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歯周病が、お口の中だけではなく全身の健康にも影響を及ぼす場合があることをご存知でしたか?

2018-08-11 11:23:40 | 日記
歯周病は、細菌により引き起こされる感染症で、歯のまわりの組織の病気です。
現在、歯を失う一番の原因として、むし歯よりも高い割合を占め、日本人の30歳~40歳のうち、80%以上もの方が歯周病にかかっていると言われております。
抜歯 器具
お口の中に細菌が定着することで、炎症がおき、歯茎が赤く腫れてしまいます。この炎症が続くと、歯の周りの組織が破壊されて、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。歯周病は歯1本だけの病気ではなく、放っておくとお口の中全体に広がっていきます。痛みなどの自覚症状を感じにくく、静かに進行していくため、気づいた時にはすでに重症になっているという非常に恐ろしい病気なのです。

歯周病が、お口の中だけではなく全身の健康にも影響を及ぼす場合があることをご存知でしたか? 歯周病菌は血流に乗って全身へと回り、あらゆる全身疾患の原因となる場合があることが報告されています

糖尿病
歯周病と糖尿病は特に密接な関係があるといわれています。
糖尿病の人は健康な人に比べて歯肉炎や歯周炎にかかっている人が多かったり、歯周病になると糖尿病の症状が悪化してしまうという調査結果が報告されています。
つまり、糖尿病を治療することにより歯周病が改善し、その逆で歯周病を治療することにより糖尿病が改善されることがあると言われています。
マイクロスコープ 歯科
動脈硬化心臓疾患
動脈硬化の原因の一つとして、歯周病菌などの細菌感染があげられております。歯周病菌が血管に入り込み、その刺激により、動脈硬化を引き起こす物質が排出されます。それによって出来た血管内の沈着物が血液の通り道を細くすることで、日本人の死因の主な原因と言われている心筋梗塞、狭心症などの心臓疾患を引き起こすと言われております。

プラークコントロールをしよう!
お口の中の病気はほとんどプラークに原因があります。むし歯も歯周病もこのプラークが原因で起こってしまいます。プラークとは細菌の塊のことで、ほとんどの方のお口の中に潜んでいます。身体の抵抗力がとても強い方はプラークが多少あってもむし歯や歯周病にはなりにくいのですが、抵抗力が低い方、また糖尿病の方やお年寄りなどは病気が発生しやすいです。
そこで、歯周病等にならないように、歯面に歯垢の付着のない「プラークフリー」の状態を保っていくことをプラークコントロールといいます。

歯周病は、特に初期の段階では自覚症状がほとんど出ない病気です。少しでも歯周病かなと感じたら、早めに歯科医療機関で検査を受けて、正確な診断を受けましょう。
プロービングでは、プローブというメモリつきの針状の器具を使用して、歯肉の状態を検査します。歯周ポケットの深さ、歯ぐきの炎症、歯石の付着状態などを調べることができます。この検査を定期的に行うことによって、歯周病を予防することができます。検査時には少し圧力ががかかります。

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