リアル・スティール
cast >> Hugh Jackman, Dakota Goyo, Evangeline Lilly, Anthony Mackie, Kevin Durand, Hope Davis, James Rebhorn, Marco Ruggeri, Karl Yune, Olga Fonda, John Gatins, Sophie Levy, Tess Levy, Charlie Levy, Gregory Sims ...
director >>Shawn Levy（128min）
music >>Danny Elfman
soundtrack >>
人々が戦いに "暴力" と "残酷さ" を追求した結果、格闘技の世界は人間に代わってロボット同士が死闘を繰り広げる時代へと移行し、居場所を失った元ボクサーの男が、存在すら忘れていた息子と共に居場所を見出し、"絆" を取り戻していく姿を描いたエンターテインメント・ストーリー ーーー。
監督はショーン・レヴィ（ "NIGHT AT THE MUSEUM" シリーズ ← 監督・製作）、製作総指揮にはスティーヴン・スピルバーグ（ filmography ）やロバート・ゼメキス（ "FORREST GUMP" "BACK TO THE FUTURE" シリーズ）らが名を連ね、音楽はダニー・エルフマン（ "CHICAGO" "SPIDER-MAN" シリーズ）。
チャーリー・ケントン（ヒュー・ジャックマン "SWORDFISH" "X-MEN" シリーズ）は、かつて将来を嘱望されたボクサーだったが、人間に代わって高性能のロボットたちが死闘を繰り広げる "ロボット格闘技" の時代が到来 ーーー ボクシングにすべてを捧げてきた男は戦いの場を奪われ、プライドも生きる目的も失ってしまった。ロボット格闘技のプロモーターとしてなんとか生計を立てているものの、資金力のない彼が手に入れられるロボットは、あっという間にスクラップ状態になってしまうポンコツばかり。
借金を抱え、どん底人生にあえぐ中、彼にさらなる災難が舞い込む。11歳になった息子のマックス（ダコタ・ゴヨ "THOR" ）が現れたのだ。別れた妻が急死し、突然赤ん坊の時に別れたきりのマックスの面倒を見るハメになってしまったチャーリーは困惑し、そんなチャーリーにマックスも心を閉ざしたまま・・・。
そんなある日、マックスがゴミ捨て場でスクラップ同然の旧式ロボット "ATOM" を発見。小さくてオンボロの "ATOM" ーーー しかし彼には "特別な能力" が備わっており、この "運命の出逢い" こそが父子の人生に素晴らしい奇跡をもたらすことに・・・・・。
チャーリーにボクシングの戦い方を叩き込んだ "師" を父に持つベイリーをエヴァンジェリン・リリー（ "THE HURT LOCKER" ← Ａ・マッキーと共演 "LOST"シリーズ）、チャーリーとは顔なじみのフィンをアンソニー・マッキー（ filmography ）、かつてチャーリーをＫＯしたリッキーをケヴィン・デュランド（ "SMOKIN' ACES" "WILD HOGS" ）、元ボクサーでロボット・プログラマーのタク・マシドをカール・ユーン（ "ANACONDAS: THE HUNT FOR THE BLOOD ORCHID" ）、ロボット・オーナーのファラ・レンコヴァをオルガ・フォンダ。
ほぼ予想通り・・・と言いますか（笑）実にわかりやすいストーリーですが、スピルバーグの "E.T." に通じるスピリットが感じられて、素直に好きです ーーー（沁）。
結局どんなに資金を投入して最先端のＯＳ＆技術を駆使し、鋼鉄（=steel）のボディをもってしても、生身の人間の "心" と "頭脳"・・・そして "絆（＝心のつながり）" に勝るモノなどナイということ ーーー。
いかにも時代遅れの、でも人間らしい風貌＆ココロを持っている "ATOM・・・イイですねぇ（浪漫）。
イチバン空いていそうな映画館＆時間帯を選んで観に行ったせいか、なんとラッキー☆なことに久々の "貸し切り状態"！
メールをチェックしたり、しゃべったり、ガサガサ音を立てるといった "ハタ迷惑な老若男女" がいなかったおかげで、思いっきり "映画の世界" に没頭！・・・人目を気にすることなく、泣きました（涙）。
ＣＭに踊らされているようですが（苦笑）、どうやら『（劇場で観る）今年最後の感動』になりそうです ーーー。
>> Drama - filmography（ドラマ 映画作品一覧）（M-Z）
>> Sports - filmography（スポーツ 映画作品一覧）
