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あなたの「心」、ちゃんと感じますか?

"Roll Bounce"(2005)

2016-01-25 17:00:00 | Dance

 ロール・バウンス

cast >> Bow Wow, Nick Cannon, Chi McBride, Khleo Thomas, Mike Epps, Charles Q. Murphy, Wesley Jonathan, Meagan Good, Kellita Smith, Jurnee Smollett, Rick Gonzalez, Marcus T. Paulk, Brandon T. Jackson, Paul Wesley ...
producer >> Robert Teitel, George Tillman Jr.
director
>> Malcolm D. Lee(112min)《劇場未公開》
music >> Stanley Clarke
soundtrack >>


1970年代後半、若者たちの間ではローラースケートが大流行。ブラック・カルチャーを背景に “ローラー・ダンス" に情熱を注ぐ若者たちが真剣勝負でぶつかり合う姿と、家族愛を描いた青春ドラマ ーーー。
監督はマルコム・D・リー( "SOUL MEN" "Undercover Brother" "The Best Man" )、製作はジョージ・ティルマンJr.( filmography )、音楽はスタンリー・クラーク( filmography )。

Roll Bounce (2005) Trailer (Bow Wow, Nick Cannon and Meagan Good)
( ↑ エンド・クレジット前にに流れるのは、ビル・ウィザース( discography )の名曲 "Lovely Day"

地元で最高のパフォーマーとして活躍していたエックス(バウ・ワウ  "Johnson Family Vacation" "The Fast And The Furious: Tokyo Drift" )だったが、ある日突然、ホーム・グラウンドであるスケート場が閉鎖されてしまう。そこでエックスは仲間とともに新しい活動の場を求めて、街の中心にある "スウィート・ローラー・リンク" へ行くことに。
しかしそこには、カリスマ・スケーターのスウィートネス(ウェスリー・ジョナサン  "PANTHER" "The United States Of Leland" )が君臨していた。屈辱を味わったエックスたちは猛練習に励み、スケート・リンクのスターの座をかけて、互いのプライドがぶつかり合うダンス・バトルに挑むが・・・・・。

エックスの父カーティスをチー・マクブライド( filmography )、バーナードをニック・キャノン( "DRUMLINE" "Shall We Dance?" )、エックスの恋人ナオミをミーガン・グッド( filmography )、エックスの隣人トーリをジャーニー・スモレット(← "Eve's Bayou" でミーガンと共演  filmography )、エックスの仲間の一人をリック・ゴンザレス( filmography )、ゴミ収集係をマイク・エップス( filmography )とチャールズ・Q・マーフィ(← エディー・マーフィの兄  "Paper Soldiers" )などが演じている。
 

サントラに収録された "Boogie Oogie Oogie"  のオリジナルは 'A Taste Of Honey'"Hollywood Swingin" はもちろん 'Kool And The Gang' の曲ですが、今回セルフ・リメイク・バージョンの vo. は  'Jamiroquai'。
その他、ローズ・ロイスの "Wishing On A Star" のカヴァーを 'Beyonce'、'Al Green' の "Let's Stay Together" のカヴァーを 'Michelle Williams(← Beyonce 同様、元デス・チャ)' など。
"Hey Little Momma"
は 'Bow Wow' の "Unleashed" の収録曲。


劇中、"EW&F" やセリフにも出てくる "Ohio Players(オハイオ・プレイヤーズ)" の "FIRE" など、サントラには入っていない曲も多数流れます。
Region1(U.S. 版)だと「メイキング」や「デリート・シーン」なども楽しめますが、国内版には収録されてません(残念)。個人的には本作を観ながら、一緒に唄ったり踊ったり・・・それだけでも楽しめます(笑)。
"Let's bounce! "

2008-07-04


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"STOMP THE YARD"(2006)

2015-12-29 14:06:00 | Dance

 ストンプ・ザ・ヤード

cast >>  Columbus Short, Meagan Good, Ne-Yo, Darrin Henson, Brian J. White, Laz Alonso, Chris Brown, Valarie Pettiford, Harry Lennix, Jermain Williams ...
director >>Sylvain White(114min)
soundtrack>>


《「 リズムを踏み鳴らせ!」ーー MORE THAN A DANCE MOVIE!! 》
足を強く踏み鳴らしてリズムを刻む踊り "ストンプ" をモチーフに、集団ダンス・バトルを通して挫折を乗り越え成長していく青年の姿をエネルギッシュに描いたダンス・バトル・ムーヴィー。 振付はデイヴ・スコット( "YOU GOT SERVED" )。主演は自身もブリトニーや J-Lo などの振付を手掛ける、トップ・ダンサーのコロンバス・ショート。

Stomp the Yard - Trailer
(※予告で使用されているのはトリック・ダディの "Let's Go" で、
2004年にリリースされたアルバム "Thug Matrimony : Married To The Streets" に収録)


L.A.でストリート・ダンサーとして賞金を稼いでいたDJ・ウィリアムズ(C・ショート  "Cadillac Records" "Save The Last Dance 2" )は、自分の身勝手な言動から最愛の兄デュロン(クリス・ブラウン  "TAKERS" )を亡くしてしまう。悲しみに暮れながらも兄の夢を叶えるため、そして自分自身のためにも、アトランタの大学に進学する。そこで、一糸乱れぬ群舞 "ストンプ(=正確なステップを踏みつつ、手足で音を立ててリズムを刻むダンス)" に出逢うのだが・・・・・。

ストリート・ダンスの要素を見事に融合させた、革新的 “ストンプ” は鳥肌モノ。
群舞の迫力にド肝を抜かれます&イケてます(笑)。C・ショートをはじめ、何よりダンスにこだわり役者を起用。心血を注いだダンス・シーンは圧巻。連覇のチーム 'GAMMA(ガンマ)' のジークをラズ・アロンソ( filmography )、グラントをダリン・ヘンソン、打倒 'GAMMA' に燃えるチーム 'THETAS(テータ)' のシルベスターをブライアン・J・ホワイト( "Mr. 3000" "The Family Stone" )、リッチ・ブラウンを Ne-Yo( "Save The Last Dance 2" ← C・ショートと共演)、エイプリルをミーガン・グッド( filmography )、叔父をハリー・レニックス( filmography )など。

  "Intelligence plus character -- that is the goal of true education."
                          - Dr. Martin Luther King, Jr.

