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喧々諤々。

2005年09月24日 | 日々の生活
【ホワイトバンド】について、
売上金に寄付金が含まれていないと言う報道で、
かなり議論が紛糾してるけど、
これは収支の“結果”をハッキリさせていなかった、
事務局の責任だろう。

最初から、活動の“趣旨”としては、
寄付よりも意思表示という事は明確にされていたし、
寄付が目的でない事も明示されていた。
救済に対して、寄付では追いつかないことも示されていた。
いま2億円を寄付しても、恒常的な解決にはならず、
砂漠に水を一滴たらすようなものだということも。
ただ、ホームページだけでなく、
マスコミやCMでもそれを明確に発表しておく必要があったかも。
もっと言えば袋にわかり易く書いておくべきだったか。

僕は最初から、意識改革という新しいアプローチに賛同して、
ホワイトバンドをつけている。
例えば【世界がもし100人の村だったら】は非常に売れた本だが、
もともとそういう意識のある人でないと手に取らない。
それに対し、ホワイトバンドが有名人を広告塔とし、
ファッションや流行の波に乗せて広まったことは、
その何割かがホームページを見て、
貧困の現状について考えたと言うだけで、
これまでの活動には無い効果があると思う。
マイナスの面なんて何も無いんじゃないかな。

こういう世論(誹謗中傷も含む)が広がると、
意識改革という目的自体が危うくなってくる。
なので、収益で私腹を肥やしているわけではない事、
しょうも無い政治団体に流れている訳ではない事を
(これらが本当に管理されてる事を祈るが)
はっきりさせていないのは事務局の責任なので、
そこをはっきりさせなければならないのでは。
試みとしては良いと思うので、
このバッシングを今後どの様に反映させていくかで、
本当に適当な活動で終わってしまうかどうかが決まる。

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