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●日本とＥＵ ＥＰＡの大枠合意で一致 ・岸田外務大臣は ベルギーで行われていた閣僚会議を終え、日本とＥＵが ＥＰＡ＝経済連携協定の大枠合意で一致したと 明らかにした。月桂冠は、来月から 欧州市場を狙った日本酒を発売する。その名も 樽酒。現在 ＥＵ諸国では、日本酒100リットル当たり、最大7.7ユーロの関税が 課されているが、関税が 撤廃による輸出拡大が 見込まれる。月桂冠は ＥＰＡによる効果で、ＥＵ向けの輸出額を ５年後には 現在の２倍の３億6千万円にしたいと している。一方、お茶の生産者も 現在、最大3.2％かかっている関税が 撤廃されることに 期待を寄せるが、関税以上に 問題となるのが ＥＵの残留農薬基準だ。日本に比べ ＥＵは 残留農薬の規制が厳しいため、輸出数量を大きく伸ばすことが 難しいのだ。生産量の約２％を ＥＵ向けに輸出している佐々木製茶では、今後、ＥＵで お茶の需要が高まることを見込み、有機や無農薬で生産できる体制を 拡大していく方針だ。
●福岡・大分に大雨特別警報 ・大雨の影響で 数十年に一度の災害の危険があるとして、気象庁は 福岡県と大分県に「大雨特別警報」を出した。活発な前線の影響で 大気の状態が不安定となり、九州北部では １時間に100ミリを超える記録的な大雨となっている。福岡県、大分県では、これまでに 経験したことのないような 大雨となっているとして、気象庁は 大雨特別警報を出して 最大級の警戒をするよう 呼びかけている。福岡県朝倉市は 全域のおよそ５万4千人に、久留米市は 30万人以上に 避難指示を出した。河川の氾濫や土砂崩れが 相次ぎ、福岡県警によると 川に流されるなどで ６人が行方不明だという。政府は対策会議を開き、人命救助や 支援の徹底を 関係省庁に指示した。
●住宅×ＩｏＴ“スマートホーム” 新サービス続々登場 ・家電や住宅設備に ＩｏＴを導入した「スマートホーム」。勝機を見出そうと、様々な企業が参入を始めている。通信サービスや住宅設備を手掛ける４社は、新築マンション向けのサービス「つたえるーむ」を共同開発。玄関の鍵が開くと アプリに通知されるため、外出先で知ることができるなど、暮らしの安心を高めるサービスだ。このアプリを開発したのがシャープ。シャープは 中期経営計画で ＩｏＴを柱とする戦略を示していて、特に スマートホームに活路を見出そうと 様々な商材の開発を進める方針だ。一方、中古住宅のリノベーションを請け負うベンチャー「リノベる」も、ＩｏＴの導入がビジネスチャンスだと 期待を寄せる。ＩｏＴ導入には電源やインターネットケーブルの敷設など、住まいの工事が必要になるケースが多いため、「リノベーション」というタイミングが ＩｏＴ導入と相性がいいと指摘。現在も 受注は好調で、今後も力を入れていくという。
●治る！最前線 第72回 潰瘍性大腸炎の最新治療 ・大腸の粘膜が 炎症を起こし、腹痛や下痢などの症状を 引き起こす難病、潰瘍性大腸炎。患者数は ここ10年で倍増し、現在およそ16万6千人にも上る。そんな病を治すため、最新の臨床研究として行われているのは「腸内細菌」を移植するという 先進的な治療法。さらに、血液のある成分を除去することで 症状を改善させるという治療法も 登場。そんな医療現場の最前線を取材。取材先：順天堂医院
●人口８年連続減少 外国人は増加 ・総務省が きょう 発表した、住民基本台帳に基づく１月１日時点の日本人の総人口は １億2,500万人あまりとなり、１年前に比べて およそ31万人 減った。８年連続の減少で、減った数としては 過去最多を更新した。少子化が背景となっていて、出生者数は98万人あまりと、初めて 100万人を 割り込んだ。また、東京や、その周辺への「一極集中」が鮮明で、３大都市圏を比べると、増えたのは 東京圏のみだった。一方で、外国人住民の人口の伸びが目立ち、１年前より７％近く、およそ15万人、増えた。日本人の減少幅の およそ半分を 外国人が補った形だ。全国で 特に外国人の増加が目立ったのが、北海道・ニセコ地域の倶知安町で、外国人人口の増えた数は「町」と「村」の中では 全国１位の、501人。良質なパウダースノーが人気で 外国人観光客を増やし続けてきた地域だが、観光に飽き足らず 住み始める外国人も 増えているようだ。