才能溢れるダンサーの挫折と苦悩、そして成長を描いた本作・・・オープニングからエンディングまで、ダンス・バトルが見逃せません! なお、この「ストリート・ビート・パック(3枚組)」は本編DVDに「ダンス教則DVD」と「オリジナルCD」をパックにした30,000枚生産限定版。お楽しみください♪

 【 特典CD [Step to the Beat ] (全8曲) 】(※サントラ盤と重なる楽曲 )
  1. Stomp the Yard / Juice Featuring Legend
  2. Go Hard or Go Home / E-40 featuring The Federation ※
  3. The Deepest Hood / Al Kapone ※
  4. Ruff It Up / Miss Prissy
  5. Ain't Nothing Wrong With That / Robert Randolph&The  FamilyBand ※
  6. Supermixx's Black in The Building / Public Enemy ※
  7. Getting'Low / Early Earl
  8. TTB Anthem Remix / Jr.Tight Eyes

2008-01-09

>> Dance - filmography(ダンス 映画作品一覧)


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"Dance With Me"(1998)

2015-12-23 20:43:10 | Dance

 ダンス・ウィズ・ミー

cast >>  Vanessa L. Williams, Chayanne, Kris Kristofferson, Rick  Valenzuela, Joan Plowright, Jaana Kunits ...
director >>Randa Haines(127min)
soundtrack>>


米芸能・カルチャー雑誌 "People(ピープル)" が毎年行っている "Most Beautiful People(世界で最も美しい50人)" に、共に選ばれたヴァネッサ・ウィリアムズとチャヤンが贈る、熱いサルサのリズムとラテンダンスが体を熱くする秀逸なダンス・ムーヴィー。キューバからやって来た青年と、魅力的な女性ダンス教師との愛と葛藤を描いた物語。
監督はランダ・ヘインズ( "ANTWONE FISHER" ← 製作  "CHILDREN OF A LESSER GOD" ← 監督)。

Dance With Me Trailer

(※予告の後半に流れているのは、ヴァネッサ&チャヤンのデュエット曲 "You Are My Home"


実の父親に会うためキューバからアメリカにやってきたラファエル(チャヤン)。彼は亡き母の友人で、父親かもしれないジョン(クリス・クリストファーソン  "DREAMER: Inspired by A True Story" )が経営する社交ダンス教室に雑用係として働くようになり、洗練されたステップを踏むインストラクター、ルビー(ヴァネッサ・ウィリアムズ  filmography )に恋をする。が、ルビーはなかなか心を開かない上に、ラテン育ちのステップが体に染み込んでいるラファエルと反目しあう・・・・・。

ーーー しかし、なんといっても見どころは「吹き替えナシ」の本物のダンス! 出演者たちは、撮影5ヶ月前からニューヨークで猛特訓を開始。さらに、クライマック スのダンス世界選手権出場者に扮するのは、世界的に有名な社交ダンスのチャンピオンたち。「決勝ラウンド」には、メラニ・ラパティン&トニー・メレ ディス、メリッサ・デクスター&ジャコモ・ステッカグリア、ジャン・マルク・ジェネロー&フランス・ムッソー、そしてヤーナ・クニッツ&ジェームズ・ク ニックといった、国際的スター・ダンサーが出演。

Dance with me. Samba, cha-cha-cha, pasodoble.
(ラテン・ダンスのチャンピオンシップより)


ちなみに『ヤーナ・クニッツ』と聞いてピンときた方は?・・・たぶん、"CORE Rhythms(コアリズム)" のファンでは?(笑) 赤毛の女性(下写真の左)が、本作で見事なダンスを披露しているヤーナ。「赤毛」でなかった彼女に、気付いた方がいれば褒めてさしあげます(← 映像を注意深く観ていると、結果発表時に名前も呼ばれます・笑)。


1988年にアルバム "The Right Stuff" でデビューしたヴァネッサ。田村正和、木村拓哉主演のドラマ『協奏曲』の主題歌 “アルフィー” を唄っていたのが彼女。女優として注目を集めたのは『イレイザー』、その他『ソウル・フード』『奴らに深き眠りを』など。
とにかく、思わず腰が動き出してしまうような “ダンス” を観るだけで価値あり。気分も晴れますよ(笑)。

2008-02-11


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"TAKE THE LEAD"(2006)

2011-07-27 00:17:00 | Dance

 レッスン!

cast >> Antonio Banderas, Rob Brown, Yaya DaCosta, Alfre Woodard, John Ortiz, Laura Benanti, Jonathan Malen, Jasika Nicole, Shawand McKenzie, Dante Basco, Elijah Kelley, Jenne Dewan, Marcus T. Paulk, Brandon D. Andrews, Lauren Collins, Katya Virshilas ...
director >>
Liz Frienlander(117min)
soundtrack >>


《先生、世界一の社交ダンサー。生徒、誰もが見放す落ちこぼれ。》
N.Y.の公立小学校に "教育の一環" として "Ballroom Dance(社交ダンス)" を取り入れ、大きな実績をあげた実在の社交ダンサー、ピエール・デュレインの実話を基に、ダンスの指導を通して札付きのワルたちが成長していく姿を綴った青春ドラマ ーーー。
監督は、本作が初の長編作品となるリズ・フリードランダー、振付はジョーン・ジャンセン。

