フライト
cast >> Denzel Washington, Don Cheadle, Kelly Reilly, John Goodman, Bruce Greenwood, Melissa Leo, Brian Geraghty, Tamara Tunie, Nadine Velazquez, James Badge Dale, Garcelle Beauvais, Peter Gerety, Tom Nowicki, Justin Martin ...
director, producer >> Robert Zemeckis（138min）
"心の弱さ" を抱えた男の "内なる葛藤" を演じ４度めのアカデミー賞【主演男優賞】にノミネートされたデンゼル・ワシントン（← "GLORY" で【助演男優賞】・"TRAINING DAY" で【主演男優賞】受賞）× 久々の実写作品を手がけたロバート・ゼメキス（ "FORREST GUMP" "BACK TO THE FUTURE" シリーズ "REAL STEEL" ← 製作総指揮）がサスペンスフルに描いたヒューマン・ドラマ ーーー。
とあるホテルの一室 ーーー 間もなくフライトを控えているというのに、女と酒をあおりドラッグを吸い込むウィップ・ウィトカー（Ｄ・ワシントン filmography ）。
彼が乗り込んだのは、フロリダ州オーランド発アトランタ行きの旅客機 227便 ーーー。
離陸直後、的確な判断と手動での操縦テクニックで悪天候を回避した機長のウィトカーだったが、その直後突然制御不能に陥った旅客機は急降下を始める。管制塔とのやりとりも虚しく急降下は止まらず、もはや墜落は避けられない危機的な状況下、ウィトカーは驚異的な "背面飛行" で急降下の速度を殺し機体を不時着させるも、直後に意識を失う・・・。
病室で目を覚ましたウィトカーはＴＶニュースで事故の様子を目にし、奇跡的な緊急着陸の成功で犠牲者を最小限にとどめ多くの人命を救ったことを知る。奇跡の着陸はマスコミに賞賛され、ウィトカーは一夜にして国民的ヒーローに。
ところが、彼の血中から高濃度のアルコールが検出されたことで事態は急変 ーーー。
"飲酒" が表沙汰になればパイロット生命を絶たれるどころか、過失致死罪で終身刑の可能性も。ウィトカーは 227便に同乗していたクルーに "口裏合わせ" を依頼しようとするが・・・・・。
"飲酒" の隠蔽に動き出す弁護士ラングをドン・チードル（← "Devil In A Blue Dress" でデンゼルと共演 filmography ）、ブっ飛んだ悪友のハーリンをジョン・グッドマン（← "FALLEN" でデンゼルと共演 filmography ）、チャーリーをブルース・グリーンウッド（← "DEJA VU" でデンゼルと共演 "RULES OF ENGAGEMENT" ）、ニコールをケリー・ライリー（ "ABOVE SUSPICION"＜TV＞シリーズ）、副操縦士のエヴァンスをブライアン・ジェラティ（ "THE HURT LOCKER" ）、ベテラン客室乗務員のマーガレットをタマラ・チュニー（ "LAW& ORDER: SPECIAL VICTIMS UNIT"＜TV＞シリーズ "WALL STREET" ）、同じく乗務員のカトリーナをナディーン・ヴェラスケス（← 冒頭、過剰なサービス・シーンにちょいイラっ！・苦笑 "BIKER BOYZ" ）、ウィトカーの元妻ディアナをガーセル・ボーヴァイス（ "BAD COMPANY" "DOUBLE TAKE" ）など。
実はデンゼル演じる機長のウィトカーがもっともっと社会的に追い詰められて、法廷でも不利な証言が飛び出し窮地に追い込まれる・・・という展開を期待していたので、そういう意味では少し肩すかしをくらった感あり。
"心の弱さ" を抱えた男の "内なる葛藤"・・・という視点であればノミネートされたのもわかりますが、せっかくのＤ・チードルがあまり活かされていないのが、個人的にとても残念・・・。
来日したデンゼルが "ビストロ SMAP" に出演した影響もあってか？、国内映画ランキング初登場第１位だったようですね。
>> Drama - filmography（ドラマ 映画作品一覧）（A-L）
