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●一体なぜ？ ブランド米が消える！？ ・戦後、食糧の安定供給を目的に制定された 主要農作物種子法（種子法）が、来年４月に廃止されることが決まった。これまで種子法によって 都道府県には、コメの種子の開発や生産が義務付けられ、各地の気候に合った様々な品種が誕生した。しかし、廃止によって 都道府県に その義務がなくなり、地域によっては 予算を縮小するのではないかという可能性が出てきた。特に食用のコメ以上に 手間と費用がかかる種子の生産農家は、法律の廃止をきっかけに 生産者が減るのではと 懸念を感じている。農水省側は、種子法の廃止は 民間の参入を促し、世界的な競争力をつけるためとしている。種子の開発を行ってきた民間企業は 廃止を機に これまで価格に大きな差があった都道府県開発の品種と同等の競争ができるようになることを 期待している。取材先：農林水産省、龍谷大学、三光園、中島
●憲法改正の国民投票に向け 自民の投票用紙案 入手 ・憲法改正の賛否を諮る国民投票について、自民党が検討している「投票用紙案」を テレビ東京が独自に入手した。自民党が検討する案では、用紙に いくつかの「色」がある。１回の国民投票で、複数の改正テーマを掲げることも 想定しているためと みられる。そのテーマは「自衛隊の明記について」「教育を受ける機会の保障について」などを例示。どんな条文に修正するかの 具体的な記述は 用紙にはなく、国民は改正が発議された際に 公表される条文案を 踏まえた上で、投票に臨む必要がありそうだ。自民党は 来年の春先にも 憲法改正を発議し、来秋にも 国民投票を 衆院選と同時に 実施することを検討している。
●関東の知事からは 反発も 五輪費用の分担で合意なるか？・丸川五輪・パラリンピック担当大臣は きょう、開催費用の分担をめぐり、東京都以外の自治体でも、一定の負担をする方向で 大筋合意したと 明らかにした。大会費用は 総額で１兆3,900億円と試算されている。このうち 大会組織委員会と 東京都が それぞれ6千億円、国が1,500億円を負担する見通し。今回、残る400億円規模の運営費の負担についても 関係する自治体の理解が得られるとした。オリンピックの競技は、東京都のほか、神奈川や千葉など １道６県で開催される予定。しかし周辺の神奈川県、埼玉県、千葉県の知事からは、一方的な合意発表だと反発する声が相次いでいる。費用分担の大枠は、今月31日に 正式決定する見通しだ。
●音声認識の技術向上で新サービス ・ＮＴＴドコモは24日、今夏の新商品･新サービスの発表会を開いた。鮮明なスーパースローモーション映像が撮れる 新型エクスペリアを披露したほか、スマートフォンの月額利用料金を 機種限定で 1,500円割り引く 新プラン「ｄｏｃｏｍｏ ｗｉｔｈ」などを発表した。さらに 通話が終わる合図となるキーワードを発して、５秒以内に 端末から耳を離すと 自動的に通話が終了する 新機能なども披露。こうしたサービス強化は「格安スマホ」との顧客争奪戦を見据えた 戦略でもあると話す。三菱電機は 世界初になるＡＩによる音声分離技術を発表した。一つのマイクで録音した音を 周波数の特徴や 音の続き方などから似た音を分けていくことで、音声の分離が可能になった。
●「ＢＯＳＳ」×「フルグラ」コラボで 打ち出す新戦略とは ・サントリー食品インターナショナルとカルビーが共同開発した新商品「ボスラテベーススイートメープル」を発表した。牛乳で割って飲む濃縮タイプのコーヒーのシリーズで、主なターゲットは 主婦などの女性層だが、新たな提案を打ち出した。なんと「食べるカフェラテ」ということで、カルビーのシリアル「フルグラ」にかけて 食べることをオススメしているのだ。ボスブランドの商品は、多くの客は 男性だが、ボスブランドの拡大のためには、女性客を増やすことが 不可欠だと、サントリーは考えている。朝に ラテベースのシリーズが よく飲まれていることや、ラテシリーズを アレンジして 利用している客が多いことなどから、朝に よく食べられている フルグラとの協力を決めた形だ。
●米大統領へのロシア介入疑惑 ＣＩＡ前長官「捜査必要」 ・１月までＣＩＡ＝中央情報局の長官を務めたブレナン氏が 23日、アメリカ大統領選へのロシアの介入疑惑について、さらに捜査が必要と証言した。また一連の疑惑の捜査のため、国務省から任命された モラー特別検察官も、解任されたＦＢＩのコミー前長官が 残したメモについて 説明を受けるなど、捜査を始めた。疑惑の捜査を トランプ大統領は「魔女狩りだ」と非難しているが、追及の声は 厳しさを増している。
