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歯周病は、プラーク(歯垢)に潜む細菌によって歯茎や顎の骨などの歯周組織に炎症が起きる病気です

2020-03-19 09:32:41 | 日記
痛みなどの自覚症状が乏しいため、症状の進行に気付きにくく、気付いた時にはすでに重症化していることも多いことから、「沈黙の病気(サイレント・ディジーズ)」とも呼ばれています。歯周病と聞くと、「歯茎から血が出る病気」というイメージがあるかもしれませんが、もっと深刻な病気です。
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歯周病の直接的な原因は「プラーク(歯垢)」と呼ばれる細菌です。プラークは、歯に付着している黄白色の粘着性のある軟性付着物です。日々のブラッシングが不十分だと、口腔内にプラークが溜まっていき、プラーク内に増殖した細菌が毒素を出し、歯茎が侵されることで歯周病は発症・進行します。

また、プラークは「バイオフィルム」とも呼ばれ、歯に強固に付着しているだけではなく、様々な細菌が集合してバリアを形成します。これは、うがい薬やマウスウォッシュでは除去することができません。

口腔内にプラーク(歯垢)がない状態にしておけば、歯周病にはかかりません。しかしながら、プラーク(歯垢)は多かれ少なかれ誰のお口のなかにも存在します。

歯周病の最大の原因は、プラークが増殖しやすい口腔内環境をつくってしまうことにあります。毎日のブラッシングに加え、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けてしっかりとプラークを除去していないと、口腔内の歯周病菌が増殖し、歯周病が発症・進行しやすくなってしまいます。
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歯石とは、プラーク(歯垢)に唾液中のカルシウムなどが沈着し、石灰化して硬くなってしまったものです。 死んだ細菌の塊ですから、歯石自体が直接、歯周病の原因になるわけではありません。

しかし、歯石の表面はデコボコ・ザラザラしているため、表面上には必ずプラーク(歯垢)が付着しています。 そのため、結果としてプラーク(歯垢)の増殖となり、歯周病のリスクを高める要因になります。歯周病の発症・進行を抑えるためには、プラーク(歯垢)とともに歯石を取り除くことが重要です。

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