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あなたの「心」、ちゃんと感じますか?

"THE GETAWAY"(1972)

2016-03-10 16:20:50 | Action

 ゲッタウェイ

cast >> Steve McQueen, Ali MacGraw, Ben Johnson, Al Lettieri, Sally Struthers, Slim Pickens, Bo Hopkins, Richard Bright, Jack Dodson, Dub Taylor, Roy Jenson, John Bryson ...
writer >> Walter Hill
director >> Sam Peckinpah(123min)
music >> Quincy Jones


"THE WILD BUNCH" での強烈な「バイオレンス描写」と「スローモーション撮影」が話題となり、以降トレードマークとなったサム・ペキンパー監督が、"JUNIOR BONNER" に続いてスティーヴ・マックィーンと組み、組織に追われる男女の「逃走劇」をスリリングに描いたクライム・アクション・ムービー。
脚本はウォルター・ヒル( "Street Of Fire" "48 HRS." "The Warriors" ← これらは監督・脚本)、音楽はクインシー・ジョーンズ( "You've Got It Bad Girl" ← "愛のテーマ" 収録  filmography )。

The Getaway (S. Peckinpah)- Trailer


銀行強盗の罪で10年の刑に服していたドク・マッコイ(S・マックィーン  filmography )が、テキサスのサンダースン刑務所から "予定より早く" 出所した。面会にきた妻のキャロル(アリ・マッグロー  "Love Story"  "CONVOY" ← 監督と組む)に頼んで、"町の顔役" の悪徳政治家ジャック・ベニオン(ベン・ジョンソン  "THE WILD BUNCH" ← 監督と組む  "Wagon Master" "SHANE" )と「裏取引」したのだ。その条件は町の銀行を襲い、奪った金を「山分け」すること ーーー。
妻とふたりで4年ぶりに味わう "自由" も束の間、ドクは綿密な計画を立て、用心深いベニオンが送り込んできた2人の殺し屋ルディ(アル・レッティエリ  "The Godfather" )とジャクソン(ボー・ホプキンス  "THE WILD BUNCH" ← 監督と組む  "American Graffiti" )と計画の手順を確認。決行の朝、キャロルが運転する小型トラックで銀行前のマンホールの真上に停車すると、ドクは地下に潜り銀行の電力源を切断し「時限爆弾」を仕掛ける。ルディとジャクソンが拳銃を構え、ドクが金庫から札束をバックに詰め込む。計画外のアクシデントを切り抜け、なんとか目的は果たしたものの、ベニオンの "罠" にはまり、警察とベニオン一味から "追われる" ことになったドクとキャロルの結末は・・・・・!?

"経理士" とあだ名されるベニオンの弟をジョン・ブライソン、フランをサリー・ストラザース、トラックのカウボーイをスリム・ピケンズ( "The Howling" "1941" )。

本作撮影の翌年、S・マックィーンとA・マッグローは結婚するも、5年後に離婚。マックィーンは "温かい家庭" を知らずに育ち、14歳でカリフォルニアの少年院に収容され1年半を過ごすことに。高い身体能力でスタントなしでアクションをこなし、カー・レーサーとしても有名。ブルース・リーやチャック・ノリスの門下生でもあった。
"肺ガン" で '80年に他界したとき、当時の愛読書だった『スクリーン』や『ロードショー』で特集が組まれていましたっけ(残念)。実家にあるハズのこれらのお宝雑誌、いつかじっくり読み直したいなぁ・・・(懐)

>>  action - filmography(アクション  映画作品一覧)
>>  70's movie  - filmography('70年代  映画作品一覧)

2009-03-16


Comments (2)
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"BULLITT"(1968)

2016-03-10 14:51:00 | Action

 ブリット

cast >> Steve McQueen, Jacqueline Bisset, Robert Vaughn, Don Gordon, Simon Oakland, Robert Duvall, Norman Fell, Georg Stanford Brown, John Aprea, Bill Hickman, Justin Tarr, Felice Orlandi, Vic Tayback, Robert Lipton ...
director >>Peter Yates(114min)
music >>Lalo Schifrin
soundtrack >>


ロバート・L・パイクの原作を、アラン・R・トラストマン(← 同年製作の "THE THOMAS CROWN AFFAIR" の脚本も担当)が脚色、イギリス出身のピーター・イェーツ監督( "THE HOT ROCK" "BREAKING AWAY" )がアメリカ・デビューを果たした刑事アクションの傑作 ーーー。
なんとも渋くスタイリッシュなタイトルバックに流れるのは、ラロ・シフリン( "THE CINCINNATI KID"  "DIRTY HARRY" シリーズ)のジャジーなナンバー。撮影はすべてサンフランシスコの街並みや坂道を巧く活かしたロケ。
スティーヴ・マックィーンが "スタントなし" で自らハンドルを握った、スピーディで緊迫感溢れるダイナミックな "カー・チェイス" シーンは、その後のアクション映画の手本とされ多大な影響を与えた。

Bullitt Official Trailer (1968)


仲間を裏切り、200万ドルもの大金を持ち逃げしたジョニー・ロスがサンフランシスコにやって来た。
組織の壊滅を目論むチャーマース上院議員(ロバート・ヴォーン ← マックィーンが尊敬する役者  "THE MAGNIFICENT SEVEN" "THE TOWERING INFERNO" ← これらでも共演)の司法取引により、上院で証言させる代わりに市警により身柄を保護するためだ。ロスの護衛を担当するのは、敏腕刑事のブリット(S・マックィーン  filmography )。しかしチームでロスを護衛中、"チャーマースを名乗る面会人" に撃たれ、証人は瀕死の状態、護衛中の刑事も重傷を負ってしまう・・・。
やがて運び込まれた病院で証人は "死亡" ーーー しかしブリットは "証人は生きている" という偽の情報を流し、殺し屋を誘き寄せる作戦に出る・・・・・。

ブリットの相棒デルゲティをドン・ゴードン( "PAPILLON" "THE TOWERING INFERNO" ← これらでもマックィーンと共演)、ブリットを信頼し捜査を一任するベネット警部をサイモン・オークランド( "THE SAND PEBBLES" ← マックィーンと共演  "West Side Story" )、ブリットの恋人キャシーをジャクリーン・ビセット( "THE DEEP" "AIRPORT" )、ロスを乗せたタクシー運転手のウェイズバーグをロバート・デュバル( filmography )、ブリットに協力する黒人医師のウィラードをジョージ・スタンフォード・ブラウン( filmography )、ベイカーをノーマン・フェル( "AIRPORT 1975" )など。

『11月 7日』はマックィーンの『命日』ーーー そして1930年生まれの彼の『生誕80年 / 没後30年』。
本作は少年時代から "警官嫌い" だった彼が "敏腕刑事" を演じた、自らのプロダクションであるソーラー・プロ初の製作作品。周りの反対を押し切って入念なリハーサルのもと敢行した、スタントマンなしの命がけのアクション・シーンにただならぬ "想い入れ" が感じられ、特に自らチューン・アップした "マスタング350GT" を操って時速160キロでブっ飛ばすカー・チェイスは見どころ(← CGではない "生" の迫力は秀逸!)。ギア・チェンジする度に唸る "エンジン音" がまたシビれます!(← 超cool!!
アクションのみならず、冷静に判断をくだし "自分流" を貫く姿・・・"男の神髄" にも魅せられる、"男っぽさ" がたまらない一本です ーーー。

>>  Action - filmography(アクション  映画作品一覧)

