久しぶりに映画を見に行ってきました。
“日本沈没”です。
33年前に公開された“日本沈没”と見比べるためです。
33年前の1作目は当時はSFブームの真っ只中で、凄いヒットで
どの映画館も満員でした。
当時は少定員の映画館が複数入るようなシネコンなんてのはなくて
大型(定員1000名以上)ばかりでしたが、前売り券は売り切れ、
行列も出来るような状態でした。
また、当時はCGなんてのはなくて、特撮のみの造りでした。
当時1作目を見たときは、小学生位だったかな?
日本列島のあちこちで地震が起こり、三陸海岸の海岸線が崩れ土砂が
海へ沈んでいく様は今でも覚えています。
土の一粒一粒がリアルに映し出され、凄い怖かったです。
映画を見たその日の夜、怖くて一晩練られなかったのを今でも覚えています^^;
で、今回はリニューアル版を見に行ってきた訳です。
今回は“わだつみ6500”とか“深海掘削機”など実在する施設や設備が多数出てきました。
で、CGも多用されていたのですが、地震が起こり山が噴火し、
日本の領土が沈んでいくシーンが何度も出てきましたが、
地震が起こり噴火するシーン、すっごくあっさり作られていました。
地震→噴火→地盤沈下、全然リアル感が無いのですね。
土の一粒一粒が全然映像化されていなくて、土色した塊が
CGの粗さを隠すために遠写しにした演出になっている。
また、SF映画のリアルさもなく、何処にでもあるような草凪と芝咲コウの
単純ラブストーリーのテレビドラマを見ているような感覚。
そんな感じだから、収容421名の映画館で見に来ていたのはたった20人前後。
観る分には、空いていてラクチンだったのだが、内容は・・・・
まぁ、上映時期と言うかタイミングの問題もあるかもしれないね^^
33年前の時みたいに、前評判が凄くて、日本中に話題が浸透すると言うことも
今のところ無いみたいだし。。。
ちょっと、リアルさに期待しすぎちゃったのかも。