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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く28 その12  家山から金谷へ

2023年04月21日 | ゆるキャン△

 家山駅を16時52分に発車する上図の旧東急電鉄車輌にて、金谷へと向かいました。今回のゆるキャンコラボキャンペーン期間中の聖地巡礼は、今回ともう一回の二度に分けて計画し、今回は家山経由で川根温泉ホテルまでの往復コースとしました。そしてもう一回は10日後ぐらいに実施し、これは家山経由で千頭まで往復し、帰途に川根温泉に立ち寄るコースで行こうと決めていたものです。

 当初の案ではこれらを全部1回で回る積りだったのですが、台風被害による家山からの不通が長期化してきて、列車も代行バスも通常より少ない便数になっていたため、1回で回れなくなってしまい、二回に分割したわけです。
 その一回目が、とりあえず門出駅の観光施設と川根温泉ホテルでの入浴休憩をメインとしてなんとか無事に終わり、こうして帰りの列車に落ち着いた次第でした。

 

 帰りの列車内は、御覧の通りでした。平日でしたからこんなものなのかもしれませんが、やっぱり家山からの不通というのが相当響いているかな、と感じました。発車直前にもう一人が乗り込んできて、乗客は私とその人だけのまま、発車しました。

 

 車内には、ゆるキャン原作コミックの大井川キャンプ編の各シーンのポスターが吊り下げてありました。行きは見てチェックする余裕がありませんでしたが、これから金谷までは33分の移動時間がありましたので、ヨシ、と車内をゆっくり移動しつつ、各吊り下げのポスターを見て楽しむことにしました。
 新金谷駅のプラザロコで聞いたところによれば、このポスターは8種類あるとのことでした。

 

 一つ目が、原作コミック第10巻103ページ4コマ目でした。千頭駅で合流して一休みした後、大井川吊橋巡りツーリングに出発せんとする志摩リンと土岐綾乃の勇姿です。これは確か、第11巻のカバー表紙にもカラーで載っている筈です。

 

 2つ目は、原作コミック第11巻121ページの3、4コマ目です。寸又峡の夢の吊橋でのシーンです。畑薙大吊橋をデス・ブリッジと形容していますが、私が実際に畑薙大吊橋を渡った時は、デス・ブリッジとまでは感じませんでした。むしろ、塩郷の吊橋のほうが個人的には怖くてデス・ブリッジ感がありましたね・・・。

 

 3つ目は、原作コミック第11巻63ページ5コマ目。アプトいちしろキャンプ場にて志摩リン&土岐綾乃を待ちながらキャンプの準備として薪を小割にするバトニングに没頭していた各務原なでしこ。

 このバトニング、実は仏像彫刻の製作現場でも木槌とノミとを使用して同じような木の割り方をします。木を割り放つ面積に応じて大分け、小分け、などと呼び、干割れを防ぐために仏像の頭部胴体と両腕部、背中を割り放つ際にもバトニングのような要領でコンコンコンコンと割っていき、最後に一気にバーンと割ります。この割った部分を専門用語で割り矧ぎとか呼びます。

 

 4つ目は、原作コミック第11巻142ページ2コマ目。塩郷駅にて各務原なでしこが大井川鐡道の魅力を熱く語るシーンです。鉄道ファンでもない私が存分に楽しめますから、鉄道好きにはたまらない場所なんだよ、のセリフはバッチリ同感でございます・・・。

 

 5つ目は、原作コミック第10巻116ページ1コマ目。金谷駅から大井川の旅に出発した各務原なでしこの勇姿。我らの旧近鉄特急車両が金谷駅ホームから走り去ってゆくシーンもあります。

 これがありますからね、アニメ3期ではこのシーンが絶対出ますからね、旧近鉄車輌が引退とか廃車とか解体とか何とかの噂はしちゃいけませんね。残り一編成になってしまいましたが、まだまだ現役でしっかり走ってくれなきゃ困ります。少なくともアニメ3期の放送までは旧近鉄車両16000系を南海6000系に置き換えたりしちゃいけませんよ・・・。

 

 6つ目は、原作コミック第11巻34ページ1コマ目。井川から田代へ行く途中の井川オートキャンプ場の向かいにある滝浪商店がモデルの食事処で、土岐綾乃と共におでんを食べる志摩リン。

 滝浪商店さんには以前の畑薙行きにて立ち寄りましたが、コロナ禍下での休業でした。再び行けたら、今度はおでんを食べたいです・・・。

 

 7つ目は、原作コミック第11巻45ページ1コマ目。孫ライダーズ爆誕のシーンです。8種の吊り下げポスターで一番いいなと思ったのがコレでした。

 当然ながらこの吊り下げポスターは非売品ですが、ゆるキャンコラボキャンペーン期間中の関連グッズ購入の特典の一つになっていることを後で知りました。それで10日後の二度目の巡礼時に、なんと孫ライダーズのコレを関連グッズ購入の特典としていただいたのでした。

 

 8つ目は、原作コミック第11巻131ページの余白下の図。たぶん、寸又峡の夢の吊り橋を渡った後の裏シーンだと思われます・・・。

 以上の8シーン、いずれも大井川鐡道としてはイチオシの場面なのでしょう。アニメ3期がスタートしたら、大井川鐡道も全力で乗っかって、間違いなくアニメ版のポスターやグッズ類を豊富に展開してくることでしょう。本当に楽しみです。

 

 なので、本当に、マジで家山駅以降の不通期間をなんとかして復旧してほしい・・・、と暗くなる外の景色を眺めつつ、何度も思いました。

 

 17時25分、終点の金谷駅に着きました。上図の写真を撮った後、隣のJR金谷駅へ移って17時33分の列車に乗り、帰途につきました。
 ですが、これはまだ2023年1月のゆるキャン大井川鐡道聖地巡礼の前半戦なのでした。後半戦を10日後に予定し、ほぼその通りの1月21日に再び金谷駅の上図のホームに戻ってくることになります。

 以上で、「ゆるキャン△の聖地をゆく28」の記述は完了です。 (了)

 

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