TAKE THE LEAD Trailer


N.Y.のスラム街 ーーー 元世界一の社交ダンサーで、今は社交ダンス教室を経営しているピエール(アントニオ・バンデラス  "PHILADELPHIA"  "THE MASK OF ZORRO" シリーズ)はある夜、路地裏に駐車中の車をメチャクチャに破壊し、逃げ去る高校生ロック(ロブ・ブラウン  filmography )に偶然出くわす。翌日、その車の持ち主である高校の校長(アルフレ・ウッダード  filmography )を訪ねたピエールは "問題児たちに社交ダンスを教えることで、彼らの更正に貢献したい" と申し出る。学校として問題児たちにかける予算などなく "ボランティアで教える" という言葉に、校長はピエールを最悪の落ちこぼれクラスの "特別講師" として迎える。どうせ彼らに受け入れられるハズもなく、翌日には来なくなるだろうと笑っていた校長だったが、ピエールは HIP HOP しか知らない生徒たちに、社交ダンスの音楽とステップを教えようと、根気強くクラスに通ってくる・・・。
彼がレッスンを通じて本当に伝えたいのは、パートナーと踊るために必要な "相手を尊重する気持ち" ーーー。
ピエールの声にまったく耳を貸さず「社交ダンスなんてダサい!」と猛反発する生徒たち。しかしある日、情熱がほとばしるような "熱いタンゴ" を披露すると、生徒たちはそのパフォーマンスに魅せられ、徐々に自分たちの悩みを親身になって聞いてくれるピエールに心を開き始める。そして "あんなふうに踊ってみたい" と新しい世界(=社交ダンス)に "目標" を見出していく・・・・・。

共に高校生らしからぬ過酷な家庭環境を抱え、ある事件によりロックと敵対しているラレッタをヤヤ・ダコスタ( "LEE DANIELS' THE BUTLER" "THE KIDS ARE ALL RIGHT" )、エジプトをジャシカ・ニコール( "FRINGE"〈TV〉シリーズ)、ラモスをダンテ・バスコ( "BIKER BOYZ" )、ダンジョーをイライジャ・ケリー( filmography )、サーシャをジェナ・ディーワン( "STEP UP" ← 夫はチャニング・テイタム[ filmography ])、エディをマーカス・T・ポールク( "ROLL BOUNCE" )、彼らのレッスンに参加したいとやって来たお嬢様のケイトリンをローレン・コリンズ。このダンスの取り組みを認めず、反対するテンプル先生をジョン・オーティス( "AMERICAN GANGSTER" "MIAMI VICE" )、ピエールと共に社交ダンス教室を経営しているティナをローラ・ベナンティ、インストラクター兼社交ダンサーのモーガンをカティア・ヴァーシラス( "SHALL WE DANCE?" )。

A・バンデラスとK・ヴァーシラスがバッチリ衣装をキメて、生徒たちの前でタンゴを踊って "魅せる" シーンは、実にシビれます!(← 特にバンデラスが秀逸!)ーーー コレ一発で、余計な説明など要りません!(笑)。
映像特典では本物のP・デュレインが登場し、彼のドキュメンタリーやインタビューが収録されており、紳士で謙虚な人柄にも魅せられます ーーー。
実話を基に・・・とはいえ、設定上 "HIP HOP" の要素を取り入れていますし、競技会(←『芸能人社交ダンス部』の面々がチャレンジしていましたね・笑)では非現実的な部分も一部ありますが(苦笑)、そこは映画ならではの "粋" な計らいというコトでご愛嬌!(納得)
個人的にこんなレッスンなら、ぜひとも参加させてほしいですね。

関連作品 >>  "MAD HOT BALLROOM"(← 実際に社交ダンスのプログラムを取り入れたN.Y.の公立小学生たちの姿を追ったドキュメンタリー作品)
>>  Based on a True Story(実話に基づいた  映画作品一覧)(M-Z)
>>  Dance - filmography
(ダンス  映画作品一覧)

 

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"CENTER STAGE"(2000)

2011-07-23 00:33:00 | Dance

 センターステージ

cast >> Amanda Schull, Christine Dunham, Stephen Stout, Maryann Plunkett, Laura Hicks, Barbara Caruso, Jeff Hayenga, Zoe Saldana, Victor Anthony, Karen Shallo, Carlo Alban, Giselle Daly, Ethan Stiefel, Susan May Pratt, Shakiem Evans, Sascha Radetsky, Ilia Kulik, Eion Bailey, Peter Gallagher, Donna Murphy, Debra Monk, Victoria Born ...
director >>Nicholas Hytner(116min)
soundtrack >>


N.Y.の名門バレエ・スクールを舞台に、センターステージに立つことを夢見る若者たちそれぞれの挫折や成功を描いた青春ドラマ ーーー。
監督は、本作がデビューとなる新人を起用したニコラス・ハイトナー( "THE CRUCIBLE" )、振付はトニー賞新記録の 12部門受賞に輝いたスーザン・ストローマン( "THE PRPDUCERS" ← 監督・振付)、音楽はジョージ・フェントン( "THE CRUCIBLE" ← 監督と組む  "HITCH" "CRY FREEDOM" "GANDHI" )。

Center Stage Trailer


バレリーナを夢見て厳しいオーディションを突破し、N.Y.の名門バレエ団《アメリカン・バレエ・カンパニー》への登竜門である付属アカデミー《ABA(アメリカン・バレエ・アカデミー)》の練習生になったジョディ(アマンダ・シュール  "MAO'S LAST DANCER" )。テクニックはやや劣るものの、キラリと光る魅力を買われての合格だった。しかし《アメリカン・バレエ・カンパニー》に残れるのは男女各3人だけ ーーー 厳しい現実が待っていた。
入寮初日、バレエ団のスターであるクーパー(イーサン・スティーフェル ← かのミハイル・バシリニコフ[ "WHITE NIGHTS" "THE TURNING POINT" ]の後輩!)から話しかけられ、すっかり舞い上がるジョディ。ルーム・メイトはバレリーナとして理想的な体型に恵まれているものの、何かと反抗的なエヴァ(ゾーイ・サルダナ  filmography )と、お堅い優等生のモーリーン(スーザン・メイ・プラット  "10 THINGS I HATE ABOUT YOU" )。彼女らと共に、厳しいレッスンに励む日々だったが、ある日舞台監督のジョナサン(ピーター・ギャラガー  "AMERICAN BEAUTY" "THE O.C."〈TV〉シリーズ )に呼び出され、技術不足と体型的な問題を指摘され、卒業公演は難しいからと、遠回しにリタイアを勧められてしまう・・・。
落ち込むジョディに「何か光るモノがあったから合格できたのよ。ダンスが好きなら、やめることないわ」と励ますエヴァ。気晴らしに本来は禁止されている外部のダンス・スタジオへ出向いたジョディは、そこで偶然会ったクーパーと意気投合するのだが・・・・・。

