ステップ4では起動輪および誘導輪、履帯などを組み立てます。
ステップ4で組み立てる起動輪および誘導輪、上部転輪のパーツです。
組み上がりました。これで車輪類は全て仕上がりました。
戦闘車輌というよりトラクターみたいな雰囲気ですが、実際にトラクターでした。第二次大戦期にソ連軍が開発し運用した小型の装甲牽引車です。ガルパンの作中車はプラウダ高校ではなくて継続高校の所有になっていますが、これは史実の継続戦争などでフィンランド軍がソ連軍のコムソモーレツを180両余り鹵獲して使用していたことに因む設定でしょう。
続いて履帯を組み立てました。今回は小型車のそれなのでパーツも細かく、繋ぐのも一苦労でした。
今回のキットは小型であるため、履帯も小さくて細くて、塗装してからの組み付けが難しそうに思われました。そこで上図のように履帯も車輪に巻き付けて組み立てて接着してゆきました。
巻き付けながら履帯パーツを一つ一つ付け足して繋いでゆきました。
マスキングテープで形を支えつつ、接着固定しました。
なんとか仕上がりました。連結式履帯にはなかなか慣れませんが、慎重に丁寧に進めたおかげで破損や瓦解などの失敗は回避出来ました。
ステップ5では車体を組み立てます。車載機関銃のマウント部は選択出来ますので、図のK5ではなく、作中車と同じ後期型タイプのK4を取り付けます。
ステップ5で組み立てる車体のパーツです。
組み上がりました。
この姿はまさにトラクターですね。農場に置いてあっても違和感がありません。
ソ連軍では、多くの場合、砲および弾薬リンバーを直列で牽引するケースが多かったそうです。これを鹵獲したフィンランド軍も、同様の使い方をしたそうです。
各部のパーツを組み付けます。車載機関銃のマウント部は、作中車と同じ後期型タイプのK4を取り付けます。前照灯のレンズパーツは、ウェーブのクリアパーツに変えてみたほうが良さそうに思われたので、後でパーツを交換します。
組み上がりました。 (続く)