●北朝鮮“ＩＣＢＭ”実験映像公開 ・アメリカ政府がＩＣＢＭと断定した。北朝鮮は、きのう 日本海に向けて発射したＩＣＢＭ＝大陸間弾道ミサイルの発射実験とする映像を 公開した。「核弾頭が搭載可能な ＩＣＢＭの特性を実証し、弾頭を大気圏に再突入させる技術が 検証された」と主張している。アメリカ政府は ４日、ミサイルが ＩＣＢＭだと 初めて公式に認めた上で 北朝鮮の脅威にさらされている日本や韓国など 同盟国を防衛する意志を示した。安倍総理大臣は、ドイツでの Ｇ20＝20の国と地域の首脳会合で 北朝鮮問題を取り上げ、国際的な包囲網づくりに全力を挙げる考えだ。
●ＪＡ全中次期会長に改革慎重派 中家氏 ・ＪＡ全中＝全国農業協同組合中央会は 次の会長に、ＪＡ和歌山中央会会長の中家徹氏が 内定したと発表した。中家氏は 来月10日の臨時総会で 正式に会長に選任される予定だ。今後は、ＪＡグループ内の反発が根強い、政府の農協改革に どう取り組むかが 焦点となる。
●イオンと良品計画が決算発表 ・イオンと「無印良品」を展開する良品計画が、ことし３月から５月期の決算を発表した。良品計画は、売上高が前の年より11％増え 971億円、営業利益は およそ４％増の118億円で増収増益だった。主力の雑貨店「無印良品」で、化粧品や靴下・レトルト食品などの販売が好調だった。松﨑社長は 足元の消費について「価値が認めてもらえるものや、価格が価値にあっているものは 支持される。消費は回復基調にある。ただし力強さはない」と述べた。一方、イオンも 増収増益で、前の年は62億円の最終赤字だったが、36億円の黒字に転換した。ドラッグストアなどで 売り上げが増えたほか、コスト削減が進んだ 総合スーパー事業の営業赤字が縮小した。イオンリテールの岡崎社長は、「消費者の節約志向は いまだ強い。構造改革と客の生活に寄り添う価格政策の両輪を機能させて 収益力を高めていきたい」と話した。
●未来の書店のヒントが韓国に？ ・韓国・ソウルの郊外の書店「ＢＯＯＫ ＢＹ ＢＯＯＫ」では ビールを飲みながら 読書ができることで話題となっている。書店を経営する金さんは ５年前に 大手ＩＴ企業を辞め、姉妹で書店経営に乗り出した。店があるのは ＩＴ企業が集まる地域で、忙しいサラリーマンが「仕事帰りに一杯やりながら リラックスできる空間」だという。飲み物の販売は店の経営を支えていて、利益の約半分は飲料部門から生まれている。韓国の本離れは深刻で、１年間に教科書や雑誌、漫画を除いて １冊も本を読んでいない人が 34.7％（2015年）となり、94年の調査開始以来、最も高い数値となった。「ＢＯＯＫ ＢＹ ＢＯＯＫ」では 飲料提供の他、書評を客に書いてもらうことで、「本好き」が集まる空間になったという。こうした韓国の新しい形の書店に 日本の書店や出版社も注目し、東京・渋谷で、金さんを招き トークイベントを開いた。
●【トレたま】台風でも飛ばないハンガー ・【商品名】ハンガーロック（仮）【商品の特徴】強風が吹いても 物干し竿からハンガーが落ちるのを防止する【企業名】ダイヤコーポレーション【住所】東京都中野区中野２丁目２番４号【価格】400円前後【発売日】2017年７月中旬【トレたまキャスター】北村まあさ
●明日の経済と解説・【コメンテーター】高田創氏（みずほ総研 チーフエコノミスト）
●成田空港元役員を収賄容疑で逮捕 ・警視庁は、成田国際空港会社の事務用品などの発注をめぐり 業者に便宜を図った見返りに 現金60万円を受け取ったとして 元上席執行役員の栗田好幸容疑者を 収賄の疑いで逮捕した。また、贈賄の疑いで 千葉県内の建設会社社長ら２人も逮捕した。警視庁によると栗田容疑者は 200万円未満の随意契約について契約相手を選べる立場にあったという。
●番組の見どころ 7月06日（木）・欧米に比べナイトライフが未熟だと言われる日本。こうしたなか 有楽町に新感覚のライブシアターが登場する。大人の夜の遊び方、その新潮流とは。医師不足が叫ばれるなか、医療サービスを劇的に向上させる新技術も取材する。