ABAの仲間、チャーリーをサシャ・ラデツキー、エリックをシャキーム・エヴァンス、セルゲイをイリア・クーリク、エミリーをヴィクトリア・ボーン、教師のジュリエットをドナ・マーフィ( "SPIDER-MAN 2" )、モーリーンの母をデブラ・モンク( "THE PRODUCERS" )。ちなみにA・シュール、Z・サルダナ、E・スティーフェル、S・ラデツキー、I・クーリクは本作でデビュー。

"才能" にも種類があって、必ずしも上手いから成功できるものでもなく、"単に上手い" のと "好きだという情熱" の違いが大きな差となって、ハンディを跳ね返し少ないチャンスを掴む結果になることも。
順風満帆に歩んできた者、前途多難だとくじけそうになった者・・・要は誰かに否定されようとも、自信が持てなくても本当に好きならばカンタンにあきらめずに自分を信じて続けること ーーー。
そういう意味で、とても励まされる(or インスパイアされる)作品です。
ちなみにサントラにはジャミロクワイやマイケル・ジャクソン( discography )などが収録されています。

関連作品 >>  "CENTER STAGE: TURN IT UP"(← E・スティーフェル、P・ギャラガー出演)
>>  Dance - filmography
(ダンス  映画作品一覧)
>>  Drama - filmography
(ドラマ  映画作品一覧)(A-L)

 

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"Flashdance"(1983)

2009-04-03 00:02:27 | Dance

 フラッシュダンス

cast >> Jennifer Beals(Marine Jahan), Michael Nouri, Lilia Skala, Sunny Johnson, Kyle T. Heffner, Lee Ving, Ron Karabatsos, Belinda Bauer, Cynthia Rhodes, Liz Sagal, Robert Wuhl, Monique Gabrielle ...
producer >>Don Simson, Jerry Bruckheimer
director >>Adrian Lyne(95min)
music>> Giorgio Moroder
soundtrack >>


昼は「製鉄所の溶接工」、夜は「ナイトクラブのフロア・ダンサー」として働きながら『プロのダンサー』になる夢を追う女性の姿を描いた青春ダンス・ムーヴィー。
監督はエイドリアン・ライン( "Unfaithful" "Fatal Attraction" )、製作はドン・シンプソン( "TOP GUN" "Crimson Tide" )&ジェリー・ブラッカイマー( filmography )、音楽はジョルジオ・モロダー( "TOP GUN" )。アイリーン・キャラ( "Fame" )が唄う主題歌 "Flashdance...What A Feeling" やマイケル・センベロ( discography )の "MANIAC" をはじめ、サントラ(← リンクより試聴できます)は大ヒット。主演は4,000人から選ばれた、当時エール大学1年生のジェニファー・ビールス。振付はジェフリー・ホーナディ( "Streets Of Fire" "A Chorus Line" )、J・ビールスのダンスの吹き替えはマリーン・ジャハン( "Streets Of Fire" ← バーのストリップ・ダンサー役)。

Flashdance (1983) Trailer
"Flashdance...What A Feeling(フラッシュダンス~ホワット・ア・フィーリング)" が流れています)


ペンシルヴェニア州の工業都市ピッツバーグ ーーー 18歳のアレックス(J・ビールス  "Devil In A Blue Dress" )は、昼は女だてらに溶接工として男社会で働き、夜は "モービーズ・バー" のダンサーとしてステージに立っていた。彼女には本格的な "プロのダンサー" になる夢があり「ピッツバーグ・ダンス・アンド・レパートリー・カンパニー」にオーディションの応募用紙をもらいに行ったものの、他の応募者は皆バレエの勉強を長年続けているのに、自分は "正式なレッスン" を受けたことがないことを思い知らされ、怖じ気づき、逃げるように帰ってしまう。ーーー 日々、"夢" に向かって倉庫を改造した自宅でダンスの練習をし、合格したときのためにお金を貯めながら、恋人との "確執"、"友情"、友人の "死" を乗り越え、オーディションを受けることができるのか・・・・・。

ある晩モービーズでアレックスのステージを観て、自分が彼女の "雇い主" だと知った社長のニックをマイケル・ヌーリー( "INVINCIBLE" "Finding Forrester" "The Terminal" )、元プロのバレエダンサーでアレックスを励ましてくれる恩師で友人のハンナをリリア・スカラ( "Lilies Of The Field" )、モービーズでウェイトレスをしながらプロのスケーターを夢みているアレックスの親友ジェニーをサニー・ジョンソン(← 本作の翌年 '84年に30歳で他界)、モービーズのコックでL.A.でR・プライアー( filmography )やE・マーフィーのようなコメディアンになることを夢みているリッチーをカイル・T・へフナー、モービーズのダンサー、ティナをシンシア・ローズ(← リチャード・マークスの妻で、シンガーでもある  "Staying Alive" )、近くの店でトップレス・ショーをやっているジョニー・Cをリー・ヴィング( "Streets Of Fire" )。

高1のとき、同級生と観に行きましたね~(懐)。体育館で背中でクルクルまわったりもしましたね~(笑)。
「ボスとは食事しない主義なの」とか、別れた妻を挑発して見せつける "レストラン" でのシーンとか、オーディションのシーン(← 後にJ・ロペスがそっくり真似た Music Video "I'm Glad" で話題になりました)とか、名台詞&名シーンがいっぱい。当時J・ビールスの "影武者" を務めたM・ジャハンの特番まで放送されたほど社会現象となった、爽やかなサクセス・ストーリーです。ちなみに私は思いつめた表情のアレックスに、"古い衣装" の話をするシーンが好き。

