FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2014-02-19 13:31:30 | クライミングレッスン報告
2月7日(金)
メンバー:カツラ(小4)、リューセイ(小4)、ユキちゃん(小5)

ユイちゃんがボルダリングの大会である「ノースフェイスカップ2014」の本戦に進出し、明日が本番のため今日はお休み
小学生3人のレッスンとなった

ボルダーエリアで基本の動きを練習しつつアップ。
ボルダリングも少し時間をとる。
カツラが5級を1本、リューセイが6級を1本レッドポイント

ユキちゃんは近頃ルートにスイッチが入ってきている。
今日はタワーの黒■11cとツナミの赤↑12cの2本をレッスンで頑張りたい、と言う。
いつもならボルダーに大張りきりなのに、今日は自由なトライ時間も長ものでアップしたりしていた。

ルートエリアに移動。
カツラとリューセイの2人は今ほぼ同じレベルだ

カツラはトップロープで10bを全て登るのが目下の目標。
今日は2本トライして1勝1敗だった

リューセイはトップロープでの10bオールクリアがあと1本
まだ体の小さいリューセイは、今まで足自由でOKにして来たが、もうそろそろ5年生なので手足限定も練習し始めている。
今日は「ラスト1本は手足でチャレンジするぞ~」と頑張り、
一反木綿の赤?を手足で完登

リードでも手足で挑戦し、100度の青■を完登した

ユキちゃんはタワーの黒■を実に良いトライで完登
少し前にレッスンでトライしたことがあるのだが、当時は一手一手が遠いこのルートを、デッドポイントで動いて行くことが出来ずに敗退
でも今日は飛びつきながら一手一手を止め、最後まで集中のエンジンを切らずに実に良いクライミングをした
ずっとしつこく取り組んでいるツナミの赤↑12cが良い鍛錬になっているのかもしれないね

続いての赤↑のトライ。
かなり長いことトライを続けているが、まだトップアウト(最後までテンションしながらでも抜け切ること)が出来ていない
黒■で結構疲れているようだったので、今日はテンションしながらでも良いから、なるべくトップアウトを目指そうと声を掛ける。

自分の今の力より上のルートにトライを開始し、レッドポイントを目指すようになって来たら、ルートの全体像を把握しておくことは大事な作業だ。
今まで「とても悪い」と思っていたセクションも、ルート全体の中で捉えると、その位置づけもまた異なって来る。
部分と全体。
このバランスを見ながら詰めていくのは、どの分野にも通じる共通の作業だろう。


幸い今日は空いている。
なので、今日は今までは諦めて降りていた上部2面を、怖かったら何でもありで取り敢えずクリップをした上でムーブを起こし、コマ切れながらもつないでみた。
奮闘の末、一応「ナンチャッテ~」ではあるがトップアウト出来て、出来ないムーブはないことが判明
あとは頑張ってどうつなげていくかという問題点を詰めれば良い、ということだね