今世紀最高の写真家のひとり、ジョセフ・クーデルカの展覧会に出かけました。
写真集は数多く出版されているにもかかわらず、本格的な回顧展としてはアジア初!これは事件です。
ということで、2日に吉岡徳仁の『クリスタライズ』とダブルヘッダーで出かけました。
自慢すると、クーデルカの作品との最初の出会いは20年前。イギリスに撮影に出かけた時ロンドンの小さなギャラリーでその作品に触れる機会を偶然得たのです。以来大好き&大尊敬する作家で、テオ・アンゲロプロスの映画『ユリシーズの瞳』でスチール撮影を手掛け、東京都写真美術館でその上映会が開催された際クーデルカの小さな作品展が同時に開かれ、来日していたクーデルカに、持参した写真集『EXILES』にサインを頂いたのです!私が勝手にイメージしていた本人像と異なり、長身で細身、髪はボサボサっとして、全く飾り気のない風貌だったのが逆に好印象で、益々ファンになりました。その時担当の方が、クーデルカは放浪癖がありなかなかつかまらない、な~んておっしゃっていました。孤高の作家、クーデルカ。作品も異彩を放っています。
特に私が好きな作品群は『Chaos』以降。
大胆に切り取られたパノラマの世界。被写体は異化され、変容し、無限のイメージを纏っています。写真集とは違い、ビッグサイズのプリントで相対する作品は迫力満点です。残念ながら展覧会は13日で終了してしまいましたが、次の機会が待ち遠しいです
写真集は数多く出版されているにもかかわらず、本格的な回顧展としてはアジア初!これは事件です。
ということで、2日に吉岡徳仁の『クリスタライズ』とダブルヘッダーで出かけました。
自慢すると、クーデルカの作品との最初の出会いは20年前。イギリスに撮影に出かけた時ロンドンの小さなギャラリーでその作品に触れる機会を偶然得たのです。以来大好き&大尊敬する作家で、テオ・アンゲロプロスの映画『ユリシーズの瞳』でスチール撮影を手掛け、東京都写真美術館でその上映会が開催された際クーデルカの小さな作品展が同時に開かれ、来日していたクーデルカに、持参した写真集『EXILES』にサインを頂いたのです!私が勝手にイメージしていた本人像と異なり、長身で細身、髪はボサボサっとして、全く飾り気のない風貌だったのが逆に好印象で、益々ファンになりました。その時担当の方が、クーデルカは放浪癖がありなかなかつかまらない、な~んておっしゃっていました。孤高の作家、クーデルカ。作品も異彩を放っています。
特に私が好きな作品群は『Chaos』以降。
大胆に切り取られたパノラマの世界。被写体は異化され、変容し、無限のイメージを纏っています。写真集とは違い、ビッグサイズのプリントで相対する作品は迫力満点です。残念ながら展覧会は13日で終了してしまいましたが、次の機会が待ち遠しいです