長い河の流れのごとく

長いようで短かく感じる時間の流れ、その煌く時間の姿を解く

独り言:株価の行方

2007-08-18 | Weblog
株価が下げた。900円弱。NYダウは公定歩合を下げた結果300ドル急上昇し、かろうじて13000ドルを維持している。さて日本の来週の日経はどうなるであろうか。相当乱高下しそうです。上下600円ぐらいの幅が出るのではないかと思う。信用取引で勝負するのが得策です。方向としてはまだまだ下降トレンドかもしれない。売るに売れない塩漬け株を持っていてもしょうがないのですから早く損切りするのが良い。日経は12000円を目指すと思います。相当な下げになりそうないきおいです。
今回改めて日本経済が仕組まれた株価になっているのを露呈してしまった格好になった。日本のPKOはどんな処置がとれるのだろうか。日銀の買いオペぐらいしか残っていない気がする。みんな足もとの経済はしっかりしているというが、こんなもろいものだとは思わなかったはずです。
サブプライムの問題はこれからが本番です。実体経済です。これに影を落とさない処置はあるのだろうか。デフレ脱却が確認されないうちに新たなデフレ要因。為替の円高。
労働単価を下げるだけ下げてきた日経。もう残された手は内需の拡大以外にない。そして事あるごとにアメリカが言っていたのと同じように、「強い円は国益にかなう」と言える日が来たらいいなと思う。

独り言:経済地震P波

2007-08-14 | Weblog
サブプライム問題のこと。長引く経済の低迷がようやく上向き加減になったと言って久しい。東京の地価が上昇しているという話は全国紙で報じられているのは周知の事実。国際的に不動産ファンドがもてはやされているのは言うまでもない。景気の波の長さもなんとか越えと言うがそうだろうか?そこに今回のサブプライム問題。経済の地震P波が来たようなものだ。お盆休みで市場参加者は閑散としている。このお盆が明けていよいよ次の地震S波第一波が来るとどうなるのだろうと思う。株価は大きな変動をしそうだ。東京の地価は再び下がるような気がする。海外の資金が東京の地価を押し上げている事実があるから・・・。サブプライムの問題はしばらく続きそうだ。

東証・日経株価

2007-08-12 | Weblog
株式が下げた。普通は大きな買い場と考えることは大変に良い考えであるはずだ。今回は違う。この時期だから買わないのが良い。三段下げの序幕です。決算時期になります。上期決算です。HF も本決算です。その他日銀も株を市場でさばく時期になっています。公的資金をつぎ込んだ担保としての株をこの時期から市場で販売消化の予定です。決定事項として実践するのは規定路線です。ここでは信用の取引で売りが大きなチャンスとなる時期です。よく見極めたほうが得策です。この下げた株価で大勢の人が損を被っています。今度株価が戻した時は約半分の人が持ち高を減らすでしょう。その時にも大きく下げます。そして売りそびれた人は損切りをするでしょうから下げ幅は大きくなります。もう株から手を引こうかと思う人も沢山出ます。しかしファンドで持とうとする人は増えます。リスク分散です。結果損をするのですが・・・・。チャンスはまたあります。しばらくは傍観するのが賢明です。頭としっぽはくれてやれです。年内は最小ポジションが穏順です。チャンスはいくらでもあります。

