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歯茎だけの炎症で、歯茎が腫れて赤くなり、出血しやすくなります

2017-10-05 16:52:01 | 日記
歯周病とは、歯と歯茎の隙間から細菌(原因菌)が入り込み、歯を支えている歯茎や骨、歯根膜などの歯周組織を壊していく病気で、歯肉炎と歯周炎に分けられます。その進行状況により 歯茎の発赤・腫れ・出血・口臭・歯のぐらつきなど様々な症状が現れます。

しかし、自覚症状が少ないのが特徴でもあるため、本人が気づく頃にはかなり重症になっているという危険な疾患です。厚生省の調査によると、中高年の80%以上は歯周炎の症状を訴えており、歯を失う最大の原因が歯周病といわれています。
マイクロスコープ 歯科
歯肉炎
歯茎だけの炎症で、歯茎が腫れて赤くなり、出血しやすくなります。歯を支える骨にはまだ炎症は波及していません。

軽度歯周炎
歯茎の炎症が進み、浅い歯周ポケットができます。同様に、歯を支える骨の破壊も始まります。※歯周ポケットとは歯と歯を支える歯茎との間隙のことをいいます。歯周ポケットが深いということは、それだけで歯を支えている歯周組織が歯周病により壊されていることを示しています。

中度歯周炎
歯を支える骨の破壊が進み、歯がぐらつきだします。また、腫れたり化膿しやすくなります。

重度歯周炎
歯を支える骨がほとんど無くなり、著しくぐらつき、咬めなくなります。
マイクロモーター

生活習慣の改善
病気、睡眠不足、ストレスを感じているときなど抵抗力が落ちているときは歯周病菌に感染しやすくなります。十分な睡眠、適度な運動、ストレス解消は歯周病を治療していくうえでも欠かせません。また、歯周病と関係の深い糖尿病にならないような食事、よく噛んで食べるなど食生活を見直す事も必要です。

スケーリング & ルートプレーニング
歯垢(プラーク)は時間が経てば歯磨きでは取り除くことができない歯石になり、歯石は歯周病菌の格好の棲家となるため、早めに取り除くことが大切です。歯石・歯垢(プラーク)を除去し、再び付着しづらくする治療法がスケーリング&ルートプレーニングで、歯磨きでは取り除けない歯石はもちろん、取り除けていない歯垢(プラーク)を歯医者で除去することによって炎症が収まっていき、歯周ポケットの深さも浅くなりますので、歯周病の進行を抑え、症状の改善が期待できます。

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