風味でスープはアッサリ目、京都でいうと北白川の「ますたに」に近い味わいでした。
再び店内を回り、ゆるキャンのコーナーもあるのに驚きました。ガルパンファンはゆるキャンファンでもある確率が本当に高いですね・・・。私もそうですし、いままでの山梨、静岡でのゆるキャン巡礼で大洗で見かけた人を何人か見かけました。
だから店先に志摩リンビーノが置いてあるわけか、と納得しました。よく見たらアニメ放映開始直前のキービジュアルポスターも貼ってありました。
しかもこれはズバリの旧型ビーノです。間違いなく志摩リンビーノです。私が同型のビーノに今も乗っていますからすぐに分かります。識別ポイントはメーターの形状、左右側面の曲面仕上げ、の二つが分かり易いです。
山梨や静岡のゆるキャン展示で見かける現行の新型ビーノは、ホンダのジョルノをベースにOEM生産されているタイプなので、よく見るとエンジンにHONDAのロゴが入っていたりします。いまのビーノはそのタイプばかりなので、志摩リンビーノにこだわるならば、千頭のカーケア中原さんのように、旧型タイプを中古市場で探して外観を塗装し直して合わせるしか方法がないわけですね・・・。
よく見ると両側のミラーもブラックの品に交換してあります。なぜかと言うと、ヤマハが生産していた旧型のミラー本体のカラーが2種あって、シルバーが通常装備、ブラックがオプション装備となり、志摩リンビーノの劇中車はオプション装備のほうになっているからです。
思えば私自身も、ビーノを買う際にミラーの色を選んで下さいと言われ、ブラックは塗膜が剥がれやすいので通常のシルバーを選んだ経緯があります。志摩リンはオプションのブラックのほうを選んで買ったわけですが、既に純正パーツは生産終了しているでしょうから入手困難な筈で、よく似たタイプのミラーを探して上図のように交換してあるのでしょう。純正パーツミラー装備のビーノに乗っている私からすると、このミラーは大きくて分厚いので、容易に見分けがつきます。
で、これは走るのでしょうか・・・。ナンバープレートが付いて無いので、廃車になったものを譲り受けたか、ファンからの寄贈なのか、でしょう。それにしては内側に身延山のゆるキャンステッカーが貼ってあったりするので、最近まで走っていたような感じがします。車体もピカピカで、タイヤもエンジンもそれほどへたっているようには見えませんでした。ここでの展示のためにレストアしたのかもしれませんが、詳細を確認し忘れました。
以上、Hさん絶賛推奨の「大子のコンビニ」でした。今回来るまでこのお店の事はまったく知りませんでしたが、Hさんのようなガチでマニアックなガルパンファンは以前からよく訪れているのだそうです。 (続く)