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才能はそこかしこにあり。

2010年09月16日 | 音楽
あーもうベッドに倒れこみたい…。けど、これだけメモッとこ。
双子のジャズユニット、【 The Mattson Two 】
めちゃめちゃカッコ良いんですけど。
音作りの絶妙なガレージ感というか何というか。
2009年には日本来てるやん。情報おっそ。

あ、やっぱダメだ。寝る。

名前も美しい。

2010年03月17日 | 音楽




誰が名付けたか雪柳。

この間出たクレイジーケンバンドのベスト、鶴と亀を聴いている。
自然に体が動いてしまうソウルグルーヴ、自由奔放で濃い歌詞、
そして大人の魅力にあふれた声。カッコイイ。
聴いてると歩く速度が遅くなる。
もっと夏を感じる曲が多い気がしてたけど、案外春の宵があいそうだな。
濃すぎて若干、食傷気味だけど、まだまだいけます。

なーななななななーなななななななななななー。

2009年09月24日 | 音楽
嫁さんにひっぱられて、何枚かCDを借りてきたので、レビューを。



Superfly 【 BoxEmotions 】

以前、セカンドアルバムの難しさについて書いたんだけど、
私の負けでございます。
粒が揃った分、突き抜けた曲は無いが、どの曲も素晴らしい。
太いのに瑞々しい。
やっぱり方向性がしっかりしているのがいいね。
もう、日本のブルーズロックで行きます!って宣言しながら歌ってる。
そして、それをよく理解しているコンポーザーがそばにいるって言うのが強い。




福原美穂 【 RAINBOW 】

さて、期待の福原美穂、アルバムはどうでしょうかー。
うーむ、残念。こっちは逆に変なジャポニズムをだしたらだめ。
もう、外人ぽくいくなら、突き抜けないと。
曲調もバラエティーに富んでるけど、いまいち心に残らない。
英語とかもうまいんだけどなぁ。
硬い声がこの人の魅力だと思うんだけど、
そればかりでは、やっぱり単調なんだと思う。情感が全然足らん。
例えば、R&BとかならAIを聴いてたほうがずっと良い。
きっと、シェリルクロウのような、突き抜けたフォーク・ロック、
ブルーズロックが一番合うと思うんだけど。



GREEEEN【 塩、こしょう 】

全く聴く気は無かったのですが。
いや、顔見せないのに売れてるだけあってなかなか良い曲が多い。
ただ、声の調子と、ブレイクや転調のタイミングが同じなんで、
どれも同じ曲に聴こえてしまうのが残念。
よく聴くと、結構色んな小技使ってるんだけどなぁ。
聴いてる人はそんなこと考えないもんね。
詞の内容は、まーひねりは無いけど、そのストレートさが評価できる。
タイアップとしては良いのに、アルバムとしては通して聴けない、
そんな感じの一枚です。

K.O.D.P!

2009年09月04日 | 音楽


MURO【 DA CREATOR 】

さて、ベスト版とも言うべきセルフRemix!という感じだったんで、
これは買わねば!と思ったんだけど、良く見るとインスト!?
ラップ無いの?という事で、正直、悩みました。
音だけって言うのは結構苦手なんで。

でもよくよく考えると、それはDJの本質、そしてタイトル通り、
クリエーターとしてのMUROを深く掘り下げることなんだよね。
ということで、賭けで買ってみたんだけど、正解。

バックトラックの純粋なクオリティーの高さ、かっこ良さが良くわかる。
僕が考えるMUROの楽曲のキーワードはスリルとサスペンスなんだけど、
もー、聴きながら歩いていると、刑事物かスパイ物の主人公になったみたいな錯覚に陥る。
そして、歌やラップが入っていない分、ガンガンかけながら絵を描いたりすると、
すごく集中できる、イマジネーションの中に入っていける、そんな逸品です。

ヘイリーズソングがなかったね。

2009年01月15日 | 音楽
さて、昨年は聴く音楽の8割ぐらいを
ジャジー・ヒップホップやオーガニック系の優しい音が占めてたけど、
これもそろそろ飽きてきまして(笑)。今年もいろんな音楽に接したいとは思うけど、
とりあえず年始はハーコーな感じから入ってみました。

