FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<アウトドアレッスン日誌>城ケ崎合宿2014 ⑤

2014-02-07 13:04:37 | クライミングレッスン報告
宿に帰って、7時に朝食。

 ↓お腹すいた~!準備準備♪


ここ「大重丸」の食事は古き良き日本の朝ご飯。
とてもおいしいアジの干物を食べさせてくれる。
が、魚を食べ慣れないていない現代の子どもたちは、アジの干物と悪戦苦闘・・・だった
挙句の果てに、身がほとんどついたままお皿に取り残される始末で、私が骨まで食べてしまうのをびっくりして見ていたものだ
そんな子どもたちも、毎年ここへ通うにつれてきれいに残さず食べられるようになってきた


そういう日常の些細なことが出来るようになったら、それをなるべく褒めるように努めている。
食事、生活、日常の全てのことが自分の上達したいことの肥やしになって行く。
そのことを理解してくれると嬉しいのだが


朝ごはんのあとは係の指示に従って荷造り
荷物はクライミングから帰って来るまで宿の一室にまとめて置かせてもらうようお願いしてある。
みんなが準備をしている間に、日帰り参加のタイゴも無事到着

全員揃い、準備も出来たところで2日目のクライミングに出発
エリアも昨日と同じなので、昨日覚えた道を自分たちの力で行く。
中学生たちは小さい子どもたちの面倒を見てあげるなど、後輩たちへの目配りが出来るようになって来ていた

エリアに着いたら、私はトップロープを張りに出かけ、子どもたちはボルダリング。
リーダー役のチームメンバーもそれなりに考えたようで、2日目は昨日より少し難しい課題が設定出来る場所に後輩たちを案内している様子だ。
コーヘイも今日は昨年登れていない12aをやるつもりなので、ボルダリング組にまわる。


子どもたちの要望で昨日と同じラインにトップロープを張り、準備完了
2日目の子どもたちも、今日初めてのタイゴとコーキも、それぞれに出来る限りのトライをして成果を出していた
「今日は体が動かない~」とのんちゃん。
寝不足が原因かな?と言うと、「あ、そっか」と納得していた



クライミングの合間の楽しみも、子どもたちは休みなく活動
昨日の反省会で「先ずクライミングありき」で!ということを確認したためか、今日はみんなバランス良くクライミングとその他の活動を行っていた

 ↓次のトライへ向けてのエネルギーチャージ?


今日のお昼ご飯は宿が用意してくれたお弁当
とてもおいしかったですよ~
今年もお世話になりました

午後3時半に終了。いったん宿へ帰り、荷物をピックアップして解散。
急ぐ人は宿が車で駅まで送ってくださった。
あとの人達は歩いて駅まで
駅まで結構あるよ、大丈夫?と言うと、「岩場まで歩けたんだから、駅までなんてへっちゃらだよ」と元気良く答えるリューセイ。
子どもたちは自然の中の体験を繰り返すにつれ、少しずつ逞しくなって来ているんだね

いろいろな面でみんなの成長や課題が見えた今回の合宿だった。
忙しい中子どもたちを連れて来てくださり、さらにずっとビレイやボルダリングのスポットなど、子どもたちのサポートをしてくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございました