志摩リンもやってきた高ボッチ山の山頂は、御覧の通りの平坦地で、高原の最高所の広場といった感じです。山頂によくある地形ではないので、山頂標識が無かったら、山頂であることが分かりにくいかもしれません。
上図の右は山頂標識ですが、左にはコンクリート造の円筒形の何かがありました。
何だろうと思って近寄ってみると、御覧の通り、方位と周辺の山々を示す銅製レリーフでした。
山頂より南を見ました。諏訪湖と諏訪市街が望まれました。
同じ場所から西を眺めました。電波中継塔の並びが見えました。第2駐車場は北西西方向に見えたので、上図では右側の外になります。
山頂にあった1級基準点の銘板です。なるほど「信濃の国の重心」ですか、ここが長野県の中央にあたるようです。
山頂の南側は緩い傾斜面となっていて、木柵が方形に巡らされ、諏訪湖方面を見渡す展望広場となっています。
その場所に志摩リンも立って諏訪湖を眺めていました。
志摩リンが眺めていたのと同じ、諏訪湖の景色です。
デジカメの望遠モードで撮った諏訪湖です。
諏訪湖を眺め続ける志摩リン。私も同じ場所で5分ほど立ち止まって諏訪湖を眺めていました。
季節的にも同じ時期に来ましたから、志摩リンが見たのと同じ晩秋の諏訪湖の風景が楽しめました。春や夏に来たら、かなり雰囲気が違っているのだろうと思います。
劇中では曇りの高ボッチ高原に来て、北側や西側の景色は全く見えず、第2駐車場の展望所からの視界も雲にさえぎられていましたから、志摩リンはやや落胆気味でした。それが、山頂に登って南側に初めて雲の切れ間を見、眼下に諏訪湖と諏訪市街を眺めることが出来たのでした。
なので、上図の場面で嬉しそうに「なんだよ、こっちはバッチリ見えてんじゃん」と呟いたのにも実感がともなっていました。
よかったな、しまりん。 (続く)