>> Dance - filmography(ダンス 映画作品一覧)
>> 80's Movies - filmography(’80年代〈1980 - 1989〉映画作品一覧)

 
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"HONEY"(2003)

2009-02-20 00:14:53 | Dance

 ダンス・レボリューション

cast >> Jessica Alba, Mekhi Phifer, Lil' Romeo, Joy Bryant, David Moscow, Lonette McKee, Zachary Isaiah Willams, Wes Maestro Williams, Missy Elliot, Jadakiss & Sheek, Shawn Desman, Genuwine, Harmonica Sunbeam, Rodney Jerkins, Silkk, 3rd Storee, Tweet, Laurie Ann Gibson ...
director >>Bille Woodruff(94min)《劇場未公開》
choreographer >>Laurie Ann Gibson
music >>Rodney Jerkins, Ludacris, Mervyn Warren
soundtrack >>


昼も夜も働きながらプロのヒップ・ホップ・ダンサーを目指す一人の女性が、一度はつかみかけた "夢" と "現実" の狭間で葛藤し、やがて "本当の自分" を見出していく姿を描いた Dance × Hip Hop Music ムービー。監督はビリー・ウッドラフ( "Beauty Shop" )、振付師はビデオ界で活躍するローリー・アン・ギブソン(← 出演も)、音楽監修はマイケル・ジャクソン他、数々の大物を手掛けたロドニー・ジャーキンス。

Honey - Official Film Trailer


夜はクラブでバーテンダー、昼はレコード・ショップでバイトをしながら市民センターで子供たちに Hip Hop ダンスを教えているハニー・ダニエルズ(ジェシカ・アルバ  "DARK ANGEL" "Fantastic Four" シリーズ  "The Sleeping Dictionary" )。彼女の夢はプロ・ダンサーになることだが、オーディションには落ちてばかり。しかしある日、大物ディレクター、マイケル(デヴィッド・モスコー  "Just Married" )の目に留まり、ミュージック・ビデオのバックダンサーとしてデビューを果たし、"振り付け" も任され瞬く間に成功を手に入れる。ところがその成功と引き換えに、いつも自分を励ましてくれる親友のジーナ(ジョイ・ブライアント  filmography )や子供たちと過ごす時間がなくなり、"自分" を見失っていく ーーー。そんなある日、パーティの席で迫ってくるマイケルを拒んだために、ハニーはせっかく掴んだ仕事を干されるハメに・・・・・。

"誰が勝者か" 心得ていて、ハニーを支えるチャズをメキー・ファイファー( filmography )、ハニーの母をロネット・マッキー( filmography )、ダンスのセンスに恵まれながら "環境" に恵まれず、それでもハニーと心を通わせていくベリーをリル・ロミオ(← キッズ・ラッパー)、その弟のレイモンドをザカリー・アイザイア・ウィリアムズ、スキルはあるがイヤな女のカトリーナを本作の振付師ローリー・アン・ギブソンらが演じている。その他、Music Video の撮影シーンなどでミッシー・エリオット、ジェニュワイン、トゥイートらが「本人役」で出演。

コレ、いつぞやの「元旦」にハリウッドの "Universal Studios" に行ったとき、宣伝の "のぼり" がいっぱいでしたが、日本では公開されませんでしたね。ーーー が、地味に「ちょっといいハナシ」です(笑)。作品のテンポが良く、音楽のノリももちろんイイ。ファッションも楽しめるし、特典映像も満載。エンディング・クレジットでは "ハニー・ダニエルズ振り付け" の "I'm Good" by Blaque が流れます。

ところで、ジェームズ・キャメロンが初めて手掛けたというTVシリーズ "DARK ANGEL" は「尻切れトンボ」のままで消化不良もいいところ(苦笑)。映画化のハナシもあったのに、主演のふたりJ・アルバとマイケル・ウェザリーが婚約までしたのに破局したせいで(?)「続行不可」になったんでしょうかねぇ・・・(不満)

>>  Unscreened - filmography
>>  Hip Hop - filmography

 

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"STEP-UP"(2006)

2009-02-17 00:15:40 | Dance

 ステップ・アップ!

cast >> Channing Tatum, Jenna Dewan, Damaine Radcliff, De'Shawn Washington, Mario, Drew Sidora, Rachel Griffiths, Josh Henderson, Tim Lacatena, Alyson Stoner, Heavy D, Deirdre Lovejoy, Carlyncia Peck, Delton Howell ...
director >>Anne Fletcher(100min)
choreographer >>Anne Fletcher, Jamal Sims
music >>Aaron Zigman
soundtrack >>


クラシック・バレエとストリート・ダンスを融合させ(cf. "Save The Last Dance" ← このふたつを融合させたのは、こちらが "先"。しかも振付師はランディー・ダンカン × ファティマ。)、落ちこぼれ高校生がバレエ・ダンサーを目指すヒロインとの出逢いを通じて、見ないように忘れてきた "夢" を見出していく姿を描いた青春ダンス・ムービー。これまで「振付師」として活躍してきたアン・フレッチャーの監督( "27 Dresses" ← 監督  "STEP UP 2: THE STREETS" ← 製作総指揮)デビュー作(← ヒップホップの振付はジャマール・シムズ  "SOUL MEN" )。