●トランプ氏 ローマ法王と会談 ・大統領就任後 初めての外遊で バチカンを訪れたトランプ大統領は 24日、フランシスコローマ法王と 会談した。初めてとなる 両者の会談は、およそ30分間行われ、国際情勢について、幅広く意見交換した もようだ。ただ、去年のアメリカ大統領選中に トランプ氏が 不法移民の流入防止のため メキシコの国境に 壁を建設する方針を示したことについて ローマ法王は「キリスト教徒ではない」と批判している。両者は、難民や移民への対応で こうした見解の相違がある中、各地で起きている紛争の解決や 平和の実現に尽力する必要性を 確認したとみられる。また、ローマ法王は、地球温暖化対策の 新たな枠組みである「パリ協定」からの離脱を示唆する トランプ氏に対し、環境問題に関する書物などを贈り、環境保護の重要性を 訴えたもようだ。
●商工中金に立ち入り検査 ・トップの進退に 議論が進む可能性もある。全国規模の不正融資が発覚した商工中金に対し、金融庁と経済産業省、財務省は きょう、立ち入り検査を行なった。不正があったのは、自然災害などで 業績が悪化した中小企業に 低い利子で資金を貸し出す「危機対応融資」で、融資実績を上げるため書類を改ざんしていた。商工中金の第三者委員会の調べでは、これまでに 816件、およそ200億円の不正融資が判明している。検査を主導する金融庁は、不正の実態を解明するほか、経営陣を含めた組織ぐるみの関与についても 調べることにしている。
●５月景気判断 据え置き ・政府は きょう、５月の月例経済報告を発表し、景気の基調判断を「一部に改善の遅れもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」として、前の月までの判断を据え置いた。同じ表現は ６ヵ月連続となる。また、基調判断のもととなる個別の全14項目についても、すべて 前の月の判断を維持した。個別項目のひとつ「個人消費」については、旅行や外食が好調で、「総じてみれば 持ち直しの動きが続いている」との見方を示している。
●与謝野 馨元財務大臣が死去 ・与謝野馨 元財務大臣が 死去したことが 分かった。78歳だった。与謝野氏は 自民党で、政調会長や財務大臣など 要職を歴任したが、民主党政権への政権交代後に 自民党を離党した。菅政権では、経済財政担当大臣を務め、財政再建派として 消費税増税の必要性を主張したが、所属政党を変えての入閣に「変節」との批判も浴びた。ガンの影響で 声が出づらくなり、2012年の総選挙には 出馬しなかったが、その後、自民党と関係を修復し、復党したばかりだった。
●三菱ＵＦＪ銀頭取に三毛氏 ・三菱東京ＵＦＪ銀行は 現頭取の小山田隆氏が 就任からわずか１年ほどで 退任する異例の人事を 発表した。後任には 現副頭取の三毛兼承氏が昇格する。小山田氏は 全国銀行協会の会長にも ４月に就任したばかりで 先週開かれた会見にも 姿を見せていた。健康問題を退任の理由としている。全国銀行協会の会長職の後任には 親会社である三菱ＵＦＪフィナンシャルグループの平野社長が就任する。
●ＦＲＢ前議長「財政政策と連携必要」 ・日銀で開かれた国際会議で アメリカのバーナンキ前ＦＲＢ議長が 講演した。バーナンキ氏は 日銀の金融緩和政策を評価した 一方、２％の物価目標の達成には 政府が財政政策というかたちで協力し、人々に 物価が上がると思わせることが必要だと 説明した。また、日銀が 追加緩和などで 一時的に インフレ率を高めに維持する案も 示した。
●【トレたま】透明人間カメラ ・【商品名】透け撮るん【商品の特徴】人を撮影すると輪郭が表示される【企業名】旭化成【住所】千代田区神田神保町１丁目105番地【価格】未定【発売日】来年春を目指す【トレたまキャスター】北村まあさ
●明日の経済と解説・【コメンテーター】ロバート・Ａ・フェルドマン（モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券シニアアドバイザー）
●番組の見どころ 5月25日（木）・医師や管理栄養士が監修する、疾病の予防が期待できる 食材を使った料理を出す レストランや宅配弁当が 注目を集めている。続々登場する新メニューとは。また、米トランプ大統領が 仏マクロン大統領と会談。初対面の結果は。
