ギャングスターズ 明日へのタッチダウン
cast >> Dwayne "The Rock" Johnson, Xzibit, L.Scott Caldwell, Leon Rippy, Kevin Dunn, Jade Yorker, Brandon Smith, Jurnee Smollett, Michael J. Pagan, David V. Thomas, Setu Taase, Mo, Omari Hardwick, Dan Martin, Michael Jace, Brett Cullen, Mary Mara, Anna Maria Horsford, Garrett M. Brown ...
director >>Phil Joanou（125min）《劇場未公開》
music >> Trevor Rabin
soundtrack >>
【gridiron】…（焼き網のようにラインを引いた）アメフト競技場
少年院で暮らす若者は、全米で12万人以上。しかも出所後その「75％」が再び犯罪を犯すか、ストリートで命を落としている。そんな現状をなんとか改善したいと、少年院の子供たちへ教育の一環としてアメリカン・フットボールをコーチし、厳しい練習を通して様々なことを学ばせようと奮闘する教官の姿を描いた実録スポーツ・ドラマ ーーー。監督は、フィル・ジョアノー（ "U2: Rattle And Hum" ）。
少年院からの出所後も再犯を犯すか、命を落とす者が多いアメリカの少年犯罪 ーーー。その現状を憂う少年院の教官ショーン・ポーター（ドウェイン・“ザ・ロック”・ジョンソン "The Mummy Returns" "The Scorpion King" ）。なんとかして彼らを絶望的な状況から救い出すためには、何か “打ち込める” ものが必要だと考えたショーンは、同僚のマルコム（イグジビット "XXX2: The Next Level" ）と共に「更生プログラム」としてアメリカン・フットボールを教えようと奔走する。チーム名は “MUSTANGS（マスタング）”。アメフトを通して“責任感”や “規律” などを身につけさせることが狙いだが、はじめは互いにいがみあい酷いありさま。しかし、少年たちは次第に強靱な肉体・心・精神力を身につけ、何より互いを “尊重する” ことを学んでいく・・・・・。
ウィリー・ウェザースをジェイド・ヨーカー（ "Bomb The System" ）、いとこのロジャーをマイケル・Ｊ・ペイガン（ filmography ）、ウィリーと敵対するケルヴィンをデヴィッド・トーマス、レオンをモー（ "The Deadliest lesson" ）、ジュニアをセツ・ターセ、給水係のバグをブランドン・スミス（ "Powder" ）、いつも息子ショーンを信じて見守る母ボビーをＬ・スコット・コードウェル（ "The Fugitive" "LOST" ）、ウィリーの恋人ダニエルをジャーニー・スモレット（ filmography ）。
「教官 × 少年たち」「少年 × 少年」「母 × 息子」の関係・・・それぞれ違う家庭環境を持つ彼らが “気付き”、少しずつ “築き” 上げていく “信頼関係” がイイ（感涙）。実在のコーチとチームの面々のその後は、エンド・クレジットで。映像と共に、彼ら自身が “MUSTANGS” について語ります。
アメフトやバスケをモチーフにした "Based on a True Story" は少なくないけれど、同じルールで戦うスポーツでも描かれるストーリーはそれぞれ違って、奥が深い。共通しているのは【すばらしい指導者のもと、皆が同じ目的に向かって “心をひとつにやり遂げる” こと】ーーー。その経験こそが、何にも代え難い “人生の宝もの” でしょう（羨）。ちなみにこのパッケージ・デザイン、印象悪いわぁ（苦笑）。
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