ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(11月第二週)ヤンジャン編

2005年11月10日 23時51分16秒 | 週刊マンガ誌
※ぽちょむ君による単独レビューになります

先週からちょっと書き方を変えまして「その週で内容の評価が高い順」にしてみました。
ただし、全作品で評価上位のものだけを書いているわけではありませんので。
あくまでも今回取り上げた作品の中での相対的順位、です。

LIAR GAME
くそ、その手があったか。
「敗者に悲壮感が全く無い」は気づきませんでしたね。
ちょっと考えればすぐ分かりそうなのに。
1回戦での直の狼狽っぷりと比べたら、今回の敗者は確かにあっさりしすぎです。
あと、小切手と2日目の朝の件に関しては一応反論らしきことが言えます。
まず小切手ですが、「正式な参加者には小切手の持参が義務付けられていた」なんて可能性がありますよね?
秋山は正式な参加者ではないので、それを知らなかったわけで。
2日目に1日目の敗者がいた点は、勝者を闇討ちして金を奪い取ろうとしていた、とか。
我ながらちょっと(かなり?)強引だと思いますが、これらは決定的な根拠にはならないかな、と。

女子アナ魂
1回で結果出せ、ってそれは無理なんじゃないのか?
そもそも、小春が出るっていうこと自体が世間には浸透してないはずですから。
普通の流れならば 小春が出ているのを見る→「面白かった」という感想を広める→数週後に視聴率上昇、でしょう。
CMや新聞のテレビ欄などで大々的に宣伝しているとか言うのならばまた別ですが。
で、これでなんだかんだで視聴率上がると思われますが(笑)、それこそ不自然です。
ちなみに「雪国はつらいよ」っていうのは、実際にあった事件がモチーフになっています。

ガールフレンド(シリーズ連載)
こういう話(運命の相手)は結構好きです。
が、実際問題で考えれば、いくら普段から肩身狭い思いしていても、恋人を置いて消えるのはどうかと。

益荒王
どうも~~ハードゲイで~す! フゥーー!(笑)
旬のネタを使いながら、全くそのまんまのキャラクターにしなかったのはさすがと言うべきなのでしょうか。
ただ、ああいうバトルロイヤル的な状況の中で悠長に寝技している暇があるのかが疑問。
全く関係ない奴に2人まとめてやられそうな気がします。

self-timer(読み切り)
先週に引き続き、青臭い青春ものが登場。
本気でこの線を狙っているんですかね。
さて内容ですが、長所と短所が両極端だと思います。
まず、ストーリー自体は目新しさのかけらもありません。
ただ、登場人物の心情の描写がよくできているため、先が見えている予定調和な話が楽しく読めるレベルに仕上がっています。
こうなると、展開や舞台設定にもう一ひねり欲しかったですね。

もっと生きたい…
これまでは、事件の真相が超科学的なものである雰囲気がありましたがここで一転。
実は霊的なものだったようで。
まだ確定したわけではありませんが、幽霊のように「なんでもあり」な要素で片付けられてしまうのは勘弁です。
最終局面になって急降下か?

2 コメント

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ライアーゲームですけど (たず)
2005-11-12 03:37:04
小切手の持参は義務付けられていませんよ。

それどころか、参加するのにお金は必要ありません。

事務局が強引に一億円貸し付けています(ネームプレートについている宝石が1億円相当、第8話参照)。



ライアーゲーム2回戦に参加するためには、1回戦勝利した参加者本人(8話を見てみると直ははがきを持参していないと思われること。及び事務局は1回戦勝利者の顔を知っていることから)もしくは参加者に届いたはがき(秋山君が入れたこと、及びミヤハラヒトミが参加できたのははがきによる)のどちらかです。



また、1番の人が21億奪いに来たというのは面白い考えですが、それも難しいでしょう。

というのは、勝者には屋敷で21億換金するということなので(第8話より)、21億はかなりの大きさになると思います。

ですので、事務局側は運搬方法を手配しているだろうと考えられますので、奪い取るのは難しいと私は考えています。
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ちょっと強引過ぎたかな (ぽちょむ君)
2005-11-12 17:47:27
>たずさん

>小切手

かなり言葉足らずでした。

私が言いたかったことは、

「2回戦の正式な参加者は1回戦に勝利しているので、1億円以上の金を持っているのは確実である。それで、正式な参加者である証明のために事務局側が1億円の小切手の持参を義務付けた」という可能性も考えられる。

しかし正式な参加者でない秋山に、それを知る術はない。



ということです。

実際にはそんな義務はないというのは知っています。



今考えれば、1回戦で勝ったとしても満額奪い取ったのでなければ1億円は手に入りませんし、たとえ1億得たとしてもそれを完全に手付かずで取っておかなければならないことになりますから、「1億の小切手持参を義務付け」っていうのはありえないですね。



>1番

実際に奪い取れる取れないは置いておいて、それを狙って屋敷に戻ってきた可能性がある、ということですから。

1番がその運搬手段のことまで頭が回っていなかったなら、奪いに来てもおかしくありません。

現にそこまで頭が回らなかった人間がここにいるわけですから(苦笑)。
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