ミャンマーのお料理講座に参加しましたよ。
日本の平成が始まったのと同じ年に、ビルマはミャンマーになったそうな。
元々「ビルマ」は英語の発音に由来する地名、今では通りの名前なども英語からミャンマー語にと変わっているそうな。
ミャンマー料理の基本は、黄色いターメリック。
毎日ターメリックを食べているから、胃癌になる人はほとんどいないらしい。
ミャンマー人の先生も、お手伝いの方々も、手元おぼつかないお年寄り。
ギャラリーも好き勝手におしゃべりするご高齢。
テキストレシピなんて関係ないようなアバウトな作り方で
切れない包丁で危なっかしい手つき(指先をネコちゃんにしないのね)
びっくりする量の塩が入ったりして、これは大失敗なのでは?と心配もつかの間
けっこう食べられるものに仕上がって、結果オーライのミャンマーマジック。
山ほどターメリック摂ったから、しばらく胃腸壁が黄色くなっていそう。
【エビカレー】
大きいエビ(塩、ターメリックで下味)
玉ねぎ(千切り)
たっぷりサラダ油
ターメリック
一味唐辛子
水はちょっぴり
味のベースは「ほんだし」
ターメリックだけなのに、けっこうカレーになっていた。
現地のご飯は長粒米。
最近は茹でこぼしたりせず、炊飯器でお手軽に炊くそうな。
【冬瓜スープ】
冬瓜(ターメリックと大量の塩で下味)
芝エビ(ターメリックと塩)
玉ねぎ(みじん切り)
ほんだし
【サラダ】
きゅうり
玉ねぎ
芝エビ(ターメリックと塩で下味、油で炒める)
ポン酢(柑橘のみのもの)
ナンプラー
昆布出汁粉
【タピオカのデザート】
ココナッツミルク
タピオカ
棒寒天
砂糖
ご飯に混ぜる【ふりかけ】
干し魚っぽくて、唐辛子辛い。
既製品の【お茶の葉の漬物】
乳酸発酵の茶葉に、揚げた豆やあられを混ぜて、歯ごたえの変化をプラス。
ご飯のお供や箸休めに。
名産品の【紅茶】
ティーバッグの中身のように細かい葉。
【干しエビ】もそのまま食べるとな。
中国さんより甘いと言われれど、そのままはやっぱりしょっぱいと思う。
食の他にも
天然の化粧品【THANAKA(タナカ)】などみせていただきました。
木の粉に着香したもので、水に溶いて日焼け止めや化粧下地に塗るそうな。
終わり良ければすべて良しの、アットホームな3時間でした。