2010-11-07


やくざ者のジョニーは仲間を裏切り、200万ドルを持ち逃げした。その彼が目ざすはサンフランシスコ。少壮政治家チャルマース(ロバート・ヴォーン)が、 もしジョニーが上院で証言台に立ってくれれば身柄を保護してやろうと確約してくれたからだ。しかしサンフランシスコにやって来たジョニーはニセ者だった。 彼の本名はレニック。夫婦そろってのヨーロッパ旅行を報酬に身替わりになったのだ。そうとは知らず敏腕刑事ブリット(スティーブ・マックィーン)は、彼の 護衛役をつとめた。だが、ある夜ブリットが恋人キャシー(ジャクリーン・ビゼット)に会いに行っている最中、ニセのジョニーは2人の男に...
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"The Towering Inferno"(1974)

2016-03-10 14:38:00 | Action

 タワーリング・インフェルノ

cast >> Steve McQueen, Paul Newman, William Holden, Faye Dunaway, Fred Astaire, O.J. Simpson, Richard Chamberlain, Susan Blakely, Robert Vaughn, Robert Wagner, Jennifer Jones, Susan Flannery, Sheila Allen, Norman Barton, Jack Collins, Don Gordon, Felton Perry, Gregory Sierra, Dabney Coleman, Mike Lookinland ...
director >>John Guillermin, Irwin Allen(165min)
music>>John Williams


《脱出できるか? 救出なるか?》
20世紀フォックス(トーマス・N・スコーシア&フランク・M・ロビンソン原作の 『The Glass Inferno(タワーリング・インフェルノ)』)と、ワーナー・ブラザース(リチャード・マーティン・スターン原作の『The Tower(そびえたつ地獄)』)が、個別に企画していたビル火災の映画を合作。
文字通りのオールスター・キャストで映像化したパニック映画の傑作 ーーー。
CGに頼らない迫力ある火災・脱出・救出シーンはもちろん、各登場人物のドラマもしっかりと描かれた、長尺があまり気にならない超大作。

Towering Inferno - Trailer


地上135階 ーーー サンフランシスコにそびえ立つ世界一高い超高層ビル "グラス・タワー" 落成式の日。
ビルの設計者ダグ・ロバーツ(ポール・ニューマン  filmography )とオーナーのジム・ダンカン(ウィリアム・ホールデン  "Love Is A Many-Splendored Thing" "The Bridge On The River Kwai" )は、屋上から眼下に広がる光景を見下ろしていた。ダグはコンクリートの大都会に疲れ果て、工事主任のウィル・ギディングス(ノーマン・バートン  "Diamonds Are Forever" )と打合せを済ませ、婚約者のスーザン(フェイ・ダナウェイ  "Bonnie And Clyde" "The Champ" )と久しぶりに二人だけの時間を過ごした後、大自然へと逃れる予定だった。しかし、惨事はそのときすでに始まっていた ーーー。
ダグの指定とは違う、規格外の製品が配線盤に使用されていたために起きた "出火" はやがて巨大な炎となり、超高層ビルを飲み込んでいく・・・・・。

勇猛果敢なマイケル・オハラハン消防隊長をスティーブ・マックィーン(← 秀逸!  filmography )、ジャーニガン保安主任をO・J・シンプソン(← 疑惑の元アメフトのスター・プレーヤー  "ROOTS" )、広報部長のダン・ビグローをロバート・ワグナー( "Austin Powers: International man of mystery" )、ダンカンの娘パティ・シモンズをスーザン・ブレイクリー( "The Way We Were" )、その夫でダンカンの義理の息子ロジャーをリチャード・チェンバレン( "SHOGUN" "King Solomon's Mines" )、株専門の詐欺師ハーリー・クレイボーンをフレッド・アステア( "Funny Face" )、富豪の未亡人リソレッティ・ミューラーをジェニファー・ジョーンズ( "Love Is A Many-Splendored Thing" ← W・ホールデンと共演)、ゲイリー・パーカー上院議員をロバート・ヴォーン( "The Magnificent Seven" "BULLITT" ← これらでもS・マックィーンと共演)・・・と、キリがない面々が登場(苦笑)。

オープニングで『この作品を命を懸けて人命救助にあたる、消防隊員たちに捧ぐ』と出る意味がよくわかる作品(感謝)。S・マックィーン演じる隊長のなんとカッコイイこと! とっさの判断力 + 統率力 + 自ら危険を冒す勇気と責任感。P・ニューマンとのやりとりも秀逸。ニューマン主演の "Somebody Up There Likes Me" では、ほとんどエキストラのチンピラ役でデビューしたマックィーンが、本作ではニューマンより先にクレジットされているなんて感慨深い・・・(← 観れば納得)。どんな仕事もそうですが、役者も「カラダが資本」なんだなぁと思わせるアクション・シーン満載(凄)。
初めて観たのは小学生のときですが、今観てもやっぱりハラハラドキドキさせられます。
《脱出できるか? 救出なるか?》・・・ぜひご覧ください。

>>  action - filmography(アクション  映画作品一覧)
>>  70's movie  - filmography('70年代  映画作品一覧)

2008-12-11

 

在宅ワークならいまたすねっと

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"A Low Down Dirty Shame"(1994)

2016-01-10 13:10:00 | Action

 ダーティ・シェイム (>> VHS はこちら)

cast >> Keenen Ivory Wayans, Jada Pinkett, Salli Richardson, Charles S. Dutton, Andrew Divoff, Corwin Hawkins, Gary Cervantes, Gregory Sierra ...
writer / director >> Keenen Ivory Wayans(100min)《劇場未公開》
music >> Marcus Miller
soundtrack >>
region 1>>  English closed caption


元刑事で今は私立探偵の男が、自分を失職させたギャングを再び追うアクション・コメディ ーーー。
脚本・監督・出演は、キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ( "White Chicks" ← 脚本・製作・監督  "I'm Gonna Git You Sucka!" ← 脚本・監督・出演)。音楽は、マーカス・ミラー( filmography / discography )。

Zhané - Shame (1994)
(サントラよりジャネイの "Shame"。映画のシーンも登場。)


過去に同僚5人が殉職した捜査で、相手のギャング、メンドーザ(アンドリュー・ディヴォフ)との関係を疑われて警察を追われた私立探偵のシェイム(K・I・ウェイアンズ  "The Glimmer Man" ← 出演のみ)。ある日、元同僚で現在は麻薬取締局に勤務するロスミラー(チャールズ・S・ダットン  filmography )が訪ねて来た。メンドーザ逮捕のため、愛人のアンジェラ(サリー・リチャードソン  "Antwone Fisher" "BIKER BOYZ" "Anacondas: The Hunt For The Blood Orchid" )を捜してほしいと言うのだ。威勢のいい助手のピーチズ(ジェイダ・ピンケット  filmography )と共に調査を開始するが、実はこれには大きなウラが・・・・・。

ピーチズのルームメイトをコーウィン・ホーキンス、警部をグレゴリー・シエラ( "Miami Vive" )。
K・I・ウェイアンズは多才で後輩の輩出にも貢献し、1990年には【エミー賞】バラエティ・音楽・コメディ番組部門の作品賞を受賞。劇中、3匹の "黒い" 犬に向かってJ.B.(ジェームス・ブラウン)の "Say It Loud""Get Up(I Feel Like Being A Sex Machine )" を唄うシーンはお気に入り。彼とは "誕生日" が同じなので、勝手に親近感あり(笑)。おまけにマーカス・ミラーが音楽を手掛けているので、私にはそれだけで観る価値のある作品(笑)。本作でのジェイダのハイテンションぶりはスゴイ! 私は "繊細な" 演技の彼女の方が、断然好きだけど(苦笑)。

