+++ふふっとねこぷらす+++

猫のことやなんとなく興味をもったことから始めてみました。最近、ちょっと過激です。日本を取り戻そう!旧ふとりねこブログ+

運命は誰の手に?

2010年05月24日 23時50分40秒 | ニュース
日本の畜産業の危機なのに、今の政権は「なにそれ?」って感じでまるで他人事のよう。

そもそも、4月22日にスーパー種牛たちの移動を赤松農水大臣が「特例は許さない。他の農家が納得しないだろう」という理由で却下したので、移動というか避難できなかったという。そして、感染拡大を防ぐために、まず養豚農家が犠牲になった。これも口蹄疫を宮崎で封じ込めるために農家の人達は真っ先に何をしなければならないかをわかっていた。


本当にできる?全頭出荷…矛盾だらけの国の対策
YOMIURI ONLINE 2010年5月24日
 山田副大臣は「(殺処分されたはずの49頭が)いまだに生きていると聞き、驚いた」とした上で、「県が『例外を』と言うと、民間の人も特別扱いを求める」と述べ、現在、農家の了解を得ながら進めているワクチン接種にも支障が生じるとの考えを示した。

ここだけ文章を取り出すと、県が国の言うことを聞かない図式になってしまうので、ちょっと補足。赤松大臣の外遊のせいで国の対策は後手にまわったわけだが、それだけではなくどうも問題の処理の順番がおかしいように感じる。

最初に消毒液も宮崎に一気に投入すべきなのに、まだ患畜のでていない岩手や北海道になぜか届いていたという噂だし、ワクチン接種と埋葬地も個別保障も農家に詳しい説明がないまま命令だからとかいって、ここにきてやけに殺処分を急いでいるように見える。

「いまだに生きていると聞き、驚いた」の部分は、まるで犯人が「たしかに殺したのに・・・」とつぶやくサスペンスドラマのようだ。
体力の限界、精神的ダメージ、人手も足りていないとか現場のことがわかってないのかもしれない。
しかし、自分で牧場を経営しているのだったら農家の人の気持ちがわかりそうなものだと思うのだが。「まだ生きていたのか」は、おそらく長崎で牧場を経営する山田正彦農林水産副大臣のポロリと出た本音なのだろう。

山田正彦プロフィール
1972(昭和47)年 有限会社鬼岳牧場を設立。
将来は牛だけでなく、中国の青島から子牛を輸入して日本の食肉基地としての”大牧場”を志す。


国の対策が遅れたのに、そこにいた種牛を全部殺せと命令を出したとみるべきか。あるいは、国は対策をせず、口蹄疫が種牛まで広がったところでやっと動き出した。しかも全頭殺処分という方向で。

種牛49頭の殺処分発表 宮崎エース級5頭だけに
47NEWS 2010/05/24







闇法案を成立させるな!
「人権侵害救済」「外国人参政権」「夫婦別姓」法案等に反対します!
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