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歯を支えている骨が逃げて減ってしまう

2017-10-31 13:46:41 | 日記
CMなどでよく聞く歯周病、あなたは本当にどういう病気かご存じですか?歯周病とは簡単に言うと、歯を支えている骨が少しずつ減ってしまう病気です。

歯の周囲に付着したプラーク(歯垢)が歯と歯肉の隙間(歯周ポケット)に入り込み、プラーク内の細菌から歯を支えている骨が逃げて減ってしまうのです。
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つまり、むし歯もない健康な歯でも、その周りの骨が解けることにより最後には抜けてしまう恐い病気です。日本人が歯を失う一番の原因が歯周病(歯槽膿漏)で、成人の80%が歯周病にかかっているといわれています。

歯周病は、歯肉の炎症による出血、腫れを特徴とする歯肉炎(しにくえん)と、歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)が破壊される歯周炎(ししゅうえん)に分けられます。

世間一般で言われている歯槽膿漏(しそうのうろう)は、成人性歯周炎をいいますが、歯周病には、その症状、病態によっていろいろな種類があります。

歯肉炎
歯肉のみに炎症が起きているもので、歯周病の一歩手前の歯科疾患です。原因は歯垢。
歯垢の中には細菌がたくさんいて、その細菌が有害物質を出し歯肉炎が発症します。
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歯周病
歯槽膿漏(しそうのうろう)ともいう。歯肉炎の進行により発生する、歯を支持する組織(歯根膜や骨など)の炎症や感染を伴う歯科疾患です。

歯周病は、進行するにしたがって歯を支える骨が溶けてしまう特徴があります。さらに、一度溶けて下がってしまった骨は、基本的に元の位置に戻ることはありません。治療が完治しても下がった場所で止めるのが精一杯で、治療を行わなければ、どんどん進行してしまうのです。

末期になると、最初は1本だけがぐらつくだけであっても、短期間のうちに次々とぐらついてくることがあります。そのため歯を守るには、歯周病を早い段階で予防や治療を行うことが大切となってきます。

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