長い河の流れのごとく

長いようで短かく感じる時間の流れ、その煌く時間の姿を解く

東証・日経株価

2007-08-12 | Weblog
株式が下げた。普通は大きな買い場と考えることは大変に良い考えであるはずだ。今回は違う。この時期だから買わないのが良い。三段下げの序幕です。決算時期になります。上期決算です。HF も本決算です。その他日銀も株を市場でさばく時期になっています。公的資金をつぎ込んだ担保としての株をこの時期から市場で販売消化の予定です。決定事項として実践するのは規定路線です。ここでは信用の取引で売りが大きなチャンスとなる時期です。よく見極めたほうが得策です。この下げた株価で大勢の人が損を被っています。今度株価が戻した時は約半分の人が持ち高を減らすでしょう。その時にも大きく下げます。そして売りそびれた人は損切りをするでしょうから下げ幅は大きくなります。もう株から手を引こうかと思う人も沢山出ます。しかしファンドで持とうとする人は増えます。リスク分散です。結果損をするのですが・・・・。チャンスはまたあります。しばらくは傍観するのが賢明です。頭としっぽはくれてやれです。年内は最小ポジションが穏順です。チャンスはいくらでもあります。

今日の記事より・世界の株価考察

2007-08-12 | Weblog
震源地・米国発ユーロ圏がトリガーを引いた今回のサブプライム問題。世界の経済が信用収縮に向かう構図が出来上がった。これは90年に日本のバブルがはじけた構図に酷似している。バブル時は日本に資金が集まった。バブルがはじけてその金が自国に回帰して今日まで15年間他国の利益になった。再びバブルがはじけた格好になりそうです。しかしその過剰流動性は日本には還流しないで自国の資源資金とか国債に回りそうです。各国は投資を縮小しそうです。そもそも今回の損失がどのくらいかまだ定かでない状態が続きそうで時間がかかるという見解。ファンドに組まれたサブプライム資金・当然にモラルハザードが起きている。格付け会社の信用は一気に地に落ちた。それを信じたものが馬鹿を見た格好だ。別の意味でのブランド志向がこういう結果をもたらした。すぐそこにある危機を見逃した格好だ。株価と為替と金利の問題はこれから経済の大きな脅威になりそうです。特に円に関しては対ドルで15%、対ユーロで35%も安い状況を各国が見ているときにどんな事を考えるだろうか。またこれを好機と捉えて金融取引をしている者が沢山いる現状はいずれ正常な形に収れんする。その他に危機を作り出しそこで商機を見出す者も必ずいる。グローバルな経済はファンドと言う商品で構成されている側面が強いがすべて自己責任の元その虎の子の委託方法を考え直さないといけないことを今回は学習しそうです。次の火種は目の前(決算)です。その次はBRICsです。特にCと思います。まずはこんな予測を考察しました。