Step Up Trailer


ボルチモアの貧しい家庭で育ち、"夢" を持つことを忘れた落ちこぼれ高校生のタイラー(チャニング・テイタム  filmography )。類い希なダンスの才能に恵まれているものの、限られた仲間同士でつるみ、狭い世界の中で生きていた。ある晩、悪友のマック(ダメイン・ラドクリフ  "Glory Road" )と、その弟スキニー(ディシャーン・ワシントン)と忍び込んだメリーランド芸術学校で「器物破損」の事件を起こし、タイラーは裁判所から罰則としてその名門芸術学校で「200時間」の奉仕活動を命じられ、嫌々ながら「清掃員」をするハメに ーーー。
しかしそこで彼は、"夢" に向かってひたむきに努力し、ケガをしたパートナーの「代役」を探しているバレリーナ志望の令嬢ノーラ(ジェナ・ディーワン  "Take The Lead" )と出逢う。タイラーのダンスを見たノーラは「代役」に申し出た彼を自分のパートナーに抜擢する。初めは「バレエ」という慣れない世界に戸惑っていたタイラーだったが、レッスンを重ねるうちに次第にダンスに対する "情熱" が高まっていき、"打ち込める" ものを見つけ、"目標" が生まれ、ダンスをの才能を開花させていくのだが・・・・・。

芸術学校で独創的な音楽を創り出すマイルズをマリオ( "Freedom Writers" ← 残念ながら唄うシーンはナシ)、ノーラの友だちルーシーをドリュー・シドラ(← 吹き替えナシで唄うシーンあり  "NEVER DIE ALONE" )、ゴードン校長をレイチェル・グリフィス( "The Rookie" "Brothers & Sisters"シリーズ)、自分勝手で女好きのブレットをジョシュ・ヘンダーソン、オマールをヘヴィー・D、ノーラの母をディアドレ・ラブジョイ。

"夢" を追いかけ "努力" することの意味を知り、"恋" の素晴らしさを知った主人公の "人生観" は大きく変わり、ダンスを通じて「苦悩」や「失敗」を克服し、やがて「偏見」と「階級」の壁を破り、自ら新しい "人生" を生きるチャンスを掴んでいく。これまでもバスケット、サッカーと天性の運動能力を活かしてきたC・テイタムは、今回もなかなか魅せます(← ダンス初心者とは思えないキレ!)。廉価版で、映像特典も満載(← Music Video だけで4本)。
ちなみに本作は全米ダンス映画史上、歴代5位に輝いた作品(1. Saturday Night Fever / 2. Flashdance / 3. Save The Last Dance / 4. Footloose )。

"夢" や "目標" が持てないと、"行き先" が定まらないから頑張れない。
マイっちゃうな、何かを変えなきゃ・・・!(切実)

>>  Hip Hop - filmography

 

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"TAP"(1989)

2008-12-23 00:44:45 | Dance

 タップ

cast >> Gregory Hines, Sammy Davis Jr., Suzzanne Douglass, Joe Morton, Dick Anthony Williams, Savion Glover, Sandman Sims, Bunny Briggs, Steve Condos, Jimmy Slyde, Pat Rico, Arthur Duncan, Harrold Nicholas, Etta James, Timmy Cappello ...
writer / director >>Nick Castle(111min)
music >>James Newton Howard


刑務所帰りの落ちぶれたタップ・ダンサーが、かつての友人・恋人・師匠らの助力を得て、再びダンサーとしての "自分" を取り戻していく物語 ーーー。サミー・デイヴィスJr.(← 1990年64歳で他界。本作は遺作)をはじめ、往年の名タップ・ダンサーが観られるだけで価値のある作品。グレゴリー・ハインズが、崇拝するS・デイヴィスJr.と共演を果たした作品でもある。脚本・監督はニック・キャッスル( "August Rush" ← 原案・脚本  "Major Payne" ← 監督)、音楽はジェームス・ニュートン・ハワード( "ER" シリーズのテーマ曲  "Grand Canyon" "WILD CATS" )。

Tap Trailer



天才タップダンサーと呼ばれた父ソニーのもとで、子供の頃からタップを仕込まれたマックス・ワシントン(G・ハインズ  filmography )は、裕福な家庭とは無縁で "一攫千金" を夢みて事務所荒らし(金庫破り)のプロになった。しかしある日ドジを踏み、刑務所へ ーーー。服役の辛さをタップを踏むことで紛らわせているうちに、体の奥底に熱く横たわる "タップへの情熱" を取り戻していく。出所して戻ったのは、古巣N.Y.ダウンタウンにあるタップ・ダンス教室『ソニー・サイド・オブ・ザ・ストリート』。久しぶりにタップ・シューズを履いたマックスを見つめるのは、ソニーの親友で、彼の死後、娘のエイミー(スザンヌ・ダグラス  "The Inkwell" "How Stella Got Her Groove Back" )と共にダンス教室を運営していたリトル・モー(サミー・デイヴィス・Jr.  "Ocean's Eleven" "Cannonball Run II" )。しかし、そんなマックスのもとに昔のボスのフランシス(ディック・アンソニー・ウィリアムス)とニッキー(ジョー・モートン  "The Inkwell" ← S・ダグラスと共演  filmography )が、また事務所荒らしをやろうと近づいてくる・・・・・。

G・ハインズの様々なバリエーションのタップは、わかっちゃいるけど "さすが" の一言。ちなみにハインズは、エイミー役のS・ダグラスを「ダンサーじゃないけど、すごくサマになっていて、彼女に決めたんだ」そうです(← 実際、サマになってます)。「チャーリーの店」でブルース・シンガーとしてパワフルに唄っているのは、エタ・ジェームス! その店の連中と一緒に、夜間の道路工事の "騒音" にあわせてタップするシーンは、なんとも楽しげで見事。リトル・モーのアイディアを基に "タップ・トロニクス" という新しいスタイルを実現させるのを手伝う、ハリー役をティミー・カペロ(← ティナ・ターナー[ "TINA" ]のバンドで、キーボードやサックスをプレイしていたマッチョな長髪の、あの人です・笑)。
ちなみにエイミーの息子ルイス役は、個人的に今現在世界 No.1のタップ・ダンサーだと思っているサヴィアン・グローヴァー。まだ少年だった彼はこの作品に出演することで、ハインズをはじめ憧れのタップ・ダンサーたちと共演し「最高のレッスンを受けることができた」と振り返っています。そしてエンディング・クレジットでは、往年の名タップ・ダンサーたちの写真が散りばめられています ーーー。


片岡物産CM サミー・デイヴィスJr.


