銀閣寺から哲学の道を通って南禅寺へのお散歩旅、最後が南禅寺本坊です。
4時半に閉門のところ、4時を少し過ぎての受付。
仕舞い客、誰もいません。
ちょっと駆け足で見学します。
方丈の前庭、いつ見ても立派な意匠です。
江戸初期、小堀遠州作庭と言われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/38/f06f12672b5ed3bacdd8f0f7a4b1d345.jpg)
『虎の児渡し』の庭と呼ばれていますが・・・。
龍安寺石庭も同じく『虎の児渡し』(仮説)。
虎が3匹の子を産むと、必ず彪の子が一匹混じり他の子を食べてしまうので、彪の子と虎の子が2匹で残らないように川を渡さなければならない、というトリッキーな故事がベース。
3匹の子を無事に渡すために、4匹分の苦労をする=修行を怠ることのないように、という禅的解釈でしょうか。
一般的には苦心して生計をやりくりすることの喩え。
個人的には大海に浮かぶ蓬莱山のように、ゆったりおおらかな意匠に見えるのですが。
ただ、南禅寺方丈は虎の意匠だらけ!
前庭に面した大方丈の欄間には虎の彫物。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/eb/9df28f265c40f755d757e2d21992f83f.jpg)
小方丈の障壁画も虎。狩野探幽作と伝えられる水呑の虎は、平和な時代の到来を象徴するかのようです。
こちらは小方丈前の如心庭。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/17/325e4438301854937e63ec329f10a241.jpg)
渡り廊をぐるりと進むと北側の六道庭、中庭に出ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/fd/0b61845580fbab7e15e5470a378ce3d5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/2b/e9b7489f6e802d554f22eac14fa21ed4.jpg)
建物の作りが複雑で映画のセットみたいですね。
茶室、窮心亭。廻し廊の下を潜る設計になっていて、面白いですね。
昭和43年、宗徧流一門から寄進された茶室です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/8c/485e0454dad63af0236875a0a11ed6fb.jpg)
ぐるり一周、鳴声に呼び止められ、見ると石の右上にちょこんとジョウビタキの雌が!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/c1/92631cb045aed504e9beb85dce9f8ac1.jpg)
江戸と昭和の禅の庭、茶室の露地と見所満載の南禅寺本坊。
時代の変化とともに庭の意匠も変化していきます。
それも見所ですね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/72/2b9eb28da3d2b893b086c1e5349a1622.jpg)
4時半に閉門のところ、4時を少し過ぎての受付。
仕舞い客、誰もいません。
ちょっと駆け足で見学します。
方丈の前庭、いつ見ても立派な意匠です。
江戸初期、小堀遠州作庭と言われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/38/f06f12672b5ed3bacdd8f0f7a4b1d345.jpg)
『虎の児渡し』の庭と呼ばれていますが・・・。
龍安寺石庭も同じく『虎の児渡し』(仮説)。
虎が3匹の子を産むと、必ず彪の子が一匹混じり他の子を食べてしまうので、彪の子と虎の子が2匹で残らないように川を渡さなければならない、というトリッキーな故事がベース。
3匹の子を無事に渡すために、4匹分の苦労をする=修行を怠ることのないように、という禅的解釈でしょうか。
一般的には苦心して生計をやりくりすることの喩え。
個人的には大海に浮かぶ蓬莱山のように、ゆったりおおらかな意匠に見えるのですが。
ただ、南禅寺方丈は虎の意匠だらけ!
前庭に面した大方丈の欄間には虎の彫物。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/eb/9df28f265c40f755d757e2d21992f83f.jpg)
小方丈の障壁画も虎。狩野探幽作と伝えられる水呑の虎は、平和な時代の到来を象徴するかのようです。
こちらは小方丈前の如心庭。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/17/325e4438301854937e63ec329f10a241.jpg)
渡り廊をぐるりと進むと北側の六道庭、中庭に出ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/fd/0b61845580fbab7e15e5470a378ce3d5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/2b/e9b7489f6e802d554f22eac14fa21ed4.jpg)
建物の作りが複雑で映画のセットみたいですね。
茶室、窮心亭。廻し廊の下を潜る設計になっていて、面白いですね。
昭和43年、宗徧流一門から寄進された茶室です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/8c/485e0454dad63af0236875a0a11ed6fb.jpg)
ぐるり一周、鳴声に呼び止められ、見ると石の右上にちょこんとジョウビタキの雌が!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/c1/92631cb045aed504e9beb85dce9f8ac1.jpg)
江戸と昭和の禅の庭、茶室の露地と見所満載の南禅寺本坊。
時代の変化とともに庭の意匠も変化していきます。
それも見所ですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/72/2b9eb28da3d2b893b086c1e5349a1622.jpg)