>>  Unscreened - filmography

2008-11-12

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"THE ROCK"(1996)

2012-03-20 02:33:50 | Action

 ザ・ロック

cast >> Sean Connery, Nicolas Cage, Ed Harris, John Spencer, David Morse, William Forsythe, Michael Biehn, Vanessa Marcil, John C. McGinley, Gregory Sporleder, Tony Todd, Bokeem Woodbine, Steve Harris, Danny Nucci, Philip Baker Hall, Xander Berkeley, Raymond Cruz, Claire Forlani ...
producers >> Don Simpson & Jerry Bruckheimer
director >> Michael Bay(137min)
soundtrack >>


"侵入も脱獄も不可能な連邦刑務所" として知られたアルカトラズ島 ~別名 "ザ・ロック" ~ を占拠した精鋭部隊と、"密命を帯びて" 島に潜入した男たちのスリリングな戦いと熱き人間ドラマを描いたアクション大作 ーーー。
監督は "BAD BOYS" でデビューし注目されたマイケル・ベイ( "ARMAGEDDON"  "TRANSFORMERS" シリーズ)、製作はヒットメイカー・コンビで知られるドン・シンプソン+ジェリー・ブラッカイマー〈 filmography 〉( "CRIMSON TIDE" "TOP GUN" "FLASYDANCE" )だが、残念ながら '95年にD・シンプソンが他界したため、本作が遺作となってしまった。製作総指揮には主演の一人であるショーン・コネリーも名を連ねている。

The Rock - Fels der Entscheidung (HQ-Trailer-1996)


戦死した兵士たちに敬意を払わない政府のやり方を腹に据えかねた古参のハメル准将(エド・ハリス  filmography )は、忠実な部下と "VX神経ガス" 搭載のミサイルを盗み出し、アルカトラズ島に立てこもった ーーー。
観光客 81人を人質にとり、ミサイルの照準をサンフランシスコに合わせた上、1億ドルの身代金を要求。
FBI化学兵器処理班のスタンリー・グッドスピード博士(ニコラス・ケイジ  "FAST TIMES AT RIDGEMONT HIGH" "THE COTTON CLUB" )は緊急招集を受け、アンダーソン隊長(マイケル・ビーン  "THE TERMINATOR" )率いるSEALと共に現地へ同行し、ミサイル解体を命じられる。潜入の案内役を務めるのは、脱出不可能と言われたアルカトラズ刑務所(通称 "ザ・ロック")から 33年前に唯一脱獄に成功した元SAS(英国特殊空挺部隊)の諜報部員ジョン・パトリック・メイソン(S・コネリー  "THE UNTOUCHABLES" "FINDING FORRESTER" )。一行は海中からロックの地下に潜入するも、迎え撃つ歴戦のハメルの部下たちの前に、グッドスピードとメイソンの2人を残し全滅 ーーー。
サンフランシスコ 500万人の市民の命を救うため、軍はやむなく2人と人質を犠牲に島ごと爆撃することを決断。タイムリミットに向けて、残された2人はミサイル解体に挑むのだが・・・・・。

FBI長官のウォマックをジョン・スペンサー( "L.A. LAW"〈TV〉シリーズ  "THE NEGOTIATOR" )、パクストンをウィリアム・フォーサイス( "ONCE UPON A TIME IN AMERICA" "FIRST TIME FELON" )、グッドスピードのフィアンセをヴァネッサ・マーシル( "LAS VEGAS"〈TV〉シリーズ)、メイソンの娘をクレア・フォーラニ( "BASQUIAT" )。
バクスターをデヴィッド・モース( "THE GREEN MILE" "DREAMER: INSPIRED BY A TRUE STORY" )、ヘンドリクスをジョン・C・マッギンレー( "PLATOON" "Se7en" )、ディローをトニー・トッド( "BIRD" "24: REDEMPTION" )、クリスプをボキーム・ウッドバイン( filmography )、マッコイをスティーヴ・ハリス( filmography )、中尉をダニー・ヌッチ( "CRIMSON TIDE" "TITANIC" )、F-18パイロットをジム・カヴィーゼル( "DEJA VU" "HIGH CRIMES" )、ロジャスをレイモンド・クルツ(← クレジットなし  "TRAINING DAY"  "THE CLOSER"〈TV〉シリーズ)ら。

もう何度もTV放映されているので、ご覧になった方も多いでしょう。このブログにしてはかなりのメジャー作品(苦笑)。
若手をサポートしつつ圧倒的な存在感を醸し出すコネリーと、わりとフツー(笑)のN・ケイジとの息がピッタリ!
憎めないE・ハリス+血気盛んな若い兵士たちもイイ。アクション娯楽大作ながら、とにかくキャストが秀逸。
サンフランシスコの住人をはじめ、映画でもよく耳にするのは「(今までに)アルカトラズを脱出したのは、C・イーストウッド〈 filmography 〉とS・コネリーの2人だけさ」という洒落た台詞。アメリカ人のそういう感覚はとっても好き。

>>  Action - filmography(アクション  映画作品一覧)

 

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"UNSTOPPABLE"(2010)

2011-02-04 00:24:11 | Action

 アンストッパブル

cast >> Denzel Washington, Chris Pine, Rosario Dawson, Ethan Suplee, Kevin Dunn, Kevin Corrigan, Kevin Chapman, Lew Temple, T.J. Miller, Jessy Schram, David Warshofsky, Meagan Tandy, Elizabeth Mathis, Dylan Bruce, Jeff Wincott, Aisha Hinds ...
producer / director >>Tony Scott(99min)
soundtrack >>


危険な化学物質を大量に積んだまま "暴走する無人貨物列車" が未曾有の大惨事を引き起こす前に、ベテラン機関士と新米車掌が命懸けで列車を止めようと果敢に挑む姿を、スリリングに描いたノン・ストップ・アクション ーーー。
2001年にオハイオ州で発生した列車暴走事故を基に映画化、スピード感&迫力溢れる映像に仕上げたのは、主演のデンゼル・ワシントンと何度も組んでいるトニー・スコット監督( filmography )。

Unstoppable Movie Trailer Official (HD)


ペンシルヴェニア州ブリュースターのミンゴ操車場 ーーー。
職務経験4ヶ月の新米車掌ウィル・コルソン(クリス・パイン  "SMOKIN' ACES" "STAR TREK" )が、この日初めてコンビを組むことになったのは、勤続28年のベテラン機関士フランク・バーンズ(D・ワシントン  filmography )。それぞれ問題を抱え、ソリが合わない2人がぎこちない雰囲気のまま乗り込んだのは、旧式機関車「1206号」。
一方、時を同じくして同州のフラー操車場では、運転士のデューイ(イーサン・サプリー  "Remember The TITANS" "John Q." ← D・ワシントンと共演  "American History X" )のブレーキ操作のミスが原因で、最新鋭の貨物列車「777号」が "無人" のまま走り出してしまう。しかも39両の大編成・全長約800メートルの「777号」は、極めて危険性の高い化学物質とディーゼル燃料を大量に積んでいることが判明。街を壊滅させるだけの威力を持ち、巨大ミサイルも同然な「777号」がその先に待ち受ける市街地の急カーブで転覆すれば、大惨事を引き起こすことは必至。
みるみるスピードを上げ操作不能に陥った「777号」。鉄道会社はあらゆる手段を講じて「777号」を停止させようとするが、敢えなく失敗 ーーー。「777号」を同じ路線を走行しているフランクとウィルは「1206号」を緊急待避線にすべり込ませて間一髪で衝突を回避すると、すぐさま「777号」の追跡を開始。「1206号」の機関車両を「777号」の最後尾に連結、ブレーキをかけて暴走を停止させるという無謀とも思える最終手段に出るのだが・・・・・。