ハインズが『宝焼酎 レジェンド』のCMに出演するずーっと前に、サミー・デイヴィスJr.が出演していた『サントリー ホワイト』のCM(←「カンヌ国際広告祭」でグランプリ受賞)・・・が削除されてしまったので『モンカフェ』のCMをどうぞ。こちらも彼だからこそできる、エンターテイナーぶりを発揮しています(渋)。

 

在宅ワークならいまたすねっと

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"Save The Last Dance"(2001)

2008-11-07 00:04:25 | Dance

 セイブ・ザ・ラスト・ダンス

cast >> Julia Stiles, Sean Patrick Thomas, Kerry Washington, Fredro Starr, Terry Kinney, Bianca Lawson, Vince Green, Garland Whitt, Elisabeth Oas, Artel Jarod Walker, Cory Stewart, Jennifer Anglin, Dorothy Martin, Kim Tlusty, Felicia Fields, Ora Jones, Tab Baker, Kevin Reid, ANdrew Rothenberg ...
director >>Thomas Carter(113min)
music >> Mark Isham
soundtrack >> Save the last dance
soundtrack2 >> More Music From Motion Picture Save The Last Dance


一度はバレエの夢をあきらめた少女が、夢に向かってひたむきに努力する少年と出会って、再びバレエに目覚めていく姿を爽やかに描いた青春ラブ・ストーリー。
監督はトーマス・カーター( filmography )、脚本はシェリル・エドワード( "Against The Ropes" )。
予想外のヒットを記録した本作は、全編ヒップホップ・ミュージックに彩られ、サントラに収まりきらなかった曲が聴きたいとの声に応えて、2枚目の "More Music From..." が発売された。

No Balanço do Amor ( Save the Last Dance) trailer


イリノイ州の田舎町で育ったサラ(ジュリア・スタイルズ  "The Bourne Identity" シリーズ  "The Omen" )は、バレエをこよなく愛し、名門ジュリアード音楽院への進学を夢見ている。しかし、大事なオーディションの最中に最愛の母を交通事故で亡くしてしまう。自分のせいで母を失ったと思い込んだ彼女は夢をあきらめ、幼い頃に別れたミュージシャンの父ロイ(テリー・キニー  "Devil In A Blue Dress" "Fly Away Home" )の住むシカゴで、新たな生活を始めるが・・・・・。

生徒のほとんどが黒人という高校、慣れない環境で、初めて声をかけてくれたシェニールをケリー・ワシントン( filmography )、シェニールの弟で、ダンスのうまいデレクをショーン・パトリック・トーマス( "BARBERSHOP" )、デレクの幼なじみでギャングの親友マラカイをフレドロ・スター(← サントラに曲も収録  "CLOCKERS" "Sunset Park" )、デレクの元カノのニッキーをビアンカ・ローソン( "Breakin' All The Rules" )、シェニールの息子の父親ケニーをガーランド・ウィット( "The Hurricane" "JOE and MAX" )、よくしゃべるデレクの友人スヌーキーをヴィンス・グリーン。バレエの振り付けはランディー・ダンカン、ヒップホップの振り付けはファティマ( "DREAMGIRLS" や、多くのアーティストの振り付けを担当。自らダンサーとして Music Video にも出演)と、超一流 ーーー。
互いに惹かれあい、母の死を引きずるサラを "HIP HOP" の世界へと導き、“ダンス” を通じて本来の自分を取り戻させていくデレク。「白人」との恋を周囲から非難されても、サラを支え続けたデレク。次第に心を開いて距離を縮めていく、サラと父との関係。サラ × シェニール、デレク × マラカイ、シェニール × ケニー・・・等身大の青春ドラマ。

J・スタイルズは脚本も書けるし “目で物言う” 繊細な演技が秀逸ですが、外見はいかにもその辺にいそうな感じが、より親近感を与えます。サラに黒人文化の「言葉づかい」や「ファッション」などを教えるシェニール役のK・ワシントン。本作で日本のスクリーン・デビューしたんですが、この人絶対 “売れる!” と思いました(当)。ストーリー自体は目新しくないけれど、何度も観てます(笑)。音楽もファッションも楽しめるし、クラブでのダンス・シーンがいかにも楽しそうでイイ。ーーー “夢” はあきらめたときが “終わり” だから、持ち続けなくちゃね。

>> 関連作品 "Save The Last Dance 2"
一応 “その後のサラ” を描いていますが、役者も違うし「続編」というより「別物」と考えるべき。コロンバス・ショートや Ne-Yo(← "STOMP THE YARD" で共演)が出演、音楽がマーカス・ミラーというのは実に魅力的だったんですが・・・(苦笑)

>>  Hip Hop - filmography

 

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"YOU GOT SERVED"(2004)

2008-10-13 02:06:53 | Dance

 ユー・ガット・サーブド

cast >> Omarion (B2K) , Marques Houston, Jennifer Freeman, J-Boog (B2K) , Lil' Fizz (B2K) , Raz B (B2K) , Christopher Jones, Steve Harvey, Meagan Good, Malcolm David Kelley, Lil' Kim ...
writer / director >>Chris Stokes(95min)《劇場未公開》
soundtrack>>


《自分を “リスペクト” する生き方をしたい ーーー。》
生活の一部となっているストリート・ダンスに明け暮れる若者たちが、トラブルに巻き込まれながらも全てを賭けて熾烈なダンス・バトルを繰り広げる青春・ダンス・ムービー。監督は本作で劇場映画デビューのクリス・ストークス( "Somebody Help Me" )。振付は "STOMP THE YARD" のデイヴ・スコット。