ジブラとエミネムという日米のビッグネーム。
二人ともアルバムは全部聴いてるけど、ベストだけまだ聴いてなかったんで、
とりあえずそれらをぶち込んでみた。



なんなんですか。エミネムという人は。
ジャンルは何ですか?エミネムです!みたいな。独創的なんだよねぇ。
とにかく、切ないのです。触れると切れそうなのです。
嫌な歌詞は訳さなければいいのです(笑)。
久しぶりにルーズユアセルフ聴いたけど、ほんと奇跡的にカッコイイ。



そして、ジブラも良い声で、適度なキャッチーさ、いいねぇ。
3枚組のベストということで、本当に20年の集大成というべきアルバムだが、
なんていうか、ブレずに貫いてきたものが真ん中にあって、爽快ですらある。
なんだか、ハードなのに暖かいんだよね。

高校生の時に、地元にあったブラック系中心のCD屋さん。(今はもう無いけど)
全然、そっち系の音楽は知らなくて、
お勧めになっていた【マキシ・プリースト】と【ブギーダウン・プロダクション】
というまったくジャンルの異なる2枚をレジへ持っていき、
“どっちがいいの”と聴いて、店員のお兄さんを困らせた覚えがある。
【ブギーダウン・プロダクション】とか、あの重さ、今聴いてみたい。

ムーチョス。

2008年12月10日 | 音楽


ARICIA KEYS 【AS I AM 】

いやはや、リリース当初はこんなことを書いていた私ですが、
2008年が終わろうとする今、今年一番聴いた一枚は明らかにこれです。

いや、ほんと聴きこむにつれて、はまっていったという感じ。
最初は個性が薄れたかと思っていたけれど、全然そんなことない。

特に、【 The Thing About Love 】なんかの超カッコイイ、
ジャニスっぽさははなんなんだと感じていた時、
クレジットをよく見るとリンダ・ペリーの名前が。

このブログで何回も書いているかもしれないけど、
これまで聴いた中で一番好きな曲をあげろといわれたら、
アリシア・キーズの“If I Ain’t Got You”か、
フォー・ノン・ブロンズの“What's Up”と答える。
そして、アルバム一枚を残して解散してしまったフォー・ノン・ブロンズとは、
≒リンダ・ペリーなのです。

最近は裏方で活躍しているみたいで、その声も愛している僕は寂しいんだけど、
僕のベスト2の二人がコラボレーションした曲がある。
それだけでも、ヘビーローテーションの理由としては十分なわけです。

毎日がスペシャル。

2008年11月15日 | 音楽

竹内まりや【 Expressions 】

ほとんどわからない言葉の曲を聴くのも良いんだけど、
たまには美しい日本語の曲が聴きたくなりますよねー。
いやこの人、英語の発音もすばらしいけどね。

まぁ、もう説明不要のベスト盤だけど、
どの曲もゆったりと口ずさめて落ち着く。
ここ15年くらいの落ち着いて深みのある低音が好き。
僕の年代的にもやっぱ後半に惹かれる。
やっぱり“純愛ラプソディ”が一番好きだなぁ。
内容は完全に女性目線の不倫の歌だけど、
なぜ、こんなにポジティブに歌えるのか、強さを感じる。
曲の入り方、言葉の切り方、全てが完璧。

しかし、松任谷由美もそうだが、
身近に天才的なプロデューサーがいるというのが、
アーティストとしての息を長くしているんだろうなぁ。
“カムフラージュ”とか後ろに山下達郎のアカペラが入るだけで、
曲の質がぐっと上がる。
夫唱婦随ならぬ、婦唱夫髄といったところか。