ミンゴ操車場のコニーをロザリオ・ドーソン( filmography )、本社の責任者ガルビンをケヴィン・ダン( "GRIDIRON GANG" "Mississippi Burning" )、鉄道調査官のワーナーをケヴィン・コリガン( "THE DEPARTED" )、コニーの部下バニーをケヴィン・チャップマン( "MYSTIC RIVER" )、ネッドをリュー・テンプル、デューイの相棒ギリースをT・J・ミラー、ウィルの妻ダーシーをジェシー・シュラム、腕のいい運転士スチュワートをデヴィッド・ウォーショフスキー( "TAKEN" )、フランクの2人の娘、ニコルをエリザベス・マシス、マヤをミーガン・タンディなど。

ストーリーは実に単純明快&気分爽快!(スッキリ!・笑) 暴走列車の迫力あるスピード感と映像の魅せ方はさすが! 音響も併せて、映画館ならではの、迫力の映像を楽しむべき作品です。
暴走列車同様、ストーリー展開もノン・ストップ! あっという間にエンディング。
デンゼルにしては台詞が少ない作品ですが、少ないながらもコンビを組んだクリス扮する若造と信頼関係を築いていく様が、なかなか "粋" に巧く描かれていて好感が持てます。

>>  Action - filmography(アクション  映画作品一覧)
>>  Based on a True Story(実話に基づいた  映画作品一覧)(M-Z)

 

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"CRADLE 2 THE GRAVE"(2003)

2010-09-11 00:14:51 | Action

 ブラック・ダイヤモンド

cast >> Jet Li, DMX, Mark Dacascos, Anthony Anderson, Gabrielle Ynion, Tom Arnold, Kelly Hu, Michael Jace, Drag-On, Paige Hurd, Paolo Seganti, Chi McBride(uncredited)...
producer >>Joel Silver
director >>Andrzej Bartkowiak(101min)
music >>John Frizzell, Damon 'Grease' Blackman
soundtrack >>


"Romeo Must Die""Exit Wounds" に続き、ジョエル・シルヴァー製作 × アンジェイ・バートコウィアク監督による "カンフー・ヒップホップ・アクション3作目" かつ "DMX 3部作" の最終作 ーーー。主演は1作目で共演しているジェット・リーとDMX。強盗グループや犯罪組織、そして台湾から来た東洋人が、正体不明の "ブラック・ダイヤモンド" をめぐって熾烈な駆け引きと争奪戦を繰り広げる様を、スピード感たっぷりに描く ーーー。

Cradle 2 The Grave Trailer HD


強盗グループのカリスマ的リーダー、トニー・フェイト(DMX  filmography )は、L.A.の宝石商の金庫破りを計画していた。その計画を実行中に、フェイトらを密かに追っていた謎の男から一本の電話が入り「何を盗んでもいいが、"ブラック・ダイヤモンド" だけは置いていけ」と警告を受ける。しかし、彼らはそれを無視して "ブラック・ダイヤモンド" を手に入れる。
電話の主は、台湾から来たダンカン・スー(ジェット・リー  "THE MUMMY: Tomb of the Dragon Emperor" "Kiss Of The Dragon" )。しかも "ブラック・ダイヤモンド" を狙っているのは彼だけでなく、石を狙う犯罪組織のボス、リン(マーク・ダカスコス  "CRYING FREEMAN" )は、トニーの娘ヴァネッサ(ペイジ・ハード  "Beauty Shop" )を誘拐 ーーー。窮地に陥ったフェイトは愛娘を取り戻すため、そして "石の謎" を解くためにスーと手を組むのだが・・・・・。

フェイトの仲間、トミーをアンソニー・アンダーソン( filmography )、ダリアをガブリエル・ユニオン(← 本作での彼女のスタイルは抜群にカッコいいです!・素敵  filmography )、マイルスを Drag-On、リンの仲間のソナをケリー・フー( "The Scorpion King" "X-MEN2" )、かつてはフェイトの憧れだったチェンバースをチー・マクブライド( filmography )、その手下のオーディオンをマイケル・ジェイス( "The Replacement" "THE SHIELD" シリーズ )。

DMX - X Gon' Give It To Ya


ーーー これで "3部作" コンプリート(笑)。
ところで、冒頭に "素手(=生身の身体ひとつ)" での「ビル降下シーン」があり(驚!)、そのメイキングが収録されているんですが、どうやらJ・リー本人ではなく、スタントが吹き替えたようで(?)ちょっとガッカリ・・・。あれだけ危険なシーンですから、当たり前といえばそれまでですが(苦笑)、リー本人が「映画だから、何だって可能だろ」と言っていたのが、やけに意味深に聞こえてしまいます。
ラストで、"(これからは)まっとうに生きよう" という台詞があるんですが、DMX本人に、ぜひそうしてもらいたいものです ーーー。

>>  Action - filmography(アクション  映画作品一覧)
>>  Hip Hop - filmography(ヒップホップ関連  映画作品一覧)

 

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"EXIT WOUNDS"(2001)

2010-09-10 00:36:42 | Action

 DENGEKI  電撃

cast >> Steven Seagal, DMX, Isaiah Washington, Anthony Anderson, Michael Jai White, Bill Duke, Jill Hennessy, Tom Arnold, Bruce McGill, David Vadim, Eva Mendes, Matthew G. Taylor, Drag-On ...
producer >>Dan Cracchiolo, Joel Silver
director >>Andrzej Bartkowiak(101min)
music >>Trevor Rabin, Jeff Rona
soundtrack >>


"Romeo Must Die" に続き、ジョエル・シルヴァー製作 × アンジェイ・バートコウィアク監督によるカンフー・ヒップホップ・アクション2作目。かつ、ヒップホップ界のカリスマと組んだ、俗に言う "DMX 3部作" の2作目 ーーー。

"Exit Wounds (2001)" Theatrical Trailer


デトロイト警察の向こう見ずな熱血刑事オーリン・ボイド(スティーヴン・セガール  "HALF PAST DEAD" "UNDER SIEGE 2" )は、護衛中の副大統領を救うため川へ投げ込むなどの過激なやり方でトラブルを起こし、とうとう犯罪無法地帯にある「15分署」へ飛ばされる。そこで女性上司のマルケイヒー(ジル・ヘネシー  "ROBOCOP 3" "WILD HOGS" )に命じられたのは「感情克服セミナー」に通うこと ーーー。ある夜、麻薬取引の現場に遭遇したボイドはある男を捕まえるが、彼は囮捜査中の警官だった。この不始末で、ボイドは交通整理係にまで降格 ーーー。そんな中、警察の保管庫から大量の押収ヘロインが盗まれる事件が発生。イライラを募らせるボイドは、警察内部の関与を疑い、事件のカギを握る男ラトレル・ウォーカー( DMX  filmography )に接近するが・・・・・。

