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歯が多く残っていて、食事を楽しむことができれば生活の質を保てます

2018-05-30 11:13:17 | 日記
日頃、自分では磨きにくい歯と歯の間など専用の器具により歯をきれいにするだけではなく、虫歯や歯周病の予防にもつながります。

最近の研究により「むし歯や歯周病は、ある特定の細菌によっておこる」ことがわかってきました。つまり、その細菌たちを口から除去することにより予防できることがわかりました。磨きにくい箇所など菌がたまりやすい箇所もこのPMTCによりクリーニングすることにより、予防につながっていきます。
血中酸素濃度計
むし歯や歯周病の原因になる、歯の表面に付着し成熟したプラーク「細菌バイオフィルム」は、強力に歯に付着しているため、歯ブラシよるブラッシングでもなかなか取り除くことができません。また、他の異物の侵入を拒否する性質があるため、うがい薬などの効果も限定的です。PMTCは、「細菌バイオフィルム」をはがしとる手段として、最も効率的かつ効果的な方法と考えられています。通常スケーリングの後に行います。

8020について
「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」ということを目標にした『8020』運動。

現在は、平均寿命と同様に健康寿命への関心が高まっています。健康で過ごせる期間である健康寿命と平均寿命の差は、今のところ7~10歳程度開いています。健康寿命を平均寿命まで限りなく近づけることで、最後まで人生を心おきなく楽しむことができます。実は、この健康寿命には歯の数が大きく関係しています。

たとえば歯を失って噛み合わせがずれ、身体のバランスが崩れることで転びやすくなり、骨折をきっかけに寝たきりになる例は少なくありません。

歯が多く残っていて、食事を楽しむことができれば生活の質を保てます。また、よく噛むことは脳の働きを活性化する働きを持っているため、ボケ防止にもなります。
歯科用マイクロスコープ
また歯を失う最大のきっかけとなる歯周病は、さまざまな細菌によって引き起こされますが、この細菌が唾液に交じり、ご高齢の方に多い嚥下障害で気管から肺に侵入して肺炎を引き起こすこともよく知られています。肺炎は死因の中でも大きな割合を占める病気。歯周病を予防して歯を守ることは、身体全体の健康にも大きく影響を与えます。
最近では、「8020」の前段階目標のため「6024」も提唱されています。これは60歳の時点で24本以上の歯を守ろうというもの。つまり60歳までに失う歯を4本以下にとどめようという内容です。

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