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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

戦車道連盟 M29ウィーゼル 作ります !!  その1

2024年05月21日 | ガルパン模型制作記

 ガルパン最終章第4話の上映がスタートした後、ファンのモデラーさん達が作り始めた車輛で最も多かったのが、第3話で内部が初めて登場していたヨウコの搭乗車、Ⅲ号突撃砲G型であったと聞きました。
 適応キットとしてタミヤの有名なキットが知られていたこともあり、それが組み立て易い製品であることも影響してか、私の周囲でもサークル仲間やモケジョさん達の相当数が早々と作って楽しんでいました。

 私のほうは、Ⅲ号突撃砲G型をあまり知られていないグンゼの旧ドラゴン品で作る計画でしたが、多少の改造や修正を伴う作業になることが見込まれていたため、あまり製作意欲が湧かず、それよりも楽にストレート組みで作れる車輛のほうにチャレンジしてみたいと思いました。それで、最終章第4話の車輛の最初に、黒森峰女学園のⅡ号戦車F型を選び、アカデミーの製品にて組み立てました。

 それに続いて、作ってみたい気があったのが、上図のM29ウィーゼルでした。対継続高校戦の試合の序盤にて搭乗車のⅣ号戦車を撃破されたあんこうチームが、試合会場からの離脱移動中に乗っていた、戦車道連盟の移動用車輛です。

 劇中では上図のアングルでの移動シーンのみでしたが、初めて見る車輛だったので、あの雪上車みたいなのは何だろう、と気になってしまい、興味をかきたてられて色々調べました。そして米軍が第二次大戦中に開発した車輛であることを知り、だから劇中で操縦しているのがサンダース大付属高校チームの子なのか、と納得したりもしました。

 

 そして適応キットのほうも、上図のタコムの製品が最近に出たばかりであることを知りました。最終章第4話の公開に合わせての発売ではないのでしょうが、一般的に市場流通量が少ないと噂されるタコムのキットが、割合に模型店や量販店の店先でも見られたので、買って作るタイミングとしては良かったのでは、と思います。

 M29ウィーゼルの1/35スケール適応キットは、昔はモノグラムの製品があったようですが、既に販売終了して久しく、中古品も見かけませんので、現時点ではこのタコムのキットが唯一の選択肢となります。最終章第4話の車輌の公式設定計画にM29が加わった時点で、タコムのキットが知られていたかどうかは分かりませんが、キットを見た限りでは、両者の間には何らの関係性も無いようです。

 なぜならば、タコムのキットと劇中車は仕様があちこち異なるからです。なので、改造箇所は10ヶ所余りに及び、小さい故に足回りの製作も難しく、パーツが小さくて細かくて大変でした。それだけに、なかなか作り甲斐があった、と思います。以下、製作の流れを述べてゆきます。

 

 中身です。細かいパーツばかりですが、特に上図右上のランナーは足回り関連で最も細かく分割されています。

 

 取り扱い説明書は、タコムスタンダードの小冊子タイプで、平均して1ステップの工程を1ページに載せるスタイルですから、割合に見やすいです。B6ぐらいのサイズなので、机上にて場所を取らないのも良いです。

 

 組み立てガイド図はこんな感じで、同じ中国のメーカーであるドラゴン系列の詰め込み気味のゴチャゴチャ感とは対照的なシンプルさ、見やすさです。

 

 ステップ1では下部車体の足回りの基軸部分を組み立てます。A20およびA24は斜めに付けるようですが、取り付け角度がいまいち分からなかったので、ここでは保留にして次のステップ2で転輪とセットで組み付けることにしました。

 

 それで、ステップ1ではまず上図のパーツ群を組み合わせました。

 

 組み立てた状態です。

 

 続いて上図のパーツ群を組みつけますが、A20およびA24の斜めの取り付け角度がいまいち分からなかったので、ここでは保留にしました。

 

 それで、A14とA17だけを組み付けました。

 

 A20およびA24は次のステップ2まで保留しました。タコムのキットの特徴の一つが、時々パーツの付き方や取り付け位置が分からなくなる、という点です。ガイド図のシンプルさがこういうときは裏目に出てしまい、参考にならない場合が少なくありません。

 それで、仕方がないのでパーツの形状や合わせ状態からなんとなく察知する、というレベルになりますが、とりあえず仮組みを次のステップの分までやってみて、どのようにパーツが組み合わさるのかを事前にチェックしておくことにしています。そうすることで初めてパーツの付け方や位置が判別出来るケースが多いです。  (続く)

 

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