ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(12月第一週)マガジン編

2004年12月05日 04時01分01秒 | 週刊マンガ誌
Pocho :
はい、ではマガジンから。
kenjin :
なにからいきやしょう?
Pocho :
正直私も取り上げるのに困ってるんですが、「おれはキャプテン」でどうでしょう?
kenjin :
今回一応の区切り、ということで今後はマガスペに移籍ということですが。
Pocho :
移籍と言っても事実上の打ち切りですね(笑)。
kenjin :
まあ今回の内容からしても、かなり手短にまとめた感がありましたしね(苦笑)
ただ、移籍して高校編というのは割と良いかもしれません。
私は最初の方は面白いと思ってたんで、リセットという意味でも。

このまま中学生編で続けてもショーバンとかわたるのようにはいかなかったでしょうから(笑)
Pocho :
確かにちょっと尻すぼみでしたね。
試合が始まってからよりも普段の練習の頃の方が、話が盛り上がっていた気がします。
kenjin :
スポーツマンガに付き物の課題ですよね。
試合を迫力満点に面白く描こうとするとかなりの力量を要するでしょうから。
しかもその競技に興味の無い人は離れ気味になるでしょうし。
Pocho :
この漫画はスポーツ漫画としてもちょっと特殊でしたけどね。
話のメインはチームの成長とか試合に勝つとかいう所ではなく、部長になったカズマサの変貌ぶりにありましたから。
試合よりも練習が面白かった(後半よりも最初が面白かった)というのはそれもあるでしょう。
kenjin :
それだけキャラは立ってた、ってことなんですけどね。
ちょっと惜しいですよね。
作者としては因縁のチームとの対戦は盛り上げたい部分ではあるんでしょうが。
Pocho :
盛り上がってたとは思いますが、じっくり見るとちょっとツッコみたくなる部分も。
ピッチャーが真っ向勝負はともかくとして、ショート狙い打ちの状況に何で対処しないんだ?とか。
守備位置変更とかできるでしょうに。
kenjin :
守備位置変更も真っ向勝負には反する、ってことじゃないですかね?
変更するとしても内野だとショートと変わらないし、外野だと引っ込むのと変わらないですから。
kenjin :
バッテリーは論外だし(笑)
Pocho :
そうなんですかね?>守備位置~反する

あと、向こうの監督が「試合」より「勝負」にこだわるのもなんだかなぁと。
中学の部活ってそんなもんじゃないと思いますが(笑)。
kenjin :
おそらく、ね。

真っ向勝負で押すのは教育上の観点からまあいいとしても
(たとえ主力であろうと)怪我をした選手を出し続けるってのは(苦笑)
Pocho :
キャラ的な事を考えると、試合よりも練習(=日常)に主点を置いた方が良かったんですかね。
kenjin :
扱うのが中学生(高校生)ということなんで、そっちの方が良かったかも。
ドカベンとかなんかは今更練習も無いだろうって感じになりますけど(笑)
Pocho :
スポーツ漫画のメインテーマであるチームの勝敗ではなく、1人の人間の成長を描くというパターンで通せば良かったのかなぁ。
kenjin :
その方が試合もダレずにいけたような気がしますね。
Pocho :
まとめとしましては…出だしは良かったものの、当初のテーマからずれてきたことで凡百の作品に成り下がってしまった、という感じでしょうか。
kenjin :
ズレてた、と言うとちょっと言いすぎな気もしますが…
だいたいそんな感じで良いんじゃないかと思いますね。
Pocho :
ずれてた、ではなく「ずれてきた」です。
kenjin :
結果的には同じでは(笑)

では次…M.I.Qでも。
Pocho :
予想の範疇内の展開でしたね。
kenjin :
先週判明した事を改めて、って感じでしたね。
予想云々というか少し考えれば普通に気付くような事でしたし。
Pocho :
店を運営しつつ借金を返すには売上げが足りない。
なので、支出を減らすか収入を増やすかしないといけない、と。
なんかこの先もありふれた展開になりそうですけど。
kenjin :
ま、当然といや当然ですけどね(笑)
お金を自ら発行してるんでもない限りは入るか出るかしかないですから。
Pocho :
収入の増やし方や支出の減らし方にドラスティックな何かがあるんでしょうか。
kenjin :
どうでしょうねぇ…
収入は今週黒場が言ったような店貸して家賃とかとるんでなければ
=客数×客単価ですから、どっちかを上げるしかないでしょうしね。
Pocho :
第一部と違って平凡な内容になりそうですね(苦笑)。
kenjin :
儲かる店の作り方、とかそういうのを希望(笑)

支出の方はどうでしょ?
Pocho :
材料費の節約とか?
質を落とすわけにはいけないので、大量仕入れで少し安く…とか。
平凡だなぁ。
kenjin :
あと削れるといえば人件費か利子ですが…
Pocho :
その2つだと利子をどうにかするんですかね。
それだとまだ本来の流れに近そうですし。
kenjin :
安い金利に借り替える、とかかな?
Pocho :
私も思いつくのはそのぐらいです。
kenjin :
そこら辺で我々をあっと言わせるような解決策が登場するのを
期待して読むことにしますか(笑)
Pocho :
ではそういう事で。
他あります?
kenjin :
覇王の剣もさりげなく一区切りでしたね。
Pocho :
ええ、言った後で気づきました。
桃園じゃありませんし、実際に言葉で発されたかどうかも分からない感じで誓ってましたけど(笑)。
kenjin :
まあ、桃園で誓ったというのも(おそらくは)演義独自のエピソードでしょうから
こういう解釈(?)も良いんじゃないかと私は思いましたが。
Pocho :
次回はどこから話が始まるのかが気になりますね。
これの直後でしょうか、それともある程度経過した後?
kenjin :
孔明が加わるのってどの辺でしたっけ?
(具体的に言われても分からない可能性もありますが(爆))
Pocho :
かなり後です。
劉備が一国一城の主となってからですね。
kenjin :
天下三分の計、って確か諸葛孔明でしたよね。

ふむ…となるとやっぱり最低でも今回の主人公たちが大人になってる
くらいの時間経過はあるんでしょうね。
Pocho :
関羽や張飛が子供ってのがこの作品独自の仕様なんで、その辺を考えるのも何かおかしな感じですけど。
そう考えると、諸葛亮とも同年代になるのか?
kenjin :
あるいは、その一国一城の主となるまでの冒険活劇という可能性も?
人気が安定するようだとその後も、って感じで。
Pocho :
作品の方向性が今ひとつ見えないってのが問題ですね。
素直に三国志(演義)を描くのか、独自の切り口での解釈を加えていくのか。
関・張が子供ってのは独自ですが、それ以外がパッとしませんし。
kenjin :
まあ、その辺が人気がイマイチ上向かない原因でもあるんでしょう。
キャラクタの設定としては後者(冒険活劇)の方がそれを活かしやすい
とはおもいますけど。
Pocho :
今や、普通の三国志じゃ人目を引けない、ってのもあるかも。
kenjin :
圧倒的な画力&迫力、という売りならいけるかもですが…
やっぱり市場としては飽和に近いでしょうから、目新しい何か
ってのがないと辛いでしょうね。
Pocho :
その論点から行くと、「もうすこしがんばりましょう」ですね(笑)。
kenjin :
ですね(笑)
Pocho :
こんなもんですかね?
神to戦国生徒会は全く話進んでいないので何も言えませんし(爆)。