ひびのあれこれ・・・写真家の快適生活研究

各種媒体で活動する写真家の毎日。高円寺で『カフェ分福』をオープンするまでの奮闘記、イベント情報などをお伝えします。

加賀 諸江屋の縁起菓子

2012年03月25日 | Weblog

こちらは加賀の縁起菓子『福徳煎餅』。
とてもかわいらしく、壊すのがもったいなくって大切にしすぎ(笑)、今更開封してみました。

なになに、北國新聞出版局、月刊『アクタス』によりますと

十二代加賀藩主前田斉広(なりなが)公の文化六年(1809)、金沢城二の丸御殿が新造された折、その祝賀用に創案された菓子である。創案者は前田家御用の七代樫田吉造の内儀とされる。よほど斉広公が気に入られたのだろう、文政六年(1823)の竹沢御殿落成時にも用いられた記録が残る。

おめでたい福俵、打出の小槌、砂金袋をかたどった餅種を焼き、金を表す黄と銀を表す白に仕上げる。中に金沢の婚礼調度に用いられる土人形のミニチュアと、小型の金花糖を入れたところが妙味である。

明治以降、正月菓子として金沢の菓子屋がこぞって売り出したが、現在も扱っているのは諸江屋のみである。

だそうです。


皮の部分には地模様が施され、雅やかです。


そして中にはこ~んなに可愛らしい土人形や金華糖が入っています。
子供も大人も思わず歓声を上げてしまう素敵なお菓子です。
家族が集まるお正月の団欒に一興ですね。




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