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ふうてんの猫の猫耳東風的フリチベ生活

働きながら和製MBAと工学博士取得をしていた自称苦学生バックパッカーの日記。
今は学位もとって大阪で技術戦略考えてます

香山リカの「就職がこわい」、

2004年09月20日 | 就職・フリーター・ニート
香山リカの「就職がこわい」、僕も読んでみたくて気になっているのですが、ブックオフで見つけられないんです。
アマゾンの中古を見ても高いし、定価で買っちゃおうかなと。

やりたいことが見つからない奴はダメだ!!
って特にここ数年顕著なように思います。

でも、やりたいことを見つけてそれを仕事にできる人なんて1割もいないんじゃないかなって思います。
でも自分の仕事に誇りやプロ意識を持つことは大事だと思います。
なんか最近の就活ブームは人を不安にさせて、集客するような気がしますね。

昔は就職列車に乗って田舎から上野に来た人たちが言われるままに就職した時代もあったようですし、そういう時代にノスタルジーを感じてしまいます。

社会人も能力向上だ!!とか、転職して颯爽と 煽り立てる人たちがいるけど、僕は赤提灯で会社や上司の愚痴をこぼしながらビール飲んでいるおじさん達の人生もまた大事な物なんだって思えるような国がいいなぁって思います。

就職する学生さんも、就職活動を応援するといっている、就職ビジネスの人も、好き嫌いや適正とかじゃなくて、まずは自分の仕事を一生懸命やる そういう当たり前のことをもっと大事にして欲しいなと思います。

ニートという人々

2004年09月11日 | 就職・フリーター・ニート
最近、ニートなるものに興味があるのでニート―フリーターでもなく失業者でもなく
なる本を読んで見た。

40万人もの若者が働きもせず、学習もしていない、という空恐ろしい事実について書かれていた。
しかし、どうしてそうなったのかについては、明言を避けている。人がどうして不登校になるのか良くわからない様に、人がどうしてニートになるかは良くわからないらしい。
ただ、成長の過程で他者とコミュニケーションする能力が鍛えられてこなかった人はそうなりやすいらしい。
またフリーター論でもよく言われる若者の就職難が原因のひとつだという見方もしている。

そういう観点で見ると、労組と組んで既に企業に雇用されている人の権利だけを守ろうとする民主党なんかに政権とらせてはいけないよなぁと思います。

仕事をしないで高給を貰う50代よりもやる気のある若者を雇える社会のほうが健全だと思うのだが、そのあたりの発想の日本のリベラルや野党はできないんだよね。
そういう今をしのぐだけの考えが将来の日本に禍根を残すと思う。

働けないというニートって周りにはいないけど、きっと本人も苦しいんだろうな。
イギリスも同じような状況があるらしい。先進国の社会は病んでいるの側面あるよなぁ。