目撃
cast >> Clint Eastwood, Gene Hackman, Ed Harris, Laura Linney, Scott Glenn, Dennis Haysbert, Judy Davis, E.G. Marshall, Melora Hardin, Richard Jenkins, Kenneth Welsh, Penny Johnson, Mark Margolis, Elaine Kagan, Alison Eastwood ...
producer / director >> Clint Eastwood（121min）
music >>Lennie Niehaus
soundtrack >>
【absolute】… 絶対的な、完全無欠の、独裁的な
本作で “主演40作品” となったクリント・イーストウッド（ filmography ）製作・監督・主演で、デイヴィッド・バルダッチのベストセラー小説『目撃』の緊張感を余すことなく映画化。大統領の犯罪を目撃した男が、暗殺者に命を狙われながらも "真実" を明かそうと孤独な闘いに挑むサスペンス ーーー。
世界的に名の知れた "盗み" のプロであるルーサー（Ｃ・イーストウッド）は、ある夜バージニアの高級住宅街にある大統領後援者のサリバン（E・Ｇ・マーシャル '98年没 "TORA! TORA! TORA!" "SupermanⅡ" ← Ｇ・ハックマンと共演）の邸宅に忍び込んだ。すると旅行中で不在のはずのサリバン夫人が、大統領（ジーン・ハックマン "Unforgiven" ← 監督と組み【アカデミー助演男優賞】受賞 filmography ）と一緒に帰宅。思いがけず、国家を揺るがす大事件の一部始終を目撃してしまう。そして自身の命だけでなく、愛する娘ケイト（ローラ・リニー "Mystic River" ← 監督と共演 "Primal Fear" ）に危機が迫ったとき、ルーサーは逃げるのを止め強大な敵を相手に闘う決意をするのだが・・・・・。
事件の担当捜査官セスをエド・ハリス（ filmography ）、大統領警護官をスコット・グレン（ filmography ）とデニス・ヘイスバート（ "Goodbye Bafama" "Queen" "Waiting To Exhale" "24" ）、大統領補佐官をジュディ・デイヴィス（ "A Passage To India" "Marie Antoinette" ）、セスの部下をペニー・ジョンソン（← 同じ画面には登場しないものの "24" での夫、パーマー大統領役Ｄ・ヘイスバートと本作で既に共演 "TINA" ）が演じており、本作も文字通り "役者が揃った" 作品。
ちなみに、本作でのイーストウッドは "大泥棒" 役。《 泥棒 →『ルパン三世』→ ルパンの声 → 山田康雄さん（大好きでした♪）→ イーストウッドの声 》と連想してしまうのは、私だけでしょうか？（笑）
シリアスで緊迫した中にも “皮肉たっぷり” のユーモアや、家族愛を織り込むイーストウッドのセンスは、さすが（秀逸）。彼の作品は、観る度に新たな “仕掛け” に気付かされたりして、うれしくなります（笑）。音楽は、いつものようにＬ・ニーハウス。"JAZZ" が流れるシーンもあります。