ボイドの新しい相棒となるジョージ・クラークをアイザイア・ワシントン(← 前作の "腹黒マック" とは大違い!  filmography )、署内の情報通で "公正" なリーダー的存在のストラットをマイケル・ジェイ・ホワイト(← 1本とられます!  "FREEDOM SONG" "Why Did I Get Married?" )、警察署長のヒンジスをビル・デューク( filmography )、上司でボイドとは古い仲のダニエルズをブルース・マッギル( "COLLATERAL" "WILDCATS" )、モンティーニをデヴィッド・バディム( "LOOKING FOR AN ECHO" )、怪力だがアタマは空っぽのユーセルディンガーをマシュー・G・テイラー。ラトレルの仲間でクラブ・オーナーのT・Kをアンソニー・アンダーソン( filmography )、トリシュをエヴァ・メンデス( filmography )、警察にハメられたラトレルの弟ショーンを Drag-On、朝の番組を持ち、ボイドとセミナーで知り合ったヘンリー・ウェインをトム・アーノルド( "TRUE LIES" )。

DMX - No Sunshine
原曲はビル・ウィザース( discography )の名曲 "Ain't No Sunshine"
DMXの声(← ジャ・ルールと激似で、モメるのもわかる・苦笑)は好みじゃないし、
特別秀逸なサンプリングでもナイけれど、どうぞ(苦笑)。

"DMX 3部作" と呼ばれるくらいですから、もちろん3作とも出演しているDMX。
役の上では "悪そうに見えて"、実は知的で超クール ーーー おまけにお洒落で、家族や仲間を大切にするナイス・ガイ。ところが私生活はというと、ドラッグや度重なる交通違反で逮捕・服役。おまけに出所したと思ったらすぐに逆戻りするなど、ちっとも懲りない(=学習しない)愚かさにガッカリさせられっぱなし(呆)。せっかく容姿や才能に恵まれた "カリスマ" なのに残念な限り。
同じく3作共に出演しているA・アンダーソンも同様。容姿はともかく(← イヤ、彼はあの風貌&キャラが持ち味ですから・苦笑)、いろいろな作品で重宝されているのにもかかわらず、女性への性的暴行容疑で逮捕(← 許せない!)。こちらは保釈金を払って釈放されているものの、真実は "闇の中"。とにかく "夢を売る" 仕事なんだから、最低限社会のルールは守って "夢を壊さない努力" はしてほしいものです(願)。

>>  Action - filmography(アクション  映画作品一覧)
 

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"IRON EAGLE"(1985)

2010-04-13 01:17:29 | Action

 アイアン・イーグル

cast >> Louis Gossett, Jr., Jason Gedrick, David Suchet, Ted Thomerson, Larry B. Scott, Caroline Lagerfelt, Jerry Levine, Robbie Rist, Michael Bowen, Bobby Jacoby, Melora Hardin, David Greenlee, Shawnee Smith ...
writer / director >>Sidney J. Furie(117min)
soundtrack >>


敵の捕虜となり違法な "死刑判決" を下された父を救出するため、ある退役空軍大佐と仲間の協力を得て、18歳の少年が最新鋭の戦闘機『F-16』を操り、父の奪還を謀るハート・ウォーミングなアクション・ムーヴィー。脚本・監督はシドニー・J・フューリー( "Lady Sings The Blues" )。

Iron Eagle - Doug at the test range


ダグ(ジェイソン・ゲドリック  "BACKDRAFT" )は、空軍基地の町ビーチャーに住む高校生。父のテッド(ティム・トマーソン)が空軍大佐であることから、クラスメートたちと "イーグル・フライング・クラブ" を結成し、いつか父と一緒に『F-16』で飛ぶことを夢みていた。卒業を控えたダグは空軍士官学校に志願したものの、残念ながら「不合格」。そのことをからかわれ、ノッチャー(マイケル・ボーウェン  "Jackie Brown" )と "スネーク" と呼ばれるバイク vs. セスナの危険なレースで勝負をすることになり、彼に勝利してウップンを晴らしたのも束の間、父が中東上空をテスト飛行中に某国の『ミグ』と遭遇、被弾して捕虜となったとの連絡を受ける。しかも、不正な軍事裁判で "死刑" の判決が下され、絞首刑まで "あと3日" ーーー。
すぐにダグは母エリザベス(キャロライン・ラガーフェルド)と、どうにかして父を救出してくれるよう空軍にかけあいに行くが、軍も政府も様子をみる以外に方法がないという・・・。いてもたってもいられないダグは、黒人の退役空軍大佐チャピー・シンクレア(ルイス・ゴセット, Jr.  filmography )に父親救出作戦に協力してほしいと頼むが、断られてしまう。しかし、どうしても諦められないダグはクラブのメンバーの協力を得て基地内に潜入し、敵の防衛機密や飛行データを盗み出すのだが・・・・・。

クラブのメンバー、レジーをラリー・B・スコット( "SPACECAMP" )、トニーをジェリー・レヴィン( "Born On The Fourth Of July" )、マイロをロビー・リスト、ダグの恋人ケイティをメロラ・ハーディン( "Absolute Power" )など。

パッケージ的には "TOP GUN" のような一流パイロットの、ハードなアクション映画というイメージを思い浮かべるでしょうが、いえいえ。後半は戦闘機による空爆シーンなどありますが、実は家族を想う気持ちや仲間同士の結束、子供と大人の信頼関係など、心温まるストーリーです。日本では1,000%あり得ないハナシで(苦笑)、アメリカでもかなり "非現実的" な設定ではありますが、ラストの "軍の粋な計らい" は実にアメリカ的でヤラれます(笑)。
あ、それから "カセット・テープ"・・・いろんな意味でグッときます(懐)。

>>  関連作品   "IRON EAGLE II(メタル・ブルー)"(1988) "ACES: IRON EAGLE III(エイセス / 大空の誓い)"(1991) "IRON EAGLE IV(アイアン・イーグル4)"(1995)
>>  Action - filmography
>>  80's movie - filmography

 

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"THE HURT LOCKER"(2008)

2010-03-14 01:22:00 | Action

 ハート・ロッカー

cast >> Jeremy Renner, Anthony Mackie, Brian Geraghty, Ralph Fiennes, Guy Pearce, David Morse, Evangeline Lilly, Christian Camargo, Sam Spruell, Sam Redford, Barrie Rice, Erin Gann, Justin Campbell, Malcolm Barrett, Kristoffer Ryan Winters, J. J. Kandel, Ryan Tramont, Michael Desante, Ben Thomas, Omar Mario, Fleming Campbell, Kate Mines ... 
writer / producer >> Mark Boal
producer / director >>Kathryn Bigelow(131min)
soundtrack >>


《永遠を思わせる戦場。刹那を生きる男たち ーーー。》
テロの脅威が続く混沌としたイラクのバグダッドを舞台に、"防爆服" に身を包み、"死に最も近い" 日常を生きるアメリカ軍爆発物処理班の兵士たちの、"危険" で "過酷" な任務の実態を描き出した戦争アクション ーーー。
原案担当マーク・ボール( "In The Valley Of Elah" ← 原案)の現地取材に基づく脚本を、キャスリン・ビグロー( "K-19: The Widowmaker" "Strange Days" )が監督。アカデミー賞6部門【作品賞・監督賞・脚本賞・音響編集賞・音響調整賞・編集賞】受賞。