●日本とＥＵ ＥＰＡの大枠合意で一致 ・岸田外務大臣は ベルギーで行われていた閣僚会議を終え、日本とＥＵが ＥＰＡ＝経済連携協定の大枠合意で一致したと 明らかにした。月桂冠は、来月から 欧州市場を狙った日本酒を発売する。その名も 樽酒。現在 ＥＵ諸国では、日本酒100リットル当たり、最大7.7ユーロの関税が 課されているが、関税が 撤廃による輸出拡大が 見込まれる。月桂冠は ＥＰＡによる効果で、ＥＵ向けの輸出額を ５年後には 現在の２倍の３億6千万円にしたいと している。一方、お茶の生産者も 現在、最大3.2％かかっている関税が 撤廃されることに 期待を寄せるが、関税以上に 問題となるのが ＥＵの残留農薬基準だ。日本に比べ ＥＵは 残留農薬の規制が厳しいため、輸出数量を大きく伸ばすことが 難しいのだ。生産量の約２％を ＥＵ向けに輸出している佐々木製茶では、今後、ＥＵで お茶の需要が高まることを見込み、有機や無農薬で生産できる体制を 拡大していく方針だ。
●福岡・大分に大雨特別警報 ・大雨の影響で 数十年に一度の災害の危険があるとして、気象庁は 福岡県と大分県に「大雨特別警報」を出した。活発な前線の影響で 大気の状態が不安定となり、九州北部では １時間に100ミリを超える記録的な大雨となっている。福岡県、大分県では、これまでに 経験したことのないような 大雨となっているとして、気象庁は 大雨特別警報を出して 最大級の警戒をするよう 呼びかけている。福岡県朝倉市は 全域のおよそ５万4千人に、久留米市は 30万人以上に 避難指示を出した。河川の氾濫や土砂崩れが 相次ぎ、福岡県警によると 川に流されるなどで ６人が行方不明だという。政府は対策会議を開き、人命救助や 支援の徹底を 関係省庁に指示した。
●住宅×ＩｏＴ“スマートホーム” 新サービス続々登場 ・家電や住宅設備に ＩｏＴを導入した「スマートホーム」。勝機を見出そうと、様々な企業が参入を始めている。通信サービスや住宅設備を手掛ける４社は、新築マンション向けのサービス「つたえるーむ」を共同開発。玄関の鍵が開くと アプリに通知されるため、外出先で知ることができるなど、暮らしの安心を高めるサービスだ。このアプリを開発したのがシャープ。シャープは 中期経営計画で ＩｏＴを柱とする戦略を示していて、特に スマートホームに活路を見出そうと 様々な商材の開発を進める方針だ。一方、中古住宅のリノベーションを請け負うベンチャー「リノベる」も、ＩｏＴの導入がビジネスチャンスだと 期待を寄せる。ＩｏＴ導入には電源やインターネットケーブルの敷設など、住まいの工事が必要になるケースが多いため、「リノベーション」というタイミングが ＩｏＴ導入と相性がいいと指摘。現在も 受注は好調で、今後も力を入れていくという。
●治る！最前線 第72回 潰瘍性大腸炎の最新治療 ・大腸の粘膜が 炎症を起こし、腹痛や下痢などの症状を 引き起こす難病、潰瘍性大腸炎。患者数は ここ10年で倍増し、現在およそ16万6千人にも上る。そんな病を治すため、最新の臨床研究として行われているのは「腸内細菌」を移植するという 先進的な治療法。さらに、血液のある成分を除去することで 症状を改善させるという治療法も 登場。そんな医療現場の最前線を取材。取材先：順天堂医院
●人口８年連続減少 外国人は増加 ・総務省が きょう 発表した、住民基本台帳に基づく１月１日時点の日本人の総人口は １億2,500万人あまりとなり、１年前に比べて およそ31万人 減った。８年連続の減少で、減った数としては 過去最多を更新した。少子化が背景となっていて、出生者数は98万人あまりと、初めて 100万人を 割り込んだ。また、東京や、その周辺への「一極集中」が鮮明で、３大都市圏を比べると、増えたのは 東京圏のみだった。一方で、外国人住民の人口の伸びが目立ち、１年前より７％近く、およそ15万人、増えた。日本人の減少幅の およそ半分を 外国人が補った形だ。全国で 特に外国人の増加が目立ったのが、北海道・ニセコ地域の倶知安町で、外国人人口の増えた数は「町」と「村」の中では 全国１位の、501人。良質なパウダースノーが人気で 外国人観光客を増やし続けてきた地域だが、観光に飽き足らず 住み始める外国人も 増えているようだ。
