ダーティハリー
cast >> Clint Eastwood, Harry Guardino, Andrew Robinson, Reni Santoni, John Vernon, John Larch, John Mitchum, Albert Popwell, Josef Sommer, Mae Mercer, Lyn Edgington ...
producer / director >>Don Siegel(102min)
music >>Lalo Schifrin
soundtrack >>
サンフランシスコ市警を脅迫する "さそり" と名乗る冷酷非情な殺人鬼と、一匹狼の敏腕刑事の "正義" を貫く執念を描いた、ドン・シーゲル( "Escape From Alcatraz" "The Beguiled" )× クリント・イーストウッドの代表作にして刑事アクションの傑作 ーーー。音楽はラロ・シフリン(←『ダーティハリー』シリーズ全ての音楽を担当)。
サンフランシスコ ーーー ビルの屋上のプールで泳ぐ女性が狙撃され、その後、犯人からの脅迫状が市警に届いた。「10万ドルの要求に応じなければ、毎日市民を殺し続ける。次に狙うのは、牧師か黒人だ」とあり、"蠍座のオトコ" とサインされてあった。捜査にあたるのは、いつも汚い仕事を任されることから "ダーティハリー" と呼ばれている殺人課のハリー・キャラハン刑事(C・イーストウッド filmography )。予告通り、次々と無差別殺人を繰り返す "さそり" に、ハリーと相棒のチコ(レニ・ダントーニ "COBRA" )は、上司のブレスラー(ハリー・ガーディノ "The Enforcer" )や市長(ジョン・ヴァーノン "I'm Gonna Git You Sucka!" "Brannigan" )の意向を無視して、犯人の "正体" に迫るが・・・・・。
署長をジョン・ラーチ( "Play Misty For Me" ← イーストウッドと共演)、銀行強盗をアルバート・ポップウェル(『ダーティハリー』シリーズ2・3・4にも出演)、ディ・ジョージオをジョン・ミッチャム(← ロバート・ミッチャムの弟 『ダーティハリー』シリーズ2・3にも出演)。
1970年代に "刑事映画ブーム" を巻き起こし、リアルな事件に当時のサンフランシスコ市民を震え上がらせ、その後のアクション映画に多大な影響を与えた本作。この作品がなければ、お馴染みの『リーサル・ウェポン』や『ダイ・ハード』などのシリーズも生まれなかったかもしれないほど。『ダーティハリー』といえば、C・イーストウッドの "代名詞" ーーー。イカした台詞で、銃はお決まりのデカい "S&W M29" という本来は狩猟用の銃を愛用し、装填される弾丸は "44マグナム弾(直径11.2㎜)"。でも最近の若い人は、もう知らないのかも(苦笑)。昔はよくTVで放映されていましたが、最近はあまり放映されず、すごく観たくなってDVDを入手したところ、特典に「メイキング」「ドキュメンタリー」「インタビュー集」が約66分も収録されており、コレがお宝映像♪(笑) L・シフリンの音楽もグッとくるしね。
《 Go ahead. Make my day! 》
>> 関連作品 "Magnum Force(ダーティハリー2)"(1973)
"The Enforcer(ダーティハリー3)"(1976)
"Sudden Impact(ダーティハリー4)"(1983)
"The Dead Pool(ダーティハリー5)"(1988)