トップガン
cast >> Tom Cruise, Kelly McGillis, Val Kilmer, Anthony Edwards, Tom Skerritt, Michael Ironside, John Stockwell, Barry Tubb, Rick Rossovich, Tim Robbins, James Tolkan, Meg Ryan, Adrian Pasdar, Clarence Gilyard, Whip Hubley ...
producer >>Don Simpson, Jerry Bruckheimer
director >>Tony Scott（110min）
soundtrack >>
《選び抜かれたジェット・ファイター達の青春！
これはＦ－１４の映画ではなく、Ｆ－１４を飛ばしている男達の映画だ》（← LDの帯より）
衰退する空中戦（ドッグファイト）技術を復活させ、世界最高のパイロットを養成するためのエリート学校、別名 “トップガン” と、そこで競うＦ－１４トムキャット戦闘機の超エリート訓練生たちの姿を描いた青春ドラマ ーーー。監督はトニー・スコット（ filmography ）。アカデミー賞【主題歌賞 "Take My Breath Away" （「愛は吐息のように」by ベルリン）】受賞。1986年のアメリカ映画 No.１ヒット作。
カリフォルニア州ミラマー海軍航空基地 ーーー。そこにＦ－１４トムキャットを操る世界最高のパイロットたちを養成する訓練学校、通称 “トップガン” がある。若きパイロットのマーヴェリック（トム・クルーズ "Jerry Maguire" "COLLATERAL" "the Color of Money" ）と、Ｒ１０と呼ばれるレーダー索敵員のグース（アンソニー・エドワーズ "DOENTOWN" "The Client" "Fast Times At Ridgemont High" "ZODIAC" "ER" シリーズ）は “トップガン” 入りを果たし、「自信」と「野望」を膨らませる。日々繰り返される厳しい訓練も、マーヴェリックはグースとの絶妙なコンビネーションで次々と課題をクリアしていく。しかしライバルで、ベスト・オブ・ベストの自信をのぞかせる、氷のように冷静なアイスマン（ヴァル・キルマー "DEJA VU" ← 監督と組む "KISS KISS, BANG BANG" ）は、彼の型破りで自分勝手な操縦を無謀（仲間を顧みない「一匹狼」）だと非難する。一方で、マーヴェリックは新任の女性教官チャーリー（ケリー・マクギリス "The Accused" "The Babe" ）に心を奪われていく。しかしある日、訓練中の不幸な事故で、マーヴェリックは責任を感じ、自信を失ってしまうのだが・・・・・。
教官の “ヴァイパー” ことマドカフ中佐をトム・スケリット（ "M★A★S★H" "A River Runs Through It" ）、ジェスターをマイケル・アイアンサンド（ "Total Recall" "V" シリーズ ）、アイスマンの相棒スライダーをリック・ロソヴィッチ（ "Streets Of Fire" ）、グースの妻キャロルをメグ・ライアン（ "Against The Ropes" "THE DOORS" ← Ｖ・キルマーと共演）、訓練生仲間のマーリンをティム・ロビンス（ "The Shawshank Redemption" "Catch A Fire" ）。
この作品、学生の頃、今は無き『東宝日劇』の２階席で観て、デジタル・サラウンドの音響をフルに活かしたＦ－１４や、滑走路と併走する KAWASAKI "Ninja（GPZ900R）" の爆音にシビれまくりました（カッコイイ！）。当時、遂に手に入れたオーディオでＬＤを再生したときの感動（← VHSとは比較にならない画質と、音の良さ！）が忘れられず、コレだけはＤＶＤを買い直さず、今でも途中で「ひっくり返して」観ています（笑）。
大ヒットしたサントラの曲の数々は、それぞれのシーンと見事に「シンクロ」。観たことがなくても、"Danger Zone"（「デンジャー・ゾーン」by ケニー・ロギンス）など、どこかで聴いたことがあるでしょう。Ｔ・クルーズをスーパースターに押し上げた一本ですが、個人的にはＶ・キルマーがよかった（← 特に「ビーチ・バレー」のシーン・笑）。大きな「挫折」を乗り越えて迎える、男たちのラスト・シーンは実に “爽快” ＆ “粋” 。観る度に、あの頃の自分を想い出す、青春の一本です（懐）。