The Hurt Locker Trailer


2004年夏 ーーー イラク、バグダッド郊外。アメリカ軍の爆発物処理班は、死と隣り合わせの前線の中でも最も "死" を身近に感じながら、爆弾解除の任務にあたるスペシャリストたち。ある日、ブラボー中隊が爆弾処理を行い退避しようとした瞬間、突然爆発。チームを率いてきたトンプソン二等軍曹(ガイ・ピアース  "L.A. confidential" )が殉職。新しく中隊のリーダーに就任したのは、ジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナー  "S.W.A.T." "28 Weeks Later" )。こうして、サンボーン軍曹(アンソニー・マッキー  filmography )とエルドリッジ技術兵(ブライアン・ジェラティ  "FLIGHT" "The Guardian" "BOBBY" )を補佐役とした爆弾処理チームは、常に "死の危険" が孕む任務明けまでの "38日間" を共に "生き延びる" ことに ーーー。
しかし任務が始まると、ジェームズは遠隔ロボットを活用するなど慎重を期して遂行すべき基本的な安全対策や指示を無視し、"防爆服" を脱ぎ捨て自ら爆弾に近づき、死に対する恐れが全くないかのように振舞う。任務の度に一般市民かテロリストかもわからない見物人に囲まれた現場で、張り詰めた緊張感とも格闘しているサンボーンとエルドリッジは、"一瞬の判断ミス" が死に直結する任務のなか、ジェームズへの不安を募らせていく・・・。しかし、そんな想いとは無関係に、否応なく激しい戦闘行為が繰り返される毎日は続く・・・・・。

請負チームのリーダーをレイフ・ファインズ( filmography )、リード大佐をデヴィッド・モース( "The Green Mile" "Dreamer: Inspired by a True Story" )、ケンブリッジ大佐をクリスチャン・カマルゴ( "K-19: The Widowmaker" ← 監督と組む)、ジェームズの妻コニーをエヴァンジェリン・リリー( "REAL STEEL" "LOST" シリーズ)。

さて、私が自分でお金を払って観たいと思うのは「CGを駆使した娯楽大作」より、生身の人間の機微を描き "何か考えさせられる" "心に残る" 作品 ーーー。ただし前者の評価が低いとか、嫌いという意味ではありません。今回あまりにも「元夫婦対決」と騒がれ、そんなくだらないコトより "公正に" 作品を評価しろよ!と、呆れ気味(ため息)。率直な感想として、本作が「6冠」に輝いたことには納得いかず。決して "その価値がない" という意味ではありませんが「作品賞」??・・・と(疑問)。たとえば「虚勢を張るのは、ただの命知らず」なのか「勇敢なプロフェッショナル」なのか、「なぜこのような行動に走るのか」根幹にある "何か"、人間描写をもっと深く掘り下げてほしかったという意味で。

2004年夏、イラクのバグダッド郊外に駐留するアメリカ軍。そこに所属する爆発物処理班は、死と隣り合わせの前線の中でも、最も死を身近に感じながら爆 弾処理を行うスペシャリストたちだった。ある日も、ブラボー中隊はいつものように爆弾処理を行っていたが、退避しようとしたその瞬間に爆弾が爆発。1人が 殉職してしまう。その後、新しく中隊のリーダーに就任したのはウィリアム・ジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナー)。だが彼は、基本的な安全対策も行わ ず、まるで死を恐れないかのように振る舞い、周囲を驚かせる。一瞬の判断ミスが死に直結する爆発物処理班の任務の中、補佐するJ・T・サ...

>>  War - filmography(戦争  映画作品一覧)
>>  Action - filmography(アクション  映画作品一覧)

 

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"DRUNKEN MASTER"(1978)

2009-12-05 01:45:05 | Action

 ドランク・モンキー / 酔拳

cast >> Jackie Chan, Yuen Hsiao Tien, Dean Shek, Huang Cheng Li, Wang Chiang, Lin Ying, Shin Tien, Lin Chiao, Hsu Hsia, Shin Fu Tsai, Chang Chin ...
director >>Yuen Woo Ping(111min)《香港作品》


《酔えば酔うほど強くなるーーー!》
ジャッキー・チェン、日本初お目見えのアクション・コメディ。「ジャッキーのキャラクター」×「コメディの要素」×「緻密なカンフー・アクション」の相乗効果が光る一本。監督はユエン・ウーピン( "THE MATRIX" シリーズ ← カンフー振付師  "Crouching Tiger, Hidden Dragon" "Danny The Dog" ← アクション監督)。

Drunken Master Trailer


とあるカンフー道場のドラ息子フェイフォン(J・チェン  "RUSH HOUR" シリーズ  "Cannonball Run II" )は若さとエネルギーを持て余し、真面目に練習もせず、町に出ては悪戯ばかりという放蕩ぶり。ある日、フェイフォンの無茶ぶりに堪忍袋の緒が切れた父親は、息子を勘当。精神を鍛え直す厳しい修行で知られるカンフーの "達人(master)" を呼び寄せ、一年間息子を預けることに。
しかし修行なんてお断りのフェイフォンは、父の目を盗んで逃亡。ところが文無しの彼は食事代が払えず "タダ食い" して逃げようとしたが、食堂の用心棒に捕まり、あわや半殺しの目に・・・とそのとき、ベロンベロンに酔っ払った不思議な爺さんが現れ助けられる。この爺さんこそが、父が呼び寄せた "達人" ソウ・ハッイー(ユエン・シャオティエン  "Snake In The Eagle's Shadow" ← '76年にジャッキーと共演)。フェイフォンは "酔えば酔うほど強くなる" という、秘伝の拳法 "酔八仙" の奥義を習得することができるのか?! 過酷な修行の行方は・・・・・??

コレ、急に無性に観たくなって久しぶりに観ました(超懐)。
昔はよくTVで放送されていましたね。ブルース・リーのようなピリピリと張りつめるようなストイックさとは違う、若いJ・チェンの滑稽で軽快なキャラクターが新鮮でした。瓶(かめ)はナイけど、鉄棒に逆さにぶら下がって、腹筋のトレーニングをしたりしましたっけ(笑)。TVでの "お師匠さま" ことソウの吹き替えは『小松方正さん』で、コレが笑っちゃうほどピッタリ!(笑) オリジナルの「広東語」で観ても違和感ナイほどの出来栄えです(秀逸)。でも音声はモノラルだし、一部突然「英語」に変わります(苦笑)。でも、そんなのはご愛敬! 『次長課長』河本さんの「おめェに食わせるタンメンはねぇ!」のモデルになっている脇役さんも食堂で登場します(← 実際の台詞は違うけど「あ、コイツだ!」とすぐにわかります・笑)。
コレを観ると『Gメン'75』で草野刑事役の倉田保昭さんが『香港カラテロケ・シリーズ』(← この撮影中、近くで本作が撮られていたらしい!)で、ムキムキの悪者たちをやっつけるのを楽しみに観ていた頃を想い出します・・・(カッコよかった!・懐)

関連作品 >>  "Drunken Master II"(酔拳2)
>>  Action - filmography(アクション  映画作品一覧)
>>  70's movie - filmography('70年代  映画作品一覧)

 

Comments (4)
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"LEON: The Professional"(1994)

2009-10-11 00:25:43 | Action

 レオン / 完全版

cast >> Jean Reno, Natalie Portman, Danny Aiello, Gary Oldman, Peter Appel, Michael Badalucco, Ellen Greene, Samy Naceri, Jean-Hugues Anglade ...
writer / director >>Luc Besson(133min)《フランス・アメリカ作品》
music >> Eric Serra
soundtrack >>


