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体が動く。

2005年02月12日 | 映画
【永遠のモータウン】
大作はやや食傷気味なので、
たまにはこういうのも良いなと思って。
いわゆる音楽ドキュメンタリーです。

モータウンのヒット曲をバンドとして支え続けたファンクブラザーズ。
インタビューや再結成ライブを中心に、
メンバーたちの音楽や仲間への思いが綴られる。

いや、ある意味ソウル版プロジェクトXだな。
ミュージシャンの職人としてのプライドとそれを裏付ける実績は、
音楽だけでなく、生き方そのもののお手本となるものだ。
いかにも“今だから笑って話せるけど、あの時あいつは”的で、
人生ってそんなもんだろうなぁと思う。
プロジェクト(バンド)のメンバーとしての仲間意識。
とにかく音楽が好きな気持ち。感銘を受ける作品でした。
挟まれる曲やライブも、体が自然に動いてしまう曲ばかりでとてもGOOD。
音楽ファンならずとも一度は耳にした事のある曲ばかりで、
えっこの曲も?という驚きもある。

マービン・ゲイの【What's Going On】が発表されたのは
僕が生まれる5年前。マービンの曲は昔から良く聴いているけど、
動いてる映像を今回初めて見た(笑)。

再結成ライブは様々なゲストシンガーを招いて曲を披露しているが、
その中で驚いたのは、ベン・ハーパーだ。
彼のファーストアルバム(10年くらい前)をジャケ買いしたんだけど、
その頃の僕は全く退屈で面白くなく感じ、全然聴かなくなった。
最近、フジロックフェスなんかにも出ていて、
結構支持されてるんだなぁと思っていたけど、
この映画での彼はもの凄くソウルフル。
相変わらずビジュアルはカッコイイし、バランス良く太い声が素晴らしかった。
他のアーティストも、第一声から“うまーい”と思わせてくれる面子で、
音楽DVDとしても必見の一本。


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1 コメント

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始めましてっ (yoshimarox)
2005-03-12 01:45:13
僕のコラムよりよっぽど、まとまって書かれていますね。

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