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なーななななななーなななななななななななー。

2009年09月24日 | 音楽
嫁さんにひっぱられて、何枚かCDを借りてきたので、レビューを。



Superfly 【 BoxEmotions 】

以前、セカンドアルバムの難しさについて書いたんだけど、
私の負けでございます。
粒が揃った分、突き抜けた曲は無いが、どの曲も素晴らしい。
太いのに瑞々しい。
やっぱり方向性がしっかりしているのがいいね。
もう、日本のブルーズロックで行きます!って宣言しながら歌ってる。
そして、それをよく理解しているコンポーザーがそばにいるって言うのが強い。




福原美穂 【 RAINBOW 】

さて、期待の福原美穂、アルバムはどうでしょうかー。
うーむ、残念。こっちは逆に変なジャポニズムをだしたらだめ。
もう、外人ぽくいくなら、突き抜けないと。
曲調もバラエティーに富んでるけど、いまいち心に残らない。
英語とかもうまいんだけどなぁ。
硬い声がこの人の魅力だと思うんだけど、
そればかりでは、やっぱり単調なんだと思う。情感が全然足らん。
例えば、R&BとかならAIを聴いてたほうがずっと良い。
きっと、シェリルクロウのような、突き抜けたフォーク・ロック、
ブルーズロックが一番合うと思うんだけど。



GREEEEN【 塩、こしょう 】

全く聴く気は無かったのですが。
いや、顔見せないのに売れてるだけあってなかなか良い曲が多い。
ただ、声の調子と、ブレイクや転調のタイミングが同じなんで、
どれも同じ曲に聴こえてしまうのが残念。
よく聴くと、結構色んな小技使ってるんだけどなぁ。
聴いてる人はそんなこと考えないもんね。
詞の内容は、まーひねりは無いけど、そのストレートさが評価できる。
タイアップとしては良いのに、アルバムとしては通して聴けない、
そんな感じの一枚です。