"凄腕の寡黙な殺し屋" と "家族を惨殺された12歳の少女" との出逢いと、父娘とも恋人ともつかない "絆"・・・なんとも切なく "純粋な愛" を描いたアクション・ドラマ ーーー。監督自身の編集で「22分」の未公開シーンを加えた完全版。監督・脚本はリュック・ベッソン( "Kiss Of The Dragon"  "The Transporter" シリーズ ← 共に製作・脚本)、製作総指揮は実父のクロード・ベッソン、音楽はL・ベッソンの盟友エリック・セラ( "Le Grand Blue" "NIKITA" ← これらでも監督と組む)。2,000人を超えるオーディションでマチルダ役を射止め華々しくデビューしたのは、13歳のナタリー・ポートマン。

Leon: The professional trailer


N.Y.の安アパート ーーー レオン(ジャン・レノ  "Hotel Rwanda" ← ノー・クレジット  "The Da Vinci Code" "The Crimson Rivers" )は、仕事を完璧に遂行する、凄腕の孤独な "殺し屋"。一日2パックの牛乳とトレーニングを欠かさない彼の唯一の友は、余計な事は言わず、自分と同じように大地に "根っこ" をはらない "鉢植え" の観葉植物だけ。彼の隣りに住む12歳のマチルダ(N・ポートマン  "Garden State" "CLOSER" )もまた、家族から疎ましがられる孤独な少女。
ある日、不気味な男スタンフィールド(ゲイリー・オールドマン ← キレまくり!・笑&恐  "BASQUIAT" "HANNIBAL"  "Batman Begins" シリーズ)が部下を連れてマチルダの父親を訪ね、預けたヘロインを盗んだ奴を翌日の正午までに捜せと告げて帰った ーーー。翌日、彼らはマシンガンを手にアパートを急襲。たった4歳の弟にまで手をかけ、マチルダの家族を皆殺しにした。ちょうど買い物に出かけていたマチルダは、アパートに戻って何が起こったのかすぐに理解したが、涙をこらえ何食わぬ顔で犯人らの前を通り過ぎ、「開けて!」と願いながらレオンの部屋のドアベルを鳴らし続けた。一連の様子を見ていたレオンは、マチルダの訪問にドアを開けるべきか戸惑うが、彼女にしばらく匿ってほしいと頼まれる。さらに彼が "殺し屋" だと知ったマチルダは、最愛の弟を殺した奴らに復讐するため、自分を "殺し屋" として仕込んでほしいと懇願する。レオンは断ったが、自分の正体を知った少女を殺すことも、行き場のない彼女を追い出すこともできず、奇妙な共同生活を始めることに・・・・・。

レオンを "殺し屋" に育てあげ、仕事の仲介をするトニーをダニー・アイエロ( filmography )、マチルダの父をマイケル・バダルコ( "The Practice" )、母をエレン・グリーン( "HEROES" )、スタンフィールドの部下マイキーをピーター・アベル。


J・レノ演じる不器用な殺し屋に宿ってしまった "優しい瞳" と、N・ポートマン演じるマチルダの、どこまでも真っ直ぐ突き刺さってくる "純粋な瞳" ーーー 通常版より "ふたりが心を通わせていく過程" が緻密に描かれている分、より一層 "切なさ" が胸を締めつけます・・・。たとえリメイクされても、もう二度とこれ以上の "傑作" は撮れないでしょう。それほどに秀逸な一本です。哀愁漂うギターの調べにのせてエンディングに流れる、スティングの "Shape of My Heart" がいつまでも心に響きます・・・・・。

sting - shape of my heart
(※「愛人」と出るのが邪魔なんですが、無視してください・苦笑)


あの「観葉植物」は、きっと "大地に根を張って" 立派に生きていくでしょう。ただ「銀行と違って・・・」と言うトニーは、果たしてレオンとの "約束" をきっちりと果たしてくれたのでしょうか?・・・そうあってほしいと願いますが(不安)。ちなみに、監督が数年後にポートマン主演で『マチルダ』を撮ると言っていたハナシは、一体どうなったんでしょうね?(苦笑)

>>  Action - filmography(アクション  映画作品一覧)

 

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"DOUBLE TAKE"(2001)

2009-06-26 01:57:11 | Action

 ダブル・テイク

cast >> Orlando Jones, Eddie Griffin, Gary Grubbs, Daniel Roebuck, Sterling Macer Jr., Benny Nieves, Garcelle Beauvais, Andrea Navedo, Edward Herrmann, Gutierrez Shawn Elliott, Carlos Carrasco, Frank Pesce, Julie Lott, Vivica A. Fox ...
writer / director >>George Gallo(88min)《劇場未公開》


《信じる者は、救われぬ!? NY→メキシコ、おとり捜査大作戦!》
エリート銀行マンが麻薬組織の資金トラブルに巻き込まれた上に、殺人の容疑をかけられ、無実を証明するためにチンピラ男と "入れ替わり" 奮闘する姿を描いたポリス・アクション ーーー。監督はジョージ・ギャロ( "BAD BOYS" ← 原案  "Midnight Run" ← 脚本)、製作はブレット・ラトナー( "Rush Hour" ← シリーズ監督  "Prison Break" ← シリーズ製作総指揮 )。

Double Take


ウォール街のエリート銀行家ダリル・チェイス(オーランド・ジョーンズ  "DRUMLINE" "Biker Boyz" )は、ある朝ストリートで鞄をスラれる。そのとき犯人を追いかけ鞄を取り戻してくれたのは、街のチンピラ、フレディ・ティファニー(エディ・グリフィン  "Undercover Brother" "JOHN Q" )。その足で出社したダリルは、自分が麻薬組織の資金トラブルに巻き込まれたことを知り、おまけに秘書(ヴィヴィカ・A・フォックス  filmography )殺しの容疑までかけられてしまう。なんとか厳戒な捜査を逃れようとやって来た駅でバッタリ会ったのは、またもやフレディ。2人は互いに着ている服を交換し、身分を入れ替えて、無実を証明する人物が待つメキシコへと向かう。しかし、実はこの事件にはFBIやCIAなど、いくつもの "おとり捜査" が絡んでいた。誰が敵で、誰が味方なのか・・・・・?!

ダリルが救いを求めるマクレディをゲイリー・グラッブス( "Glory Road" )、2人組のエージェント、ノーヴィルをダニエル・ローバック( "We Were Soldiers" )、グラッドニーをスタンリー・メイサー・Jr.、ダリルの恋人クロエをガーセル・ボーヴァイス( "FLIGHT" "Bad Company" "Dance With My Father" )、マケをアンドレア・ナヴェド、ダリルの上司をエドワード・ハーマン( "The Great Waldo Pepper" "Intolerable Cruelty" )。

コメディの要素 "たっぷり" でありながら、一転二転するストーリーもなかなか!(笑)  役者の "知名度の低さ" で公開されなかったんでしょうが(苦笑)、ダリルとフレディの "やりとり" や自慢の "ダンス" を披露しあうシーンなど、楽しめます。ちなみに『ダブル・テイク』の意味ですが、答えは・・・ご覧ください(笑)。

Joe - Stutter


エンディングに流れるのは、ジョー feat. ミスティカルの "スタッター ~ ダブル・テイク・リミックス"
【stutter … どもる】の意味で、ヘタな言い訳をしようとして(=ウソを隠そうとして)「コトバにつまる」ってコト。・・・見破られないようにご用心!(笑)