ロサンゼルス、ダウンタウンの倉庫街 ーーー。互いに無二の親友と認め合っているストリート・ダンサーのデビッド(オマリオン[B2K])とエルジン(マーカス・ヒューストン ← オマリオンの兄   "Fat Albert" )。彼らのチームはダンス・バトルでの連勝を誇り、他のチームからも注目される存在だった。しかしある日、麻薬取引のトラブルに巻き込まれ、チームは決裂。そして、それぞれ別のチームとして POP, LOCK, BREAK ... 持てる技のすべてを駆使して「50,000ドル」の “賞金” と、何よりも “プライド” を賭けてコンテストでの対決に挑む・・・・・。

若者たちのために倉庫を開放し、父親的存在のラッドをスティーブ・ハーヴェイ( "The Fighting Temptations" "Johnson Family Vacation" )、ダンス仲間のリコをJ・ブーグ[B2K]、ヴィックをラズ・B[B2K]、ラシャーンをリル・フィズ[B2K]、エルジンの妹のリヤをジェニファー・フリーマン( "Johnson Family Vacation" ← S・ハーヴェイと共演)、リヤの親友ビューティフルをミーガン・グッド( filmography )、ウェイドをクリストファー・ジョーンズ( "Big Momma's House 2" )、リル・セイントをマルコム・デヴィッド・ケリー( "Antwone Fisher" ← 子供時代のアントワン  "LOST")、麻薬取引のボス、エメラルドをマイケル・“ベア”・タリフェロ( "RIDE OR DIE" ← M・グッドと共演 )、ダンサーの一人としてコロンバス・ショート( "STOMP THE YARD" )も出演。

オープニングから迫力のダンス・シーンが目白押しで、斬新な振付やカット割りも絶妙! ダンス・ムーヴィーとして充分魅せられますし、ファッションを含めてサブ・カルチャーの視点でも楽しめます。【 “音楽” × “ダンス” が大好き + “team” × “仲間” に弱い】あたくし(笑)。ごくシンプルながら "DRUMLINE" "STOMP THE YARD" はもちろん、"Glory Road""COACH CARTER" "REMEMBER THE TITANS" など、仲間と一緒に困難を乗り越えて何かを “やり遂げる” ストーリーはイイです。・・・まだまだ頑張らなきゃ!と "inspire" させられます。「銃」でカンタンに誰かを殺しても何の解決にもなりゃしないんだから、ダンスやラップ( "8 Mile" )やスポーツにのめり込んで “バトル” する方がずっとイイ!!!

B2K feat. Fabolous - Badaboom ( Official Music Video in HD )
“ジャクソン5” や “ニュー・エディション” と比べるのはいかがなものかと思うけど(苦笑)、いわゆるキッズ・グループの「現代版」ですね。

 
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"Saturday Night Fever"(1977)

2008-02-05 01:45:30 | Dance

 サタデー・ナイト・フィーバー

cast >>  John Travolta, Karen Gorney, Barry Miller, Joseph Cali, Julie Bovasso ...
producer>> Robert Stigwood
director >>John Badham(119min)
music>> Bee Gees
soundtrack>>


襟の大きなシャツにフレア・スラックス・・・白いスーツ姿で右手を高く突き上げた、このスチールはあまりにも有名。
その時代の音楽とファッションを色濃く反映させたのみならず、ディスコ・ダンスを若者の "文化" へと押し上げ "社会現象" にまでさせた、ポップ・カル チャー・シンボルの金字塔 ーーー。
それまでアンダーグラウンドで "SEX" や "ドラッグ" の温床としてタブー視されていた "ディスコ" を初めて描写した作品でもある。

昼間はブルックリンのペンキ屋で働くトニー(ジョン・トラヴォルタ  filmography )は、変わりばえのない毎日にうんざりしている。しかし土曜の夜だけはセクシーにキメて、ディスコで "フィーバーする" ことが、彼にとっての生きる快感なのだ。ある夜ディスコ・キング気取りのトニーの前に、 洗練された雰囲気と抜群のダンス・テクニックを併せ持つ年上の女性ステファニー(カレン・ゴーニイ)が現れ、やがて彼は自分の生き方を考え直すようになっ ていく・・・・・。
誰も「唄わない」が、全編で音楽がシーンと切り離せない重要な役割を果たしているという意味では「ミュージカル」とも言えるし、「SEX」「ドラッグ」「人種差別」という社会問題も取りあげている。

初めてこの作品を観たのは 11 か 12 のときで(笑)"ディスコ" という、観てはいけないオトナの世界を覗き観てしまったようで、ものすごくドキドキした!(興奮)ーーー と同時に、すでに洋楽ばかり聴いていたにも関わらず、ビー・ジーズのサウンドにヤラれて、お年玉を握りしめてサントラ(2枚組LP)を買いに行きました(もちろん、今でも大切に持っています・笑)。

そして、あのトラヴォルタの歴史に残るダンス・シーン "YOU SHOULD BE DANCING / Bee Gees" は、時代は変われど色褪せずカッコイイ。まさに「時代」を映した名シーン!

Medley - Saturday Night Fever  

"STAYIN' ALIVE / Bee Gees"(オープニングクレジット)~ "DISCO INFERNO / The Tramps" ~ "YOU SHOULD BE DANCING / Bee Gees" ~ "MORE THAN A WOMAN / Bee Gees"

この後、"FAME" "Flashdance" "Footloose"・・・へとダンス・ムービーが拡がりをみせたのは、この作品があったからこそ。まさしく「原点」(後に続いた名作については、また後ほど)。ちなみに "FLAWLESS" を観た方は、若き日のバリー・ミラー(← "FAME" にも出演)もお楽しみいただけます。ちなみに “フィーバーする” という言葉は、ディスコで踊り、熱狂することを指す「和製英語」。これを観ずして、ダンス・ムービーを語るべからず・・・の一本です。

ただいまジョージ・クルーニー出演 HONDA "ODYSSEY" のCMで "Stayin' Alive" が流れる度に「耳」&「目」が釘付けになってしまいます(笑)。余計なナレーションは一切なく、音楽と視覚のみのセンスがいい!( '08.11. 2)

関連作品 >>  "Staying Alive"  本作の続編。監督はシルベスター・スタローン。

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