●一体なぜ？ ブランド米が消える！？ ・戦後、食糧の安定供給を目的に制定された 主要農作物種子法（種子法）が、来年４月に廃止されることが決まった。これまで種子法によって 都道府県には、コメの種子の開発や生産が義務付けられ、各地の気候に合った様々な品種が誕生した。しかし、廃止によって 都道府県に その義務がなくなり、地域によっては 予算を縮小するのではないかという可能性が出てきた。特に食用のコメ以上に 手間と費用がかかる種子の生産農家は、法律の廃止をきっかけに 生産者が減るのではと 懸念を感じている。農水省側は、種子法の廃止は 民間の参入を促し、世界的な競争力をつけるためとしている。種子の開発を行ってきた民間企業は 廃止を機に これまで価格に大きな差があった都道府県開発の品種と同等の競争ができるようになることを 期待している。取材先：農林水産省、龍谷大学、三光園、中島
●憲法改正の国民投票に向け 自民の投票用紙案 入手 ・憲法改正の賛否を諮る国民投票について、自民党が検討している「投票用紙案」を テレビ東京が独自に入手した。自民党が検討する案では、用紙に いくつかの「色」がある。１回の国民投票で、複数の改正テーマを掲げることも 想定しているためと みられる。そのテーマは「自衛隊の明記について」「教育を受ける機会の保障について」などを例示。どんな条文に修正するかの 具体的な記述は 用紙にはなく、国民は改正が発議された際に 公表される条文案を 踏まえた上で、投票に臨む必要がありそうだ。自民党は 来年の春先にも 憲法改正を発議し、来秋にも 国民投票を 衆院選と同時に 実施することを検討している。
●関東の知事からは 反発も 五輪費用の分担で合意なるか？・丸川五輪・パラリンピック担当大臣は きょう、開催費用の分担をめぐり、東京都以外の自治体でも、一定の負担をする方向で 大筋合意したと 明らかにした。大会費用は 総額で１兆3,900億円と試算されている。このうち 大会組織委員会と 東京都が それぞれ6千億円、国が1,500億円を負担する見通し。今回、残る400億円規模の運営費の負担についても 関係する自治体の理解が得られるとした。オリンピックの競技は、東京都のほか、神奈川や千葉など １道６県で開催される予定。しかし周辺の神奈川県、埼玉県、千葉県の知事からは、一方的な合意発表だと反発する声が相次いでいる。費用分担の大枠は、今月31日に 正式決定する見通しだ。
●音声認識の技術向上で新サービス ・ＮＴＴドコモは24日、今夏の新商品･新サービスの発表会を開いた。鮮明なスーパースローモーション映像が撮れる 新型エクスペリアを披露したほか、スマートフォンの月額利用料金を 機種限定で 1,500円割り引く 新プラン「ｄｏｃｏｍｏ ｗｉｔｈ」などを発表した。さらに 通話が終わる合図となるキーワードを発して、５秒以内に 端末から耳を離すと 自動的に通話が終了する 新機能なども披露。こうしたサービス強化は「格安スマホ」との顧客争奪戦を見据えた 戦略でもあると話す。三菱電機は 世界初になるＡＩによる音声分離技術を発表した。一つのマイクで録音した音を 周波数の特徴や 音の続き方などから似た音を分けていくことで、音声の分離が可能になった。
●「ＢＯＳＳ」×「フルグラ」コラボで 打ち出す新戦略とは ・サントリー食品インターナショナルとカルビーが共同開発した新商品「ボスラテベーススイートメープル」を発表した。牛乳で割って飲む濃縮タイプのコーヒーのシリーズで、主なターゲットは 主婦などの女性層だが、新たな提案を打ち出した。なんと「食べるカフェラテ」ということで、カルビーのシリアル「フルグラ」にかけて 食べることをオススメしているのだ。ボスブランドの商品は、多くの客は 男性だが、ボスブランドの拡大のためには、女性客を増やすことが 不可欠だと、サントリーは考えている。朝に ラテベースのシリーズが よく飲まれていることや、ラテシリーズを アレンジして 利用している客が多いことなどから、朝に よく食べられている フルグラとの協力を決めた形だ。