>>  Unscreened - filmography
>>  Action - filmography

 

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"SMOKIN' ACES"(2007)

2009-06-12 00:46:15 | Action

 スモーキン・エース / 暗殺者がいっぱい

cast >> Jeremy Piven, Ryan Reynolds, Alicia Keys, Ray Liotta, Andy Garcia, Common, Ben Affleck, Peter Berg, Taraji P. Henson, Chris Pine, Martin Henderson, Jason Bateman, Nestor Carbonell, Joseph Ruskin, Joel Edgerton, Tommy Flanagan, Kevin Durand, Maury Sterling, Christopher Holley, Matthew Fox, Michael Murphy ...
writer / producer / director >>Joe Carnahan(109min)
soundtrack >>


マフィアへの背信により「100万ドル」の報奨金をかけられたマジシャンを狙って、暗殺者たちとFBIが壮絶な攻防を繰り広げるノンストップ・バイオレンス・アクション ーーー。監督・製作・脚本はジョー・カーナハン( "NARC" )。

Smokin' Aces


舞台はラスベガス ーーー FBI捜査官のメスナー(ライアン・レイノルズ  "Safe House" "Blade: Trinity" )とカラザーズ(レイ・リオッタ  "Field Of Dreams"  "NARC" ← 製作・出演で監督と共演)は、マフィアの大ボス、スパラッザ(ジョセフ・ラスキン)がスウェーデン人の "殺し屋" を「100万ドル」で雇ったとの情報を傍受。
ターゲットは人気マジシャンの "エース" ことイズラエル(ジェレミー・ピヴェン  "Black Hawk Down" )の "心臓"。彼は裏社会へのコネを利用してスパラッザの後釜に座ろうと画策し、組織に混乱をもたらしたのだ。エースを保護して "証言" させればマフィアを壊滅できると考えたFBI副長官ロック(アンディ・ガルシア  "The Untouchables" "HOODLUM" )は、メスナーとカラザーズを彼の潜伏先に送り込む。しかしエースが立てこもるタホ湖のホテルには、2人組の女殺し屋ジョージア(アリシア・キーズ  "The Secret Life Of Bees" )&シャリス(タラジ・P・ヘンソン  filmography )をはじめ、エースを巡って様々な事情を抱えた冷酷非情な暗殺者たちが集結。壮絶なバトルが勃発。ーーー しかし "情報" には "誤り" があり、事態は思わぬ方向に・・・・・。

エースの弁護士の依頼でやってきた保釈保証人デュプリーをベン・アフレック( "Good Will Hunting" )、元刑事のピートをピーター・バーグ( "Friday Night Lights" ← 監督・脚本)、ホリスをマーティン・ヘンダーソン、サー・アイビーをコモン( filmography )、ヒューゴをジョエル・エドガートン( "Kinky Boots" ← 最初は気づかなかった!・驚)、トレモア兄弟のダーウィンをクリス・パイン( "UNSTOPPABLE" "Star Trek" )、ジーブスをケヴィン・デュランド( "REAL STEEL" "Dark Angel" ← ジョシュア役)など、個性的な役で出演者多数。

単に無意味な "暴力" や "殺人" がメインの作品は好みではありませんが、役者陣に惹かれて観てみたら、一捻りある脚本がなかなか(秀)。"銃撃戦" がやたらと多いんですが、特に女性陣のA・キーズやT・P・ヘンソン(← いつもとイメージ違います・笑)はトレーニングの甲斐あって、サマになってます。
ちなみに "銃社会" は絶対に反対で、映画でのみ許されるべきだと思っていますが、アメリカで一度だけ「射撃場」に行ったとき、最初は恐かったけど実に楽しかった♪ 映画のシーンでよくあるサングラスにヘッドフォンを装着。人型の "標的" を狙うワケですが、思った以上に腹に響く "爆音" と "衝撃" に驚き&感動! "主人公" にでもなった気分♪(喜) 初めてにしてはなかなかの腕前でしたけど(笑)、カッコよく "撃つ" には訓練が必要だと、つくづく実感しました(苦笑)。

 

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"Dirty Harry"(1971)

2009-05-31 00:02:13 | Action

 ダーティハリー

cast >> Clint Eastwood, Harry Guardino, Andrew Robinson, Reni Santoni, John Vernon, John Larch, John Mitchum, Albert Popwell, Josef Sommer, Mae Mercer, Lyn Edgington ...
producer / director >>Don Siegel(102min)
music >>Lalo Schifrin
soundtrack >>


サンフランシスコ市警を脅迫する "さそり" と名乗る冷酷非情な殺人鬼と、一匹狼の敏腕刑事の "正義" を貫く執念を描いた、ドン・シーゲル( "Escape From Alcatraz" "The Beguiled" )× クリント・イーストウッドの代表作にして刑事アクションの傑作 ーーー。音楽はラロ・シフリン(←『ダーティハリー』シリーズ全ての音楽を担当)。

Trailer - Dirty Harry (1971)


サンフランシスコ ーーー ビルの屋上のプールで泳ぐ女性が狙撃され、その後、犯人からの脅迫状が市警に届いた。「10万ドルの要求に応じなければ、毎日市民を殺し続ける。次に狙うのは、牧師か黒人だ」とあり、"蠍座のオトコ" とサインされてあった。捜査にあたるのは、いつも汚い仕事を任されることから "ダーティハリー" と呼ばれている殺人課のハリー・キャラハン刑事(C・イーストウッド  filmography )。予告通り、次々と無差別殺人を繰り返す "さそり" に、ハリーと相棒のチコ(レニ・ダントーニ  "COBRA" )は、上司のブレスラー(ハリー・ガーディノ  "The Enforcer" )や市長(ジョン・ヴァーノン  "I'm Gonna Git You Sucka!" "Brannigan" )の意向を無視して、犯人の "正体" に迫るが・・・・・。

署長をジョン・ラーチ( "Play Misty For Me" ← イーストウッドと共演)、銀行強盗をアルバート・ポップウェル(『ダーティハリー』シリーズ2・3・4にも出演)、ディ・ジョージオをジョン・ミッチャム(← ロバート・ミッチャムの弟  『ダーティハリー』シリーズ2・3にも出演)。

1970年代に "刑事映画ブーム" を巻き起こし、リアルな事件に当時のサンフランシスコ市民を震え上がらせ、その後のアクション映画に多大な影響を与えた本作。この作品がなければ、お馴染みの『リーサル・ウェポン』『ダイ・ハード』などのシリーズも生まれなかったかもしれないほど。『ダーティハリー』といえば、C・イーストウッドの "代名詞" ーーー。イカした台詞で、銃はお決まりのデカい "S&W M29" という本来は狩猟用の銃を愛用し、装填される弾丸は "44マグナム弾(直径11.2㎜)"。でも最近の若い人は、もう知らないのかも(苦笑)。昔はよくTVで放映されていましたが、最近はあまり放映されず、すごく観たくなってDVDを入手したところ、特典に「メイキング」「ドキュメンタリー」「インタビュー集」が約66分も収録されており、コレがお宝映像♪(笑) L・シフリンの音楽もグッとくるしね。
《 Go ahead. Make my day!

>>  関連作品  "Magnum Force(ダーティハリー2)"(1973)
         "The Enforcer(ダーティハリー3)"(1976)
         "Sudden Impact(ダーティハリー4)"(1983)
         "The Dead Pool(ダーティハリー5)"(1988)

 

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