最近では生活習慣病として位置づけられており、若年層でも発症する人が増えています。歯周病には、初期段階には自覚症状が現れにくいという特徴があり、気がついた時には症状が進行した後だったというケースも少なくありません。そして、症状が進行すると歯を失うことにも繋がりますので、天然歯の維持にはこの歯周病の予防が不可欠であると言えます。
エアーモーター
歯垢(プラーク)は食事するたびに歯に付着しますので、虫歯予防と同様に、毎日または毎食後、歯磨き、歯間ブラシ、デンタルフロスなどで丁寧に磨くことが重要です。確実に除去することでプラークコントロールする事は可能ですが、すでに歯周病にかかっている方は、歯周ポケットが深くなっているため歯周ポケットに入り込んだ歯垢(プラーク)を歯医者で除去してもらわなければなりません。歯磨きだけでは完璧なプラークコントロールは出来ないのが現実です。プラークコントロールが確実にできているかによって歯周病になるリスクが決まるといっても過言ではなく、プラークコントロールする事によって歯周病をある程度予防する事ができ、歯周病治療を行っていくうえでもプラークコントロールは欠かせないものと言えます。
http://minaminami.kyo2.jp/
歯磨きによってプラークコントロールがある程度可能となりますので、1にも2にも正しい歯磨きが何よりも大切なのです!「磨いている」、と「磨けている」とは全く別のことです!!歯周病の根本的な原因はプラークですので、歯磨きでプラークを除去すれば歯周病を予防する事ができますが、単に強く磨いたり、長く磨いただけでは歯や歯の周りに強力に付着したプラークを完全に除去する事はできず、プラークを除去しようと強く磨いた結果、逆に歯や歯肉(歯茎)を傷つけてしまうこともありますので注意が必要です。ではどのような歯磨き(ブラッシング)をすれば歯垢(プラーク)を確実に除去し、歯周病を予防できるのでしょうか?これは歯医者さんに直接、指導してもらう事が一番です。口の中、歯並びは1人1人違いますので、その人に適した歯磨きの仕方も1人1人異なるからです。
パルスオキシメーター
歯周病は一度かかると、完治させることはできません。だからといって、「予防」を諦める必要はありません。歯が健康な方の予防も、重度の歯周病にかかっている方の予防も、どちらも同じ「予防」です。予防はいつからでも始められます。今の進行度合いで歯がどんどん悪くなっていくのと、現状で食い止めて、そこからしっかりと予防に取り組むのとでは、将来の結果が大きく異なります。「歯周病にかかっているから」「歯が虫歯だらけだから」「もう年だから」と諦めず、「現時点からの予防」を始めるようにしてください。予防は、歯の状態、年齢、性別に関わらず、誰でも、いつからでも始めることができます。
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