●北朝鮮“ＩＣＢＭ”実験映像公開 ・アメリカ政府がＩＣＢＭと断定した。北朝鮮は、きのう 日本海に向けて発射したＩＣＢＭ＝大陸間弾道ミサイルの発射実験とする映像を 公開した。「核弾頭が搭載可能な ＩＣＢＭの特性を実証し、弾頭を大気圏に再突入させる技術が 検証された」と主張している。アメリカ政府は ４日、ミサイルが ＩＣＢＭだと 初めて公式に認めた上で 北朝鮮の脅威にさらされている日本や韓国など 同盟国を防衛する意志を示した。安倍総理大臣は、ドイツでの Ｇ20＝20の国と地域の首脳会合で 北朝鮮問題を取り上げ、国際的な包囲網づくりに全力を挙げる考えだ。
●ＪＡ全中次期会長に改革慎重派 中家氏 ・ＪＡ全中＝全国農業協同組合中央会は 次の会長に、ＪＡ和歌山中央会会長の中家徹氏が 内定したと発表した。中家氏は 来月10日の臨時総会で 正式に会長に選任される予定だ。今後は、ＪＡグループ内の反発が根強い、政府の農協改革に どう取り組むかが 焦点となる。
●イオンと良品計画が決算発表 ・イオンと「無印良品」を展開する良品計画が、ことし３月から５月期の決算を発表した。良品計画は、売上高が前の年より11％増え 971億円、営業利益は およそ４％増の118億円で増収増益だった。主力の雑貨店「無印良品」で、化粧品や靴下・レトルト食品などの販売が好調だった。松﨑社長は 足元の消費について「価値が認めてもらえるものや、価格が価値にあっているものは 支持される。消費は回復基調にある。ただし力強さはない」と述べた。一方、イオンも 増収増益で、前の年は62億円の最終赤字だったが、36億円の黒字に転換した。ドラッグストアなどで 売り上げが増えたほか、コスト削減が進んだ 総合スーパー事業の営業赤字が縮小した。イオンリテールの岡崎社長は、「消費者の節約志向は いまだ強い。構造改革と客の生活に寄り添う価格政策の両輪を機能させて 収益力を高めていきたい」と話した。
●未来の書店のヒントが韓国に？ ・韓国・ソウルの郊外の書店「ＢＯＯＫ ＢＹ ＢＯＯＫ」では ビールを飲みながら 読書ができることで話題となっている。書店を経営する金さんは ５年前に 大手ＩＴ企業を辞め、姉妹で書店経営に乗り出した。店があるのは ＩＴ企業が集まる地域で、忙しいサラリーマンが「仕事帰りに一杯やりながら リラックスできる空間」だという。飲み物の販売は店の経営を支えていて、利益の約半分は飲料部門から生まれている。韓国の本離れは深刻で、１年間に教科書や雑誌、漫画を除いて １冊も本を読んでいない人が 34.7％（2015年）となり、94年の調査開始以来、最も高い数値となった。「ＢＯＯＫ ＢＹ ＢＯＯＫ」では 飲料提供の他、書評を客に書いてもらうことで、「本好き」が集まる空間になったという。こうした韓国の新しい形の書店に 日本の書店や出版社も注目し、東京・渋谷で、金さんを招き トークイベントを開いた。
●【トレたま】台風でも飛ばないハンガー ・【商品名】ハンガーロック（仮）【商品の特徴】強風が吹いても 物干し竿からハンガーが落ちるのを防止する【企業名】ダイヤコーポレーション【住所】東京都中野区中野２丁目２番４号【価格】400円前後【発売日】2017年７月中旬【トレたまキャスター】北村まあさ
●明日の経済と解説・【コメンテーター】高田創氏（みずほ総研 チーフエコノミスト）
●成田空港元役員を収賄容疑で逮捕 ・警視庁は、成田国際空港会社の事務用品などの発注をめぐり 業者に便宜を図った見返りに 現金60万円を受け取ったとして 元上席執行役員の栗田好幸容疑者を 収賄の疑いで逮捕した。また、贈賄の疑いで 千葉県内の建設会社社長ら２人も逮捕した。警視庁によると栗田容疑者は 200万円未満の随意契約について契約相手を選べる立場にあったという。
●番組の見どころ 7月06日（木）・欧米に比べナイトライフが未熟だと言われる日本。こうしたなか 有楽町に新感覚のライブシアターが登場する。大人の夜の遊び方、その新潮流とは。医師不足が叫ばれるなか、医療サービスを劇的に向上させる新技術も取材する。
ご参考：潰瘍性大腸炎の最新治療