朝4:30起床。5時からのお勤めに参加後、青岸渡寺の副住職であられる高木亮英さんのお話を円座になって聞く。今も修業のために山に入られるそうで、その荒行のせいか俗世界の汚れがすっきりと浄められたような晴れ晴れとした表情でいらっしゃる。一緒に参加した女性の話を噛みしめるように聞いていらっしゃる姿に、何とも言えない「大きさ」を感じる。何でも3月15日から7日間に及ぶ大峯奥駆の行があるそうで、日本のみならず世界からの参加者数150人!いつか参加してみたい。
朝食前に小雨が降る中、那智大社の撮影。人気のない境内を堪能できるのも宿坊に泊まったお蔭。朝食後、那智の滝、大門坂へ。那智の滝は、尊勝院の中から三重塔越しに眺めるのが一番フォトジェニックだ。滝だけだとその迫力が伝わりにくい。折しも水量が少なく滝の三筋がはっきり見て取れる。もう一つ残念なのは、滝に近づくことができないこと。どこもかしこも柵で囲われ、全てが人間によって管理されているような感を覚える。大門坂は、確かに美しいのだが、観音道や松本峠、或いは波田須の道が醸し出す「古道」的な雰囲気はあまり感じられない。
撮影はこれで終了。気になっていた「請川のお滝さん」へ。途中ややハードな勾配が続くが、徒歩20~30分ぐらいだろうか。岩に守られたドームのような場所で、一枚の大きな岩を流れ落ちる滝が現れる。その滝壷の美しいこと。ドーム状に岩が迫っているので、声が反響する。ここにいると妙に高揚し、祝祭的な気分になって踊り出したくなる。2人とも妙にハイテンション。熊野三山巡りを締めくくるに相応しい場所だった。
19:25南紀白浜発のJALで羽田へ。
朝食前に小雨が降る中、那智大社の撮影。人気のない境内を堪能できるのも宿坊に泊まったお蔭。朝食後、那智の滝、大門坂へ。那智の滝は、尊勝院の中から三重塔越しに眺めるのが一番フォトジェニックだ。滝だけだとその迫力が伝わりにくい。折しも水量が少なく滝の三筋がはっきり見て取れる。もう一つ残念なのは、滝に近づくことができないこと。どこもかしこも柵で囲われ、全てが人間によって管理されているような感を覚える。大門坂は、確かに美しいのだが、観音道や松本峠、或いは波田須の道が醸し出す「古道」的な雰囲気はあまり感じられない。
撮影はこれで終了。気になっていた「請川のお滝さん」へ。途中ややハードな勾配が続くが、徒歩20~30分ぐらいだろうか。岩に守られたドームのような場所で、一枚の大きな岩を流れ落ちる滝が現れる。その滝壷の美しいこと。ドーム状に岩が迫っているので、声が反響する。ここにいると妙に高揚し、祝祭的な気分になって踊り出したくなる。2人とも妙にハイテンション。熊野三山巡りを締めくくるに相応しい場所だった。
19:25南紀白浜発のJALで羽田へ。