まず、曲名の読み方がわからない。

2008年10月23日 | 音楽
さて、これまで座れていた朝の電車がダイヤ改悪によって座れなくなってしまい、
絵を描く時間が減ってしまいました。

このイライラを癒してくれるのがイヤホンから流れてくる、クールな曲達でございます。



Hocus Pocus【 73 Touches 】
引き続き、オーガニックヒップホップというか、
ジャジーヒップホップにすっかり魅入られてるんだけど、
最近は英語以外の曲がすごく気持ちいい。
ホーカスポーカスはフランスのグループで、
【J'aimerais(Jkl...Nop)】がなんかのコンピに入っていて、すごく気になってたんだよね。
このアルバムは少し前のアルバムなんだけど、
【Feel Good ft.626】なんかは、“やりすぎじゃない?”っていうくらい
目立つDJスキルを駆使してトラックを作ってる。
これがめちゃめちゃカッコいい。インストでも十分聴ける。
どの曲も、もちろん歌詞の内容なんか全然わかんないけど、フランス語の響きが心地いいです。




will.i.am【 SONGS ABOUT GIRLS 】

さて、こちらは英語です。
BEPは素晴らしい音楽性と共に、みんなのアイドルであり続けるグループだけど、
何がパーティーピーポーたちを惹きつけるのか。
それはきっと、パフォーマンスと共にBEPの曲に漂う、
ある種の哀愁だと思うんですよねー。
そして、そのキーマンがこのwill.i.amということになると、
そりゃ良いアルバムになります。
ただ、BEPのパーティーさを求めると、物足りなく感じてしまうので、
大人のヒップホップとして、哀愁漂うトラックにのせて彼の渋い声を聴くというのが
良いんじゃないかな。

画像をアップする元気なし。

2008年07月24日 | 音楽
毎朝5時半に起きて、仕事が忙しくて少ししんどいですが、
こんな時は音楽だけが癒し。
最近はサザンを聴いたりしながらも、基本ミクスチャーやラウドだったんだけど、
そろそろバテ気味なのも確か(笑)。

ちょっとここらでジャズかボッサでもなどと思い聴いたこの2枚。

青木カレン【 The Most Beautiful Diva 】
いや、ボーカルとしてはすばらしく、セクシー。
TOKUとかはいかにも日本人の歌う英語の歌だけど、
この人はなかなか自然に聴こえます。
これまでカバーしつくされている“Englishman in New York”なんかも
ダブリングに聴こえるくらいの適度なハモリが気持ち良い。
ただ、学生時代にグランジの洗礼を受けた世代にはたまらない、
“Smells Like Teen Spirit”のジャズカバーはすごく楽しみだったんだけど、
微妙に気持ち悪い音程で、やはり無理があった感は否めない。
別のアルバムに入っているレニークラビッツのカバーも聴きたかったけど、
ちょっと微妙かも。

Sotte Bosse【 Essence of life 】
今の世の中、懐メロかカバーしか売れなくなってきていて、
どうもこのシリーズはその先陣を切って売り出している感じがあまり好きではない。
まぁ、自分のやりたい事はi-depでやれば良いという感じなんだろうけど。
しかし、この一枚は結構好きな曲で構成されているので、
ただボーっと聴くには良いかなぁと。
アレンジ過多でなく、ストレートにボサノバにしただけっていう感じが良い。
原曲の素晴らしさを改めて知ることができる。

今十年たって、若すぎた日が妬ましい。

2008年07月18日 | 音楽
10代~20代前半にかけての頃は
マイナーな音楽や洋楽を聴いてるっていうことが格好良く、
メジャー中のメジャーであるサザンを聴くのは少し気恥ずかしい気がしていた。
今では、良いものは良いとして聴くことができる。

サザンが今年活動休止ということで、
最近あるDJのサザンMIXをよく聴いているんだけど、
アルバムをまともに通して聴いたこともない僕でさえも、
どの曲も好きで、どの曲も口ずさめる。
初めて付き合った女の子と初めてデートしたのは“稲村ジェーン”だったし、
学生の頃、みんなで海へ遊びに行く時はサザンが流れていた。
みんな思っている事だと思うけど、
そんな風に思い出と共にあるのがサザンの曲だ。

サザンの曲で一番好きな曲と言えば“希望の轍”だけど、
MIXを聴いていると、“Young Love(青春の終わりに)”が歌詞、メロディー共にかなり良い。
“薔薇がもし名も無い花のように咲いたら”なんて発想は、
桑田圭祐という天才にしかできない。

今年の夏は胸をはってサザンを聴こう(笑)。