今日の記事より・世界の株価考察

2007-08-12 | Weblog
震源地・米国発ユーロ圏がトリガーを引いた今回のサブプライム問題。世界の経済が信用収縮に向かう構図が出来上がった。これは90年に日本のバブルがはじけた構図に酷似している。バブル時は日本に資金が集まった。バブルがはじけてその金が自国に回帰して今日まで15年間他国の利益になった。再びバブルがはじけた格好になりそうです。しかしその過剰流動性は日本には還流しないで自国の資源資金とか国債に回りそうです。各国は投資を縮小しそうです。そもそも今回の損失がどのくらいかまだ定かでない状態が続きそうで時間がかかるという見解。ファンドに組まれたサブプライム資金・当然にモラルハザードが起きている。格付け会社の信用は一気に地に落ちた。それを信じたものが馬鹿を見た格好だ。別の意味でのブランド志向がこういう結果をもたらした。すぐそこにある危機を見逃した格好だ。株価と為替と金利の問題はこれから経済の大きな脅威になりそうです。特に円に関しては対ドルで15%、対ユーロで35%も安い状況を各国が見ているときにどんな事を考えるだろうか。またこれを好機と捉えて金融取引をしている者が沢山いる現状はいずれ正常な形に収れんする。その他に危機を作り出しそこで商機を見出す者も必ずいる。グローバルな経済はファンドと言う商品で構成されている側面が強いがすべて自己責任の元その虎の子の委託方法を考え直さないといけないことを今回は学習しそうです。次の火種は目の前(決算)です。その次はBRICsです。特にCと思います。まずはこんな予測を考察しました。

始まりですか?終わりは?

2007-08-10 | Weblog
世界連鎖の株安の始まり。終わりは見えない。米国住宅ローンの問題です。サブプライム。低所得者層に貸し付けた住宅ローン。最初の内は金利が低い。2年経つと金利の見直しがある。時価会計制度のマイナスの面が出てきた。中産階級の人もこのローンを借りているらしい。これらのローンはオルトAと呼ばれている。日本でも不動産担保証券の売買が行われているが全世界的にそのようなことが行われている。日本がかつて踊ったバブルです。その一角にどうも米国経済の足を引っ張る問題が出てきたようです。それは全世界を駆け巡る問題です。過剰流動性を供給してきた日本国。国内の豊かさは感じ取れない。その富は全て海外が消費してきた。今度はその不良債権の処理に日本国民が苦しむ構図のようです。金利が一気に跳ね上がる。為替が一気に円高になる。輸出産業は全て再びリストラの波に飲まれる。財政問題がいよいよ表面化して増税議論が高まる。とにかくこの株価の変動は年内一杯続くようです。上げ下げの幅は相当なものになるでしょう。

8月6日のTVで

2007-08-07 | Weblog
原子力発電所の事故。広島の原爆投下のこと。IAEAの査察のこと。米国の原爆教育のこと。などなど。
核を拡散容認しているのは米国であるというのが良く解った。いかに正義感で行動してもその根本に核の拡散は正義で有るかの教育があったのが解った。米国は日本の広島・長崎に慰問してその戦争保障をするのが大事であるように思う。世界から核をなくしたいのであればそんな行動がまず必要だ。
終戦・敗戦記念日が目の前です。米国が本当の意味で核の廃絶を願うのであればローマ法王と米国大統領が広島に参拝して全世界に核廃絶を謳うべきであると思う。

米国住宅ローンの影響?

2007-08-04 | Weblog
日本時間朝、NYの株価が大きく下げた。来週の月曜日は日経も大きく下げるのはほぼ間違いのない事実。月曜日は売り一色になる。為替は大きく動く(円高に)。株価の下げは400円を超すかもしれない。為替は113円も見えてきている。とにかくサブプライムの問題は米国で8000億ドルの証券化された商品。これを含む商品が約1兆ドル。不動産ローン担保証券が6兆ドルぐらいあるという。世界の金融機関が喜んで購入している。昔日本がたどった道を米国も辿り、やっと目が覚める思いをしていそうです。足元ではインフレの芽が出ている。どのように考えても背反的な事柄をかたずけなければならない。米国は金利を上げながら破たん処理を強引に進めそうです。グローバリズムとはこんな形の終わり方しかできない。
とにかくその世界経済に与える影響は計り知れないものになりそうです。世界同時金融危機が始まったようです。アメリカがその引き金を引いた。そのトリガは世界を駆け巡る。日本企業の業績に影響が出そうです。とにかく始まったばかりです。サブプライムの問題の次はオルトA問題だそうですがこれも売り出し禁止に今日なったようです。