源ザの独り言日記

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周辺部で花火音、パリ五輪盛り上がり・ホテルやレストランは閑散、2日のNY株式市場今年最大の下落

2024-08-03 20:27:45 | Weblog
今日も日中炎暑の中での午前中「まなびいプラザ」、午後「図書館」への自転車と徒歩で移動となった。夜のストレッチでは周辺部での花火音が聞こえてきた。

<パリ五輪盛り上がり、ホテルやレストランは閑散>
パリ五輪は7月26日の開会式から1週間が過ぎた。世界的観光名所で行われる競技を直接見ようと足を運んだ市民や観光客で会場は盛り上がっている。ただ、周辺の警備態勢強化や宿泊料金の高騰で観光需要は伸び悩んでいるようだ。熱波の影響も懸念されている。8月1日に行われた陸上の競歩は、五輪マークが飾られたエッフェルト塔周辺が舞台だった。米国から訪れた男性(42)は「観光と競技の観戦を同時に楽しめる。ぜいたくな体験だ」と満面の笑みを浮かべた。
パリ五輪は観光とスポーツの融合がテーマだ。大会組織委員会の会長は「フランスの宝物が戦いの舞台」と強調している。皇帝ナポレオンが眠るアンバリッド(廃兵院)前ではアーチュリー、世界遺産のベルサイユ宮殿では馬術が行われ、いずれも壮観な光景を一目見ようと多くの観戦客が訪れた。7月31日には水質汚染で1世紀にわたり遊泳が禁止されていたセーヌ川などでトライアスロンが行われた。水質に不安は残るが、会場付近に集まった市民らはセーヌ川の〝復活〟に「五輪のレガシー(遺産)を残した」と歓喜に沸いた。一方、競技会場と対照的に盛り上がりに欠くのが観光産業だ。パリでは五輪開幕直前、テロが起きる懸念などから観光客が敬遠する動きが加速。ホテルやレストランの経営者らは観戦客が押し寄せてくる開幕後に巻き返しを図ろうとしたが、期待は「空振りに終わっている」(専門家)。パリ市のあるミシュランの星付きレストランのシェフは7月の売り上げが例年に比べ約30%落ちたと明かした。五輪需要を予想して従業員を新たに雇用していたが、開幕後も客足は伸びず「お祭りから仲間外れにされた気分だ」とこぼした。仏警察は開会式直前に発生した高速鉄道TGVへの破壊行為を受け、テロ対策を強化。警官らは競技会場付近を封鎖し、車などで通過できない道路が増えた。観光客が目的地に行けず、レストランの予約をキャンセルする事例が相次いでいる。開幕直前、パリの宿泊施設の平均価格は昨年より70%近く高騰していた。一部ホテルが値下げで観光客を呼び込もうとし、平均価格は下落したが、1年前より割高なため、宿泊代を節約して日帰りする観戦客も目立つという。さらにパリは熱波に見舞われ、7月30日には最高気温36.2℃を記録。熱中症の症状を訴える選手も出た。パリ市は給水所やミスト装置などの冷却スポットを設置。鉄道職員が地下鉄構内で観戦客らに水を配るなどしているが、熱中症を恐れてパリでの観戦を取りやめた観光客もいるという。8月1日から本格化した陸上競技は沿道での観戦が多く、観光客が遠のく可能性もある。

<2日のNY株式市場今年最大の下落>
2日のNY株式市場で、米国経済が想定以上に悪化しているとの懸念が強まり、ダウ平均株価(30種)の終値は610㌦安と今年最大の下落幅を記録した。ダウ平均は1日も大幅に下落しており、2日間で計1100㌦値下がりした。対ドルの円相場も約半年ぶりの円高水準となった。週明けの東京市場にも影響を与えそうだ。ダウ急落の主な要因は、2日に発表された米国の7月の雇用統計だ。非農業部門の就業者数は、市場予想を大きく下回り、失業率も悪化した。投資家の間では米国の景気後退への懸念が急速に高まった。ダウ平均は一時900㌦超下落する場面もあった。終値は3万9737.26㌦となり、約1週間ぶりに4万㌦台を割り込んだ。在米の日系金融機関関係者は「雇用統計が衝撃的な内容だったことから、売りが売りを呼ぶパニック状態に陥った」と指摘した。一方、2日のNY外国為替市場の円相場は一時、約半年ぶりの円高水準となる1㌦=146円40銭台に上昇した。株式を売って比較的安全とみられている米国債を買う動きが広がった結果、米長期金利は一時、約7か月ぶりの低水準となる3.7%台に低下した。利上げに動く日本と米国の金利差縮小が意識され、㌦を売って円を買う動きが優勢となった。東京株式市場では、日経平均株価(225種)が8月に入ってわずか2日間で計約3200円下落するなど動揺が続いている。専門家は「週明けの東京市場も下落して始まるかもしれない」と指摘する。値ごろ感から買い注文が入る可能性もあるが、11月の米大統領選の行方など先行きが不透明な材料も多い。当面は不安定な値動きが続く恐れがある。