みんな!おはよ

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)が炎症によって、破壊される歯周病の一種です

2019-01-22 12:04:01 | 日記
歯周病は、歯垢(プラーク)の中に含まれる細菌が引き起こす感染症です。はじめは歯肉が炎症を起こして腫れる歯肉炎になり、そのまま放置しておくと、歯を支える骨(歯槽骨)がやがて溶けてしまう歯周炎へと悪化します。歯肉炎と歯周炎を総称して歯周病といいます。現在、日本の成人の80%以上の方が歯周病の何らかの症状があるといわれています。
歯周病は、その進行程度により一人ひとり異なるので、その方にあった治療方針を立てていきます。
ポータブルレントゲン 歯科
歯周病の原因
お口の中には、およそ400種類の細菌が住んでいます(口腔常在菌)。これらの細菌はとくに悪い影響を与えることはありませんが、ブラッシングが十分でなかったり、砂糖を過剰に摂取したりすると、細菌がネバネバした物質を作り出して歯の表面に付着します。これを歯垢=プラークといいます。プラーク1mgの中には約10億個の細菌が存在するといわれ、虫歯や歯周病を引き起こします。その中で歯周病を引き起こすとされる細菌は10種類以上あります。プラークは粘着性が高く、うがい程度では落ちません。このプラーク中の細菌が毒素を出し、歯肉に炎症を引き起こします。

歯周病
歯周病は、歯を支える周りの歯槽骨が吸収し、歯が最後には、抜け落ちる病気です。
歯ぐきから出血したり、歯がグラグラしていれば、歯周病の疑いがあります。
歯周病は大きく分けて、歯肉炎と歯周炎にわけられます。

歯肉炎
歯肉炎は歯肉(歯ぐき)に炎症(赤く腫れる)がある状態です。
歯と歯の間や歯と歯肉のすき間にたまった歯垢や歯石が原因で歯肉炎は起こります。
ダイヤモンドバー
歯周炎
歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)が炎症によって、破壊される歯周病の一種です。
歯肉炎を放置しておくと歯垢や歯石がどんどんくっついてしまいます。特に歯と歯肉のすき間(歯周ポケット)に歯石がたまり、どんどん歯周ポケットが深くなり、そこに歯垢や歯石がたまり、膿も出るようになります。

歯周炎は歯肉の炎症が歯肉炎よりも進行して、歯槽骨の溶け出しが始まります。歯槽骨が溶けて葉がグラグラになってしまい、最終的には歯を失う危険性が歯周炎にはあります。
歯周病はかなり進行しないと症状が出てきません。初めのうちは歯ぐきのみにとどまっていますが、次第に病状が進行し歯を支える骨にまで進むと手術が必要になります。
予防:歯みがき(ブラッシング)、定期健診&歯石、歯垢のクリーニングが基本です。

コメントを投稿