●米大統領へのロシア介入疑惑 ＣＩＡ前長官「捜査必要」 ・１月までＣＩＡ＝中央情報局の長官を務めたブレナン氏が 23日、アメリカ大統領選へのロシアの介入疑惑について、さらに捜査が必要と証言した。また一連の疑惑の捜査のため、国務省から任命された モラー特別検察官も、解任されたＦＢＩのコミー前長官が 残したメモについて 説明を受けるなど、捜査を始めた。疑惑の捜査を トランプ大統領は「魔女狩りだ」と非難しているが、追及の声は 厳しさを増している。
●トランプ氏 ローマ法王と会談 ・大統領就任後 初めての外遊で バチカンを訪れたトランプ大統領は 24日、フランシスコローマ法王と 会談した。初めてとなる 両者の会談は、およそ30分間行われ、国際情勢について、幅広く意見交換した もようだ。ただ、去年のアメリカ大統領選中に トランプ氏が 不法移民の流入防止のため メキシコの国境に 壁を建設する方針を示したことについて ローマ法王は「キリスト教徒ではない」と批判している。両者は、難民や移民への対応で こうした見解の相違がある中、各地で起きている紛争の解決や 平和の実現に尽力する必要性を 確認したとみられる。また、ローマ法王は、地球温暖化対策の 新たな枠組みである「パリ協定」からの離脱を示唆する トランプ氏に対し、環境問題に関する書物などを贈り、環境保護の重要性を 訴えたもようだ。
●商工中金に立ち入り検査 ・トップの進退に 議論が進む可能性もある。全国規模の不正融資が発覚した商工中金に対し、金融庁と経済産業省、財務省は きょう、立ち入り検査を行なった。不正があったのは、自然災害などで 業績が悪化した中小企業に 低い利子で資金を貸し出す「危機対応融資」で、融資実績を上げるため書類を改ざんしていた。商工中金の第三者委員会の調べでは、これまでに 816件、およそ200億円の不正融資が判明している。検査を主導する金融庁は、不正の実態を解明するほか、経営陣を含めた組織ぐるみの関与についても 調べることにしている。
●５月景気判断 据え置き ・政府は きょう、５月の月例経済報告を発表し、景気の基調判断を「一部に改善の遅れもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」として、前の月までの判断を据え置いた。同じ表現は ６ヵ月連続となる。また、基調判断のもととなる個別の全14項目についても、すべて 前の月の判断を維持した。個別項目のひとつ「個人消費」については、旅行や外食が好調で、「総じてみれば 持ち直しの動きが続いている」との見方を示している。
●与謝野 馨元財務大臣が死去 ・与謝野馨 元財務大臣が 死去したことが 分かった。78歳だった。与謝野氏は 自民党で、政調会長や財務大臣など 要職を歴任したが、民主党政権への政権交代後に 自民党を離党した。菅政権では、経済財政担当大臣を務め、財政再建派として 消費税増税の必要性を主張したが、所属政党を変えての入閣に「変節」との批判も浴びた。ガンの影響で 声が出づらくなり、2012年の総選挙には 出馬しなかったが、その後、自民党と関係を修復し、復党したばかりだった。
●三菱ＵＦＪ銀頭取に三毛氏 ・三菱東京ＵＦＪ銀行は 現頭取の小山田隆氏が 就任からわずか１年ほどで 退任する異例の人事を 発表した。後任には 現副頭取の三毛兼承氏が昇格する。小山田氏は 全国銀行協会の会長にも ４月に就任したばかりで 先週開かれた会見にも 姿を見せていた。健康問題を退任の理由としている。全国銀行協会の会長職の後任には 親会社である三菱ＵＦＪフィナンシャルグループの平野社長が就任する。
●ＦＲＢ前議長「財政政策と連携必要」 ・日銀で開かれた国際会議で アメリカのバーナンキ前ＦＲＢ議長が 講演した。バーナンキ氏は 日銀の金融緩和政策を評価した 一方、２％の物価目標の達成には 政府が財政政策というかたちで協力し、人々に 物価が上がると思わせることが必要だと 説明した。また、日銀が 追加緩和などで 一時的に インフレ率を高めに維持する案も 示した。
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●明日の経済と解説・【コメンテーター】ロバート・Ａ・フェルドマン（モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券シニアアドバイザー）
●番組の見どころ 5月25日（木）・医師や管理栄養士が監修する、疾病の予防が期待できる 食材を使った料理を出す レストランや宅配弁当が 注目を集めている。続々登場する新メニューとは。また、米トランプ大統領が 仏マクロン大統領